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7つのオンページSEOガイド - Weekly SEO(2020/5/18)
SEOおたく(@seootaku)です。
本業で大規模サイトのSEOを担当しながら、副業でSEOメディアの運営とSEOコンサルを行う人生なので、毎日のSEO情報のインプットは欠かしません。
今回は、「自分がインプットしている情報を、世の中に発信したら需要があるのか」の検証です。
3時間は溶かしたので、反響がなかったら終了です。感想とフィードバックをお待ちしております。
それでは参ります。
■SEOおたくの発信内容
・Weekly SEO:週一で最新のSEO情報を発信するnoteの無料マガジン
・YouTube:SEOに関する無料解説動画
・LANY ブログ:SEOに関する無料解説ブログ
・Twitter:毎日SEO情報をひたすら発信しています
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Weekly SEO(2020年5月18週)
今週あったSEOトピックや、参考になる情報を紹介します。
■SEOトピック
・6つのGoogleランキングファクター
・SEOでは1位ではなく2位を狙うべき? 強調スニペット関連アップデートの影響をデータで分析
・URL検査ツール(フェッチ)の上限は?
・7つのオンページSEOガイド
■5月5日のアプデ関連情報
・GSQI May 202 Core Update
・【アプデ恒例】マリア尊師のレポート
・SEO Japan 2020年5月のGoogleコアアップデートの第一印象と、注視すべきポイント
・2020 May Google Updateと、今後の個人ブロガーについての見解
■6つのGoogleランキングファクター
割と今っぽい6つのファクターでした。
・検索意図とコンテンツのマッチ度
・ページフォーマット
・ページスピード
・被リンクの多様性と権威性
・内部リンク構造
・E-A-T
▼ページフォーマット
強調スニペットとして、どんなフォーマットのコンテンツが表出しているかを見ましょう。
例えば、リスト型のコンテンツが表出しているなら、Googleはその検索クエリに対しては、リスト型が適していると判断しているわけです。
よって、自分のコンテンツにもリスト型を入れていく。ただそれだけです。
求められる情報の形で提供するのはホスピタリティですね。
▼被リンクの多様性と権威性
リンクは数より質です。
また、被リンク数 < 被ドメイン数が重要ですので、追いかける指標は間違えないようにしたいです。
基本的には下記のように考えて、リンクビルディングをするのが良いかと思います。
被ドメイン数 × リンク元のドメインパワー = ドメインパワー
▼E-A-T
・運営元ページを作成しましょう
・権威性のあるサイトから引用されたりしたら、そのソースを自社サイトにも含めましょう
・プライバシーポリシーページを作成しましょう
・お問い合わせページを設置しましょう
あなたが何者なのか、情報に透明性があるのか、コンタクトを取ろうと思えばコンタクトが取れるか。
この辺りが、E-A-Tシグナルでは重要とのことでした。
よく運営元へのリンクをnofollowにしてしまっている企業ドメインを見受けますが、もったいないです。
■SEOでは1位ではなく2位を狙うべき? 強調スニペット関連アップデートの影響をデータで分析(前編)
これは、興味深いデータでした。
「SEOでは1位ではなく2位を狙うべき」をデータで証明しています。
簡単にサマると、2020年1月のアップデートで「強調スニペットに表示されたURLはその検索結果の一覧には表示されないようにする」に変更されました。
それ以前は、強調スニペットに採用されたURLは、検索結果1ページ目(多くは最初の3~4件)で表示され、それに加えて上部にも強調スニペットで表示されるといった形だったため、検索結果で「二度おいしい」扱いを受けていました。
この変更が強調スニペットのURLにどんな影響を与えたでしょうか?
1月22日のポジションゼロ廃止直後の2週間には、CTRとその後のクリック数が劇的に減少した。
・平均CTR: 4.7% → 3.6%
・総クリック数: 1770 → 1390
結構落ちてますよね。
強調スニペットに頻出しているサイトオーナーは、この辺りの数字をウォッチしていく必要があるかもしれません。
とはいえ、狙って2位にするなんて無理なので難しいところなのですが...
■URL検査ツールの上限は?
旧サーチコンソールでは、Fetchの上限数が明記されていたのに対し、新サーチコンソールでは明記されていません。
ただし「1日あたりの上限が設定されている」ことはGoogleの公式ガイドラインに記載されていますね。
この記事のライターは、自分自身で何回フェッチ(URL登録リクエスト)が実行できるか試してみたそうです。
結果は、50回。
最近では、キャッシュの更新頻度(クロール頻度)も順位への影響が大きそうですので、フェッチをハックするのは悪くないかもしれません。
また、上級者向けになりますが、フェッチの上限はあくまで「プロパティごと」です。
つまり、サーチコンソールではプロパティが400個まで設定できるので、論理的には、日次で「400 × 50 = 20,000回」のフェッチができます。
ブラウザ自動化ツールなどを利用しないと物理的には厳しいですし、Googleからペナルティの制裁が下されるかもわからないのでちょっと試せてはいないです。
■7つのオンページSEOガイド
よくあるSEOガイドです。
①質の高いコンテンツを作る
②URL / タイトル / メタディスクリプションを最適化する
③Hタグを最適化する(見出し最適化)
④ビジュアル要素を使用する(画像 / 動画)
⑤内部リンク最適化
⑥アンカーテキスト最適化
⑦ページ表示速度を速める
基本的な内容ですね。
参考になりそうな箇所としては、「④ビジュアル要素を使用する」の箇所で説明されていた次のようなところでしょうか。
・TinyPNGとかを使って、画像を圧縮する
・PNGやJPEGなど、適切な画像フォーマットを利用する
・Altテキストをちゃんと入れる
・動画は自分のサイトで持たず、YouTubeなどを埋め込む(自分のサーバーで持つと、表示速度が重くなるので)
オンページSEOについては下記でも解説してますので、興味のある方はぜひ。
■May 2020 Googleアルゴリズムアップデート関連情報
アプデ関連の情報もいくつか出ていたので、まとめておきます。
■GSQI May 202 Core Update
今回のアプデについての見解が、もっともまとまっていた情報ソース。
下記あたりが大事だと書かれていました。
・UX改善
・著者の明示
・コンテンツ分割
・FV最適化
・情報の最新化
■【アプデ恒例】マリア尊師のレポート
An intensive analysis of the May 2020 Google Core Update by MHC
個人的見解とは違ったけど書かれていたことは下記
・検索意図の理解が進んだ
・専門性の高いサイトが上位表示された
・小規模でも権威性のあるサイトが上位表示された
・信頼性を何で図るかが再評価された
・不自然なリンクへの評価が消えた
マリア尊師のアプデ分析楽しみにしてたけど全く肌感覚と合わない。矢印太字は私の心の声です。 https://t.co/eBVcynZnw2 pic.twitter.com/CGEaHSFNFz
— SEOおたく (@seootaku) May 15, 2020
■SEO Japan 2020年5月のGoogleコアアップデートの第一印象と、注視すべきポイント
アップデートとは何かをきちんと理解したい人は一読しても良いかもしれません。
■Googleコアアルゴリズムのアップデート、何のために詳細を知りたいのか
アルゴリズムの分析をしても打ち手に繋がらないからナンセンスですって内容の記事。
順位下落した要因を突き止めて、何か施策を打とうと考えているなら確かにナンセンス。
■2020 May Google Updateと、今後の個人ブロガーについての見解
下記には激しく同意です。
今SEOで勝とうとする場合は、「主要キーワードを50回出現させる」みたいな努力よりも、ForbesやR25に出るみたいな努力のほうが、数倍効果があるわけですね。
まとめ
いくつかの面白い情報や使えるデータ、また多くの方によるアプデの解釈情報が流れていた週だったかと思います。
少しでも参考になると思ってもらえたら幸いです。
P.S.
3時間くらいかかりました。疲れました。
こういう情報が欲しいなどのフィードバックや感想をくれると泣いて喜びます。
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