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【Vol.19】「SEO」を導入すべき段階 #SEOJapanNewsletter

※この記事は、12/12 12:30に配信したメールマガジンのバックナンバーです。

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「SEO」を導入すべき段階

こんにちは、アイオイクス株式会社Webコンサルティング事業部の石戸です。

アイオイクスでは、主にSEO(検索エンジン最適化)のコンサルティングサービスを提供しております。

仕事柄、幅広い業種のお客様からお問い合わせをいただくのですが、サイトによって行うべきSEOの施策は異なってくると感じます。

そこで、今回は「SEOを導入すべき段階」というテーマで、サイトの段階に応じたSEOの施策をわかりやすく解説していきます。

結論から言うと、「どの段階でもSEOはできるものの、大きなサイトほどSEOのが必要な可能性は高い」となります。

「自社サイトのSEOはまず何をすべきなのだろう」「いつSEOコンサルティングを頼むべきなのか」とお悩みの方の参考になれば幸いです。

01.SEOの3つの軸

まず、SEOの3つの軸について解説します。

・コンテンツ:検索意図を満たす質の高いコンテンツの作成
・テクニカル:SEOに準拠したサイトの設計
・外部評価の獲得:外部リンク・サイテーションの獲得

上のように、SEOには3つの軸があります。

SEOといえば、コンテンツのイメージが強いですが、Googleがサイトの中身を理解しやすいような設計や、「信頼できるサイトである」という外部からの評価獲得も重要です。

サイトの段階によって、「何に注力すべきか」は変わってきます。

以下では、段階に応じて行うべきSEOを解説していきます。

02.サイトの段階と行うべきSEO

サイトには、大きく分けて3つの段階があります。

1.立ち上げ初期
2.成長期
3.成熟期

02-01.立ち上げ初期

・サイトを立ち上げる前
・サイトを立ち上げた直後

のサイトは、立ち上げ初期にあたります。

サイト内のコンテンツが少ないため、サイトに訪れたユーザーが得られる情報量が少ない状態です。

素直に言ってしまうと、この段階では、SEOだけですぐに流入を増やすことは難しいです。

なぜなら、情報量が少ないサイトは、Googleの検索エンジンに評価されにくいため。

立ち上げ初期は、最低限のSEOの設計をチェックし、あとはコンテンツを拡充することにリソースを注ぐのがおすすめです。

この段階のSEOは、「流入を伸ばす」というよりも、「流入を伸ばすための土台づくり」が主な役割となります。

逆にいえば、初期段階で設計に致命的なミスがあると、後々になって修正に多額の費用がかかりますので、注意が必要です(特にツアーサイト・ECサイト)。

【立ち上げ初期に必要なSEO】
・サイトの設計チェック
・コンテンツの制作体制の構築 など

02-02.成長期

コンテンツが順調に追加され、サイト内の情報が少しずつ増えてくる段階が成長期にあたります。

サイトのコンセプトがはっきりしていれば、流入も伸びてくる頃合いかと思います。

ただ、この段階では、いろんなジャンルのコンテンツが点在していて、うまくまとめきれていない状態である可能性が高いです。

そこで、サイトの成長期においては、まとめページ・カテゴリーを整理し、性質の近いコンテンツ同士をリンクで繋げる施策が必要になります。

例えば、旅行系のメディアサイトであれば、以下のように整理します。

・日本→北海道・東京・大阪
・アメリカ→ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコ
・イギリス→イングランド・スコットランド・ウェールズ
(国→主要エリアのイメージ)

感覚的に理解できるものの、サイトの構造がそうなっていないケースは意外と多いです。

また、コンテンツの重複が発生しやすい時期でもあるので、「似たようなコンテンツはないか」「ひとつにまとめることはできないか」も考慮します。

【成長期に必要なSEO】
・引き続きコンテンツの拡充
・カテゴリーを整理し、性質の近いコンテンツをリンクで繋ぐ
・似たようなコンテンツをひとつにまとめる など

02-03.成熟期

サイトの情報量がかなり増え、ユーザーのニーズをかなり網羅した状態が成熟期にあたります。

経験から言うと、成熟期に至ったサイトでは、コンテンツを追加しても伸びが悪いか、むしろ落ちてしまうといったケースが多いです。

なぜなら、新規コンテンツが獲得する流入よりも、既存コンテンツが失う流入数の方が多いため。
(新規流入数≦失う流入数)

成熟期においては、サイトの情報量を増やすことよりも、サイト内の情報設計を見直して整理することが必要です。

サイト内の情報設計を見直して整理することで、訪問したユーザーやGoogleにページの関連性をわかりやすく伝えられるようになり、評価が上がります。

特に長年運用されているツアーサイト・ECサイトのような、いわゆるデータベース型のサイトは、確実に設計を見直した方が良いです。具体的には、ページ数が数十万から数百万のサイトです。

ページ数が多すぎると、Googleのクローラーが効率よく回れなくなってしまうので、クローラーの制御も必要になってくることがあります。
(俗にいうクロールバジェットの制御)

ポジショントークっぽくなってしまいますが、成熟期に至った大規模なサイトは、一度SEO的な観点からのチェックをおすすめします。

【成熟期に必要なSEO】
・サイトの情報設計の確認
・GoogleBot(クローラー)の制御
・不要なページの統合,削除 など

まとめ:サイトの段階に応じた適切なSEOを行いましょう

立ち上げ初期・成長期・成熟期と、サイトの段あ階に応じたSEOについて解説しました。

SEOとは、情報設計の技術です。

もちろん、どの段階でもSEO観点でのチェックはできるのですが、サイト内の情報量が多いほど有効になります。

・立ち上げ初期では、ブレない軸を作るための設計のために
・成長したサイトでは、情報を適切に整理するために

このようなイメージでSEOを行うと、わかりやすいのではないかと思います。

もし、「自社のサイトでは、どのようなSEOを行うべきなのだろうか」とお悩みの際は、ぜひアイオイクス(SEO Japan)にご相談ください。

弊社では、全員がSEOの知見を持っていますので、前向きなお話ができるかと思います。ぜひお問い合わせいただければ幸いです。

お問い合わせはこちらから: https://www.seojapan.com/

SEOJapan編集部(中の人)より

3年ほど、スマホはiPhone SEを使っていたのですが、スペックに限界を感じ、最近iPhone 11に乗り換えました。

SEは4インチだったのに対し、11は6.1インチ。
急にサイズが大きくなるので敬遠していたのですが、思い切って変えてみたら、5分で違和感はなくなりました。

また、ホームボタンが無くなったのも意外といい変化で、結果として乗り換えて正解でした。

新しいものはとりあえず買ってみるのが良いのかもしれません。

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