owsleyを聞くと思い出す
当時は憑りつかれた様にヘビロテで
プレイリストを作る際は、必ず2~3曲は入れていたのに
最近では全く聞かなくなっていた
しかし不思議なもので
何気なしに口ずさんだメロディー
あれなんでこの曲…
Oh No The Radio / owsley
もう何年も聞いてなかったのに
なんで今なの
初めて聞いたのは1999年
モンスターヒッツだかメガヒッツだかの
コンピレーションアルバムに入っていた一曲
サブスクの時代にまったく見かけなくなったが
当時はこのようなイイトコドリのミーハー向けCDは氾濫していた。
ボクは今でこそ堂々とミーハーを公言できるが
若い時はこだわればこだわるほど
オシャレでカッコいいと勘違いしていたので
そのようなCDを買う連中をバカにしていた。
「アーチストの本質はアルバムを聴かないと理解できない!流行りのシングルだけを聞くような連中は音楽を好きとはいえない」とかなんとか
ROCKですねー
恥ずかしいの極地です。
そんなボクがなぜこのCDを買ったのか
まったく思い出せない
まー恥の多い人生を送ってきているので
これくらいのことは大したことでもないけど
ほとんど覚えてはいないが、
owsleyの他にBlondieのMariaも入っていたと思う。
それ以外の曲はまったく思い出せないので程度のCDのなかで
owsleyのOh No The Radioは何度も何度も聞く大切な一曲になった
うーーーーーん
何か違うなー
書きたい方向がズレてるなー
本来ならこんなミーハーCDの話なんかどーでもよくて
owsleyの話がしたかったんだよなー
日本ではあまり評価が上がらず
ネットでも情報が少ない天才シンガーソングライター
Oh No The Radioはそれなりにヒットしたとは思うが
今までowsleyのこと好き!っていう人と会ったことがない
たぶんいるとは思うけど
owsleyはボクが聞く音楽の中でもかなりストレートなロック!
当時は1970年代後半の初期パンからハードコアが中心で
ミディアムテンポ~バラードを歌うアーティストはほとんど聞いてなかった
(ドカジャカしてないとカッタルイと思ってたなー。本当に視野がせまい)
なのでowsleyを好きになるなんて考えられなかったけど
結構毎日聞いてたなー
スグにアルバムも買ってMDにダビングして通勤中に
ずっと聞いてた気がする
大阪・天王寺から京都・河原町まで長い道のりを
まー半分は寝てたけど
アメリカのストレートなロックだけど
あまり野暮ったくなく、スマートな感じ
ライブをゴリゴリというよりかは
宅録オタク系な感じ
軽快でPOPな曲もよかったなー
パワーポップというジャンルの定義はあまり分からないが
ほんとに捨て曲なし
ベン・フォールズと仲が良かったみたいだから
少し近いものを感じるなー
それから数年後にもう一枚アルバムを出し、
これも前作に劣らないほどの名曲がそろっていたが
日本では輸入盤しかなく、和訳やライナーが無く
owsleyの詳細が分からない。
そしてもう彼の新譜を聞くことが出来なくなってしまった。
何だか物足りない
好きなアーティストで早くに死んでしまって
もうその人の新譜を聞けないないってよくある話。
もちろんT-REXやNIRVENAの新譜を聞きたくないかと言われれば
そりゃー聞きたいとは思うけど
それでも結構それまでに出している作品で満足しているというか
強烈にカッコいい何曲かを何回も聞くことで納得している。
でもowsleyは違う。
もっと聞きたい。新しいowsleyを聞きたい。また楽しい時間を与えてくれる
そんな期待を抱かせてくれる
なぜそこまで思うのか分からない
でも今後も欲してしまうだろう。
冒頭でも書いたが先日ふっとowsleyの事が気になり
ネットで検索してみた。
目新しい情報は少ないが一つ気になる記述を見つけた。
owsleyはソロになる前にバンドをしていた。
でもすぐに解散してソロとして活動をしていたのだ。
そのバンド時代にアルバムを制作していたが
発売中止になったのだが、
実はアメリカでは発売されなかったが
日本では発売されていたのである!
そんなことある!アメリカのバンドが
アメリカで発売出来ずに日本でデビューするなんて
ならば探せば見つかるかもとアマゾンへ
すぐに発見!即購入!
あっけなかった…
owsleyが在籍していたバンド
セマンティックス
ソロよりも若々しいがowsley感が満載で
ボクにとっては新しいowsleyに出会えた。
久しぶりに心が躍った
そして再び
Oh No The Radioを聞いた。
京都のあの風景を思い出した
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