大学辞めたったw会社辞めてきたったw の末路
そもそも本気の人間は、大学や会社という枠組みは頭からとうに消えており、あえて「辞めたったw」発言する余裕もない。形式上、勝手に辞めてた、が正しい場合が多い
退路を絶ってまで、本気になれる事、熱中できる事がある人なんて1%にも満たない。
どうもSEOくんです。
はるねるさんという元女子大生、元フリーランスはご存知でしょうか。
もう1年以上前ですかね、炎上したんですよね。
大学辞めました〜!フリーランスになります!って、宣言してね。
たった1ツイートなのに反響が沢山あったのを記憶しています。
で、イマはバイトしてるみたいです(あれま)
バズるコンテンツの特徴の話を交えて説明してみます。
「辞めました」コンテンツって、どうしても気になって見ちゃいません?
はてなブックマークでも、【退職エントリ】とカテゴライズされるような、お決まりにバズるコンテンツですし、
なにより、賛否両論(ほとんど否定)を巻き起こすのが「〜辞めました系」だと思っています。
SNSは歪んでいる。否定であっても、肯定であっても、言及してしまえば拡散していることに変わりはない
\(^o^)/大学辞めました!
って目の前で言われちゃ、ほうっておけない。
そして、世の中の95%の人間はまっとうに生きているわけなので、そりゃ我々としても真っ当さを証明したいがために、どうしても「口だし」したくなるんですよね(そしてそれは正しい)
いや大学辞めるまえに、両立するなり、やれることないか考えなよ!
ってね。これは100%正論
でもね、それって実は、お節介マンも気づかぬ罠で、
「口出し」することで、彼女彼らが地獄に向かうスピードに拍車をかけるんですよね。
どういうことかというと、
インターネットは歪な空間ですから、マイナスな話題で盛り上がっても、数値だけ見るとプラスに見えちゃうわけです。
具体的には、ネガティブな感情でRTしても1RTゲッツ!に変わりありません。
それが錯覚させるんですよ。
もしかして!私って注目されてる!
ってね。
95%の正しいツッコミと5%の声のでかい異端児による悪しきインプレッション増
そして、5%の声のデカイ「謎インフルエンサー」例えばイケハヤ尊師なんかが、さらに盛り上げるんですよね。
おっw すばらしいですね〜w
今風ですね〜w
これがホント厄介なんですよ。無責任すぎて!
とはいえ、イケハヤ尊師のせいにするわけにはいきません。
道を選んだのは紛れもなく「自分」なのです。
無邪気な若き女性がどうなろうと、知ったこっちゃない
こう考えると冷酷ですよね。
SNSで稼ごう!w
個人で稼ごう!w
スマフォで稼ごう!w
フリーランスのほうが力がつく!w
これからはインフルエンサーの時代だ!w
って言っておきながらね。
1年経って、ようやく答え合わせ。
大卒欲しいなぁ、学びたいなぁと思うこともたまーにありますが、当時の私の精神状況と体力じゃ到底通いきれなかったので、致し方ないと思っています。
強いて言えば休学でも良かったね。と今なら生意気な口調でアドバイスできるくらい冷静にはなりました。笑
元大学辞める女子大生のその後
う〜ん。ちょっとさすがに可哀想だなあと思いました。
とは言っても、はるねるさんは、まだまだ若いし、素直で自分の否を認める強い人間であると思うので、少なくとも、まだまだやり直しはきくと思うわけです。
(これも無責任な発言ではあるけど...)
恐ろしいのは、会社に入って数年経ったアラサー(25~30)からの転落
ぼーっと生きてきて、なんとなくSNSを見ていて、今の会社嫌だから〜と言って、甘い言葉に誘われ、魔界に入っちゃう養分は少なくはない。
マンガ「カイジ」や「ウシジマくん」に出てくる、
必死に勉強したわけでもなく、懸命に働いたわけでもない...何も築かず、何も耐えず、何も乗り越えず..ただダラダラと過ごし...
みたいな、時に身を任せちゃった思考停止人間が一番取り返しつかないんですよ。
一方で、若ければ若いほど、「なにくそ!」ってがんばれますし、なんやかんやお節介マンが色々と助言してくれるんですよね。優しい世界。
はるねるさんも、当時は「アンチは無視!」みたいなスタンスでしたが、あまりに多方面から言われ、そして1年経って「やさしい大人の助言」であること気づいた。
これを身を持って体験できたのは、かなり貴重ですし経験値としては濃いものであったことは間違いないんです。
盛大にしくじってますが、この失敗はまだ取り返しがつくと思うんですね。
しかし!
会社で数年間、文字通りロボットのように働かされ、家に返っても非生産的で周りに流され、ローンも重なり、25歳越えて、人的資産も少ない、、、みたいな人間が、
「突然の会社辞めたったw(これからは個人の時代w)」
これこそ、一番取り返しがつかないと思うわけですよ。
なんの戦略性もない。
個人で生きるということは、
人の数倍努力しないといけないし、
人の数倍は物事について考えないといけないし、
時には不安で眠れない日だってあるもんです。
そんな修羅の道に、
人生は冒険や!w
みたいな軽いノリで参入しちゃうと、すぐにライフゼロ。
裸で戦場に出向くみたいなもの。死んじゃいますって。
会社を辞めてフリーで活動するなら、それなりのノウハウや人的資産や、2〜3年は凌げる資金(これでも心もとないレベル)がないときついです。
だから、ぼくは安易に大学や会社を辞めることを推奨しません。
仮にボク自身が独立して上手くいってたとしても、
「辞めたいなら辞めたほうが良いかもねw」なんてのは言えませんね。
そんなのケースバイケースすぎますし、生存バイアスがかかった発言になること必須なので。
じゃあどうすれば良いかって、
やっぱり今の会社でユーザーに認められる価値を作ったり、会社に寄生しつつも、自分で1円でも多く稼ぐ経験をしたり、転職を考えたり、
やれることは沢山やって、やりつくして、それでもダメだったときの最終切り札くらいにしておいた方が良いと思うんですよね。
Googleで検索した時に
どういう情報に巡りあえればよいか、
SNSでたまたま流れてきたときに、
どういう情報であれば、
その人の世界線を変えれるのか
ぱぱっと書くつもりのコラムが、ながくなってしまいました。
もう数年くらいずっとこのテーマを考えています。
「たまたま触れた情報が、良くも悪くも人の運命を変える」
なぜ、こんなことを考えているかと言うと、
ボクは本当に運の良い人間だったんですよ。人にも情報にも恵まれて。
だからこそ、環境のせいで不遇に終わったり、情報リテラシーがないばかりに「遠回りしちゃう不器用な人間」をなんとかしてあげたいと思うわけです。
僭越ではありますが、「変な道にすすむなら、こっちいった方が良いかもよ」って助言するくらいなら、簡単にできるじゃないですか。
それで誰かが救われるなら、自分の存在価値はそこにあったんだなと思えます。
まあ、これも承認欲求がどうのこうの言われちゃおしまいですが、ポジティブな影響を与えるならば、やらないより、やるに越したことはないと。
(でないと2年強もTwitterなんてやってませんw)
たまたま流れてきた情報が、ボクの拙い情報であっても、それによって少しでも救われる人がいるなら、やっぱりボクは嬉しく思うし、
その手段としてのSEOやSNSに少なからず長けているなら、もっとドラスティックに頑張っても良いのではないかと、最近、考えるようになりました。
マルチにいざなわれることなく、情報商材に手をつけることなく、
安易に「〜辞めたったw」ってなることもなく、
冷静に「自分で稼ぐ力を身につける」
そんな情報を届けてあげるための活動を、
これからもボクは頑張りたいな。
有料noteで稼ぐのは楽かもしれませんが、それに味を占めるのは違うと思う。心から感動してくださってサポートまでしてくださるのって、本当に嬉しい。額がいくらであってもその気持を大切にします。