【決着】プログラミングは時間の無駄・意味ない?必要ない?【今後の将来性】
※プログラミングスクール系のアフィリエイトリンクなし
※ライターさんに発注して書いてもらった記事です
※優秀で努力家な方が書いた記事です
※誰か一人でも為になればと思い残しておきます
※2020年の内容なので古いです
最近プログラミングが話題だけど、本当に学ぶ意味ってあるの?
プログラミングはAIによって自動化されてしまうと聞いたことがあるんだけど…。
プログラミングを学ぶとして、わざわざ高額なスクールに通う必要性はあるのだろうか…。
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最近では「副業」や「リモートワーク」、「フリーランス」という言葉を聞く機会が増えてきましたね。
プログラミングを学んで、個人のスキルを高めようと考えている人も多いのではないでしょうか。
たしかにITの進化に並行して、エンジニアの需要はこれから増え続け、労働環境(給与や時間)も良くなっていくでしょう。
しかし結論からいうと、プログラミングは「誰もが身につけるべき必須の知識」ではありません!
向き不向きもありますし、高額スクールでお金を無駄にした人や勉強そのものが無駄だった人すらいます。
この記事では、これからの時代、本当にプログラミングは必要なのか、どんなメリット・デメリットがあるのかをわかりやすく解説していきます!
さらに深掘りして、今流行りのプログラミングスクールの実態についても解説していきます。
記事を読み終えるころには、
自分にはプログラミングが本当に必要なのかどうか
スクールを利用するべきなのかどうか
理解できるようになっているでしょう。
この記事を書いている僕は、フリーランスエンジニアとして仕事をしています!ちなみに某国立教育大学に在学中のド文系大学生です。理系じゃなくてもエンジニアにはなれますよ!
1.プログラミングの勉強が無駄になってしまった人たちの体験談
ネットには、「プログラミングで人生が変わりました!」「エンジニアになって年収が1.5倍も上がりました!」といった言葉が多く見られます。
夢を叶えた人もいるのは事実ですが、その裏には失敗を経験している人も大勢いることを忘れてはいけません。
夢を追うな!とは言いませんが、「自分に適正があるのか?」は広告などのキツい訴求につられず、少し立ち止まって考える必要があります。
1-1.プログラミングスクールの誇大広告がひどい
1-2.目標が見つからなくて挫折した
1-3.苦労してプログラマーになっても苦労が多くて退職することに
「フリーランスエンジニアになって海外バカンスしながら仕事をしよう!」
「最短○ヶ月でエンジニアに就職!」
プログラミング初学者はこの甘い言葉でに騙されてはいけません!
数ヶ月で転職できた人は他の何倍も努力してます。
最低でも数年会社で経験を積まないとフリーランスにはなれません(なれてもすぐに詰みます。)
これは事実です。
悪質なスクールに騙されないためにも、無料体験にちゃんと参加しましょう。
他には、エンジニアが集まる勉強会に積極的に参加して、アドバイスをもらうことが大切です。
また、エンジニアという職業はプログラミング初心者が想像しているよりも、地味な作業が多いんですよね。
納期手前になると残業が必須になり、給料をあげるには業務時間以外にも勉強をしないといけません。
エンジニアとして転職を考えている人は、「本当に今の職を手放していいのか?」ということを見つめ直すことも大切です。
ネットのインフルエンサーたちの発言に煽られるのちょっと待った。今の時間を削ってまでプログラミングを勉強する価値があるのか、見極めていこう。
2.今話題の「プログラミング」は本当に学ぶ必要があるのか?
結論からいうと、プログラミングの勉強は必須ではない。
でも学ばないデメリットがあるのも事実、です。
もちろんプログラミングには向き・不向きがあります。
また、動画編集やWEBデザインなど、個人のスキルを手に入れる選択肢は他にもありますね。
しかし、これからの時代、プログラミングの知識があるだけで得をすることは増えてきます。
「プログラミングの知識 = エンジニア」 という固定観念は捨てましょう。
プログラミングを学ばないデメリット
エンジニア職以外でもプログラミングの知識が必要な機会が増えている
副業時代の波に乗り遅れる
ITの仕組みを知らないと情弱になり騙されてしまう
2-1.エンジニア職以外でもプログラミングの知識が必要な機会が増えている
最近では、ITに関わる職業以外(マーケターやデザイナー等)にもプログラミングの知識が必要となってきています。
様々なWebサービスや技術が生まれ、プログラミングを学ぶことはビジネスにおいて大きなアドバンテージになっているのです。
経営者として活躍されている元サッカー日本代表の本田圭佑選手も、プログラミングの重要性に気づき、わざわざスクールに通い学ぶほど。
さらに、アップル創業者のスティーブ・ジョブスはこのような発言をしています。
もはや「プログラミングを学ぶ = エンジニアになる」という考えは古いのかもしれません。
僕も今フリーランスエンジニアとして活動していますが、社会人になったらエンジニアにはなりません。しかしプログラミングの学習で身につけた論理的思考力は、他の職業でも活かせることを実感しています!
2-2.副業時代の波に乗り遅れる
2019年は副業元年といわれていましたね。
しかしながら「副業したいな〜。でも何すればいいかわからない…。」と、思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、株や投資はリスクを伴うし、アフィリエイトはオワコンと言われています。
そんな中で、今度はプログラミングが「副業」の手段として使われるようになりました。
プログラミングはまだ発展途上で、週1~2日といった副業向けの案件も増えてきています。
しかし、どの副業でも収入を得られるようになるまでには、一定の学習時間がかかるもの。
いかに時代の波に乗って早く勉強を始めるかが鍵になります。
僕も一応学生生活と両立してエンジニアとして案件を獲得しています。
最初の勉強期間は大変でしたが、リターンが大きいのでプログラミングはオススメです!
2-3.ITの仕組みを知らないと情弱になり騙されてしまう
情弱とは「情報弱者」のことで、ITやwebの知識を持たない人のことです。
近年、プログラミングスクール含め、低クオリティの教材やサービスを高額で販売する企業や人間が増えてきました。
SNSやネットで、「何ヶ月で〇〇万円稼げるようになりました!」みたいなことを言っている人の多くは情報商材屋です。
粗悪な情報商材に関する法律もありますが、残念ながら今の増加傾向が止まることはないでしょう…。
しかし、プログラミングを学ぶことで少しでもITについて知見を深めることができれば、騙されることもなくなるでしょう。
「ITは疎いから…」「パソコン苦手だし…」という理由で、プログラミングの勉強を避けているのであれば情弱なまま。
手段はなんでもいいと思います。選択肢の一つとしてプログラミングを検討してみてはいかがでしょうか。
3.エンジニアの平均年収と将来性は?
エンジニアとして転職成功の可能性が比較的高い20代では、337万〜450万と一般的な水準ですが、30代から一気に上がる傾向があります。
20代のころから実務経験があり、30代からフリーランスとして独立した場合は年収1000万を超えることは珍しくありません。
他業種との比較
1位:システムアナリスト 1,100万円
2位:不動産営業 988万円
3位:金融営業 916万円
4位:設備設計 880万円
5位:コンサルタント業 851万円
6位:システムエンジニア 821万円 ←ここ
7位:用地仕込み 802万円
8位:不動産事業企画 797万円
9位:弁理士 775万円
10位:営業・企画営業 769万円
比較的他の業種と比べると、エンジニアの年収は高い傾向にあります。
しかし、エンジニアは他の職業よりも納期が厳しく残業が多いため、残業代を含めた計算になっているかもしれません。
とはいえ、エンジニアの市場価値は年々高まってきているので、平均年収が今よりも下がることはないでしょう。
4.プログラミングには数学力が必要?それとも暗記力?
結論から言うと、数学力はあればいい。
でもなくても可能、暗記力は不要。という感じです。
もちろん僕も周りでも、理系の人や数学が得意な人はプログラミングを勉強しても成長は¥が速い印象があります。
しかし、数学が得意でなくてもプログラミング学習は可能です!
プログラミング学習に必要なのは「調べる能力」、いわゆる「ググり力」です。
今ではネットを見れば、エラーに対する解決策や実装例、見本となるコードが溢れています。
論理的に推測できる数学力や暗記力がなくても、この「調べる能力」があれば基本なんでも乗り越えられます。
だから「文系だから…」「暗記苦手だから…」といってプログラミングを避けるのはもったいないんです!
カンニングや許されている、と言っても過言ではありません。
受験勉強の方がよっぽど難しいですよ。
僕もど文系大学生ですが、「調べる能力」だけでフリーランスエンジニアとして仕事をすることができています。
暗記力や数学力は必要ありません!
5.未経験者にとってプログラミングスクールが無駄である理由は?
「プログラミングスクールに通えば卒業と同時にエンジニアとして就職できる!」
「最速でフリーランスエンジニアとして稼げるようになる!」
「優良企業への転職実績は業界No.1!」
とプログラミングスクールは唄っていますが、現役のエンジニアたちは信じていません。
プログラミングスクールが無駄である理由は、4つあります。
そもそも入社後に研修がある企業が多い
プログラミングスクールを卒業しても『未経験者』扱いは変わらない
アフィリエイターが詐欺まがいの記事を書いている
就職斡旋先がブラック企業が多い
5-1.そもそも入社後に研修がある企業が多い
SE(システムエンジニア)は入社後にしっかりとした研修がある企業があります。
未経験から入社し、実務に入るまでに会社独自のカリキュラムが用意されていることが多いです。
また、わからない箇所は先輩社員に質問することができます。
何十万円かけてスクールに通うよりも、給料をもらいながらプログラミングを学べる方がいいに決まっていますよね。
余った時間は他の資格の勉強をしたり、家族サービスなど有意義に時間を使うことができるのが大きなメリットです。
もちろんプログラミングの勉強をしてもいいでしょう。
注意
全ての企業が入社後研修があるわけではありません。
特にWeb系企業は技術の変化が早いため、どこの企業も即戦力(実務経験者)を採用する傾向があります。
僕が以前インターンとして参加していたWeb系企業も未経験者の正社員採用はしていませんでした。
5-2.プログラミングスクールを卒業しても『未経験者』扱いは変わらない
いくらスクールでオリジナルアプリを作ったり、チーム開発の経験があったとしても、企業から見たら同じ未経験者です。
エンジニアを募集している企業の人たちは、みなさんが思っているよりもプログラミングスクールを信じていません。
結局は「どんな学びをして、どんな技術を手に入れたか」が重要で、「スクール卒業」という肩書きは何一つとして面接官に響きません。
それなら職業訓練学校に通ったり、エンジニアが集まる勉強会に参加したりして、質問できる環境に身を置く方が効率的です。
ちなみに・・・
「〇〇のプログラミングスクールを卒業しました!」と面接でいう人最近多いみたいです。
でも、実はこれ逆効果なことが多いということを知っていましたか?
面接官は、スクールに通っている人よりも、独学で成長している人の方を評価する傾向があります。
入社してから成長するのは間違いなく後者ですからね。
実際に僕も面接で「スクール?独学?」と必ず聞かれます。
僕も未経験の時は勉強会に参加して先輩エンジニアの方たちに質問をしていました。
最近では初学者のための勉強会も増えてきているので怖がらずに参加してみるといいと思います!
5-3.就職斡旋先がブラック企業が多い
多くのプログラミングスクールは企業との繋がりがあり、卒業生の就職斡旋しています。
しかし、紹介される企業はブラックな環境で残業が多いです。
中には、コードを書かせてもらえずに雑務ばかりさせられる所もあります。
ホワイト企業もあるみたいですが、人気が高く、「ただスクールを卒業した」というだけでは採用してもらえません。
その場合は、前職での活躍や勉強への意識などが評価されるみたいです。
そもそも、いい企業はスクールと提携しなくても優秀な人材が集まりますよね(笑)
もしスクールに通うとしても、スクールの就職支援は受けずに自分で企業で足を運び、面接を受けることをオススメします!
5-4.アフィリエイターが詐欺まがいの記事を書いている
プログラミングスクールが契約しているのは企業だけではありません。
裏で広告として、アフィリエイター(ブロガー)と契約を結んでいることも多いんです。
中にはプログラミングが全くわからない人にレビュー記事を書かせているケースも。
スクールに関する記事で悪い評判って少ないとは思いませんか?
実は以下のような仕組みになっているのです。
ありもしない詐欺まがいの記事が拡散される→記事内の広告からスクールへ入会→記事の作者が1~2万円/人の報酬を得る
ネットの意見よりも、勉強会などに参加し、現役で働いているエンジニアの方たちに質問することをオススメします。
たぶん「スクールはやめとけ」と言われると思うわ笑
6.それでもプログラミングスクールを利用するメリットは?
「全てのプログラミングスクールが悪」というわけではありません。
スクールにも通うメリットはもちろんあります。
オリジナルアプリの制作につまずかなくて済む
現役エンジニアの話を直接聞くことができる
無料のプログラミングスクールも存在する
6-1.オリジナルアプリの制作につまずかなくて済む
プログラミングスクールの最大のメリットは質問対応です。
オリジナルアプリを作成していると、「教材通りにコードを書いているはずなのにエラーが…」という状況によく陥ります。
そんな時にメンターがいれば、何日も悩まずに済みますよね。
また目の前でエンジニアのエラー解決の調べ方も見ることができ、参考になるはずです。
しかし、オンラインの受講形式だと「なかなか質問が返ってこない」などの評判をよく見るね。。。
ぼくも大昔にウェブデザイン系のオンライスクール受けたけど、講師によってマチマチってのを感じた。
事前によく確認しておきたいね。
6-2.現役エンジニアの話を直接聞くことができる
プログラミングスクールには現役のエンジニアが副業としてメンターをしている所が多いです。
技術に関する質問も大事ですが、実際の現場がどんな新入社員を求めているかなど、現場ベースの話をできる方が大きなメリットです。
しかし、残念ながらスクールの卒業生をバイトとして雇っているスクールもあります。
もちろん実務経験なんてあるはずがないので、最低限の技術レベルの質問しかできません。
そのため、希望のスクールのメンターがどんな経歴を持っているか調べることが大切です!
また実務経験のないメンターに教わるくらいなら、メンタなどのサービスを使う方が何万円も使わずに済みます。
さらにメンターだけでなくスクールの運営者も確認しましょう。
エンジニア経験が全くない人が運営しているスクールはお金儲けに走るので、サービスと値段が釣り合わないことが多いです。
というか、そもそも勉強会などに参加できる環境があれば、現役エンジニアに無料で質問できるよね。
基本的に勉強会に参加しているエンジニアさんは意欲が高いし、良い人がおおいのでたいてい答えてくれるよ。
6-3.無料のプログラミングスクールも存在する
プログラミングスクールってどこも高額な印象がありませんか?
実は、無料のスクールも存在するんです!
例えば0円スクールが有名で、入会から卒業まで一切お金がかからない上、メンターもカリキュラムも準備されています。
しかし、このような無料スクールは就職斡旋でお金を儲けているパターンがほとんど。
そのため、無料のプログラミングスクールは「自分がプログラミングに向いているか」ということを、確かめるために参加することをオススメします。
退会しようとすると罰金があったり、怒られたりすることはないので、一度参加してみるといいですよ!
何十万円かけて時間もお金も無駄にするよりも、無料のスクールに通うほうが圧倒的にリスクは下がります。
もちろんスクールとしての質は下がりますが…。
でも高額スクールのカリキュラムも実際大したことはないので、気にする必要はありません。
無料スクールはあくまでもきっかけとして利用することだね。間違っても強引にオススメされた企業には行かないように。
まとめ:プログラミングは学んでおいて損はないし、スクールなしでも就職は可能です
結論からいうと、ほとんどのプログラミングスクールは無駄です。
返金保証も応じてくれないスクールもあるくらいで、炎上している所もよく見かけます。
間違った情報がネット上では横行しているため、自分の足で勉強会などに参加し、話を聞くようにしましょう。
さらに、今はエンジニアが圧倒的に不足しているため、未経験者でも採用をしたいという企業は多くあります。
わざわざスクールで何十万円をかけてプログラミングを学ばなくても、入社後に研修として給料をもらいながら学ぶことも可能なんです。
無料スクールで最低限の知識をつけて、研修制度のある企業に就職すれば、「実質0円」でエンジニアになれる可能性だってあるんです!
また、プログラミングを学ぶからといって、必ずしもエンジニアになる必要はありません。
これから様々な職業がITやWebサービスを活用するようになり、エンジニア以外の人がプログラミングの知識を活かせる時代がきます。
もはや、「もう来ている」といっても過言ではありません。
情報弱者から卒業するだけではなく、プログラミングを学んで自分の市場価値を高めていきましょう!
有料noteで稼ぐのは楽かもしれませんが、それに味を占めるのは違うと思う。心から感動してくださってサポートまでしてくださるのって、本当に嬉しい。額がいくらであってもその気持を大切にします。