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(書類準備②)アポスティーユ?公証とは?私文書?公文書?なにそれ!?

アンニョン!韓国正規留学生のBolaです🌸

今回は入学書類提出にあたりよく耳にする
アポスティーユと公証についての記事を書きたいと思います!


①用語整理

公文書・私文書

✅公文書
・国公立大・高・中小学校発行の書類
・地方自治体発行の書類(戸籍謄本、離婚証明書 etc…)

✅私文書
・私立大・高・中小学校発行の書類
・専門学校発行の書類
・翻訳本(戸籍謄本を翻訳したものなど)
・コピーした書類 etc…

公証(機関:公証役場)

私文書を公文書化して
「個人で発行されてるけど正式な書類だよ」
と証明する行為

アポスティーユ(機関:外務省)

外務省が公文書に「日本の正式な書類」だよと証明してくれるものです。

つまりこれらを図で表すと、、、

こんな感じなるかなと思います!

公文書は直接、外務省に送付したら
アポスティーユによる証明をもらえます。

しかし私文書の場合
外務省に直接送っても
アポスティーユによる証明が不可能です
なぜなら公文書にのみ
アポスティーユによる証明が可能だからです。

「じゃあ私文書はどうするの?」

そういう時に公証役場にいき
私文書公文書化してもらいます!

その過程を得ることで
私文書が公文書となり
外務省は『日本の正式な書類だよ』
つまりアポスティーユによる証明を得ることができます!

いわゆる私立の学校より発行された書類、
自分で翻訳したもの、
コピーしたものは、
正式的な機関で発行されていないため
正確性がないんですよね。

なので外務省の前に公証役場で
チェックする感じなんです!


②募集要項の書類の提出形態を確認しよう!

学校によって
公証を提出したり
アポスティーユによる認証を受けた書類を提出
など形態がバラバラなんです。

なので複数の学校を受験する際は
ちゃんと区別する必要があります!

とある大学の募集要項を参考に見ていきましょう!

例1)公証を得た書類(公正証書)を提出

6番、戸籍謄本
7番、両親が離婚・死亡した場合、それを証明する書類

戸籍謄本を英文訳したものの公正証書(공증본)
離婚証明書や死亡証明書を英文訳したものの公正証書(공증본)を提出
アポスティーユは不要

つまり公証役場に行けばいいだけということになりますね!


例2)アポスティーユによる認証を得た書類を提出①

17番、高校の卒業証書

こちらはアポスティーユによる認証が求められています
しかし卒業証書のコピーということで
私文書扱いになってしまいます。

つまり公証役場(公証)→外務省(アポスティーユ)
という形を取らないといけません。


例3)アポスティーユによる認証を得た書類を提出②

高校の卒業証明書
(必ずアポスティーユ認証された翻訳公証原本を提出しなければいけない)

この場合大きく分けて3つに分かれると思います

国公立の高校が発行した英文の卒業証明書
私立の高校が発行した英文の卒業証明書
③国公立・私立の高校が発行した日本語の卒業証明書を自ら翻訳した書類

①の場合、直接外務省に送付
アポスティーユによる認証を受けることができます。

②、③の場合、
公証役場(公証)→外務省(アポスティーユ)
の手順を踏む必要があります。
※二つとも私文書扱い


この時点で既に頭がパンクしそうですよね、、、
しかも学校ごとでどこまで求められるかが変わってくるので
複数受験となると本当にこんがらがります。

ですので一度表にまとめたりして
自分なりにわかりやすく
整理する必要がありますね!

私はエクセルで表にまとめたりしていましたが
それが難しかったら手書きでもなんでもいいので
一度まとめてみてください!

次回は実際に公証役場で公正証書を受けとったり、
外務省に書類を届け
アポスティーユ認証をもらうやり方について
更新しますね^_−☆




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