寺田町、板橋文夫、瀬尾高志 九州ツアー終了!
歌唄い寺田町さんと板橋文夫さんとの九州ツアー終了ー!この3人で14年やってるけれど九州でやるのは初めて。新たな出会いも沢山あり、連日濃いライブがやれた。トリオの音楽に更なる境地を見出せたと思う。
ツアー後半は、久留米ルーレット、熊本ラフカディオホール、鹿児島イパネマの三ヶ所。
久留米ルーレット。ここの音は俺にとってはとても親しみがありやり易い。お店の方々のライブに対する姿勢音楽に集中出来るのがとても有難い。アンコールの声がかかり、再び演奏する直前に、コントラバスのG線(1番細い線)がブツッと切れた。連日の激しい演奏と梅雨の湿気にダメージが蓄積していたようだ。板橋さんの代表曲、寺田町さんが作詞したグッドバイは弦3本で弾いた。限定されてるからこそベースの音に集中したような気もする。ハプニングはチャンスなのだ。
翌日、熊本ラフカディオ•ホール。ここの近くに小泉八雲ことラフカディオ•ハーンが住んでいたらしい。老舗の中華料理屋である【紅蘭亭】が作ったコンサートスペースだ。スタインウェイの素晴らしいピアノがあり、板橋文夫さんの音が重厚でめちゃくちゃ気持ち良かった!紅蘭亭3代目でアルトサックス奏者の葉山耕司さんもゲスト参加して、素晴らしいプレイをしてくれた。この空間の色々な可能性を感じた。響きも適度で良い感じだし、雰囲気も空間配置も如何様にも出来そうだ。また是非ライブをやらせて頂きたいと思った。
最終日は鹿児島イパネマ。千秋楽に相応しい盛り上がりで、椅子を持って踊る方(?!)もいて、ダブルアンコール時は久しぶりの会場練り歩き、気付いたらカウンターの上で歌い弾いていた。イパネママスターもおでんの入れ物をリズミックに打ち(いい音だった!!)、グルーヴは増加していく!!ライブは舞台だけで無く、会場みんなで作るもの。寺さん、板さんとのライブでは、このことを実感する事が良くある。理屈云々じゃない、奇跡みたいな時間になる。音楽だけでなく、人と人との関係だったり、あ!!これって面白い!!って思い突き進むベクトルが爆発的に加速して、特別な時が生まれる。
寺田町、板橋文夫、瀬尾高志。初の九州ツアーは実り多い素晴らしいものでした。協力してくれた皆さん、来てくれた皆さん、有難うございました!!
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