既読スルー

しばらくnoteを書いていなかった

正確に言うと書かなくても大丈夫だった

いくつかは下書き保存されているが、

どれも何が書きたいのか途中で分からなくなって

投げ出しているものばかり

誰も読まないって分かっていても公開は出来そうにない

立て続けに汚物を吐き出したので

ガスは清浄されたのかもしれない

ただ、無くなった訳ではないので

次第に溜まってきている

やはり現世は生きづらい

そして不愉快なやつも多い

ここ数日モヤモヤさせられているのが

既読スルークソヤLOWだ

まーそんなんはどこにでも落ちているようなことだから

ほっといて付き合わなければいいじゃん！

ってことなんだけど、

仕事が絡むとそうはいかない

しかも、始めの内はそんなことなかった

というか、マメに返信をしてきてた

「いやーやりやすいなー」って思ってたくらい

なのに、ある時から電話しても出ない

そして折り返しもない

LINEしても返信がない…

既読にはなっているのに

「あれ？忙しいのかな？？」

って再度連絡すると時間をおいて返信が

来ていたいたからそこまで気にしていなかったが

だんだん返信が来なくなり

完全に既読スルーで返信は無くなった…

ここまでくると

「あーオレ嫌われてるなー」って

心当たりはない！でも心当たりは無くもない

なぜなら、嫌われるのが得意だから

嫌われ上手、嫌われを纏いし者、嫌われの神様

息を吐くように嫌われてきたオレだから

気が付かないうちに嫌われていてもさほど驚かない

だから、いつものことだと思って連絡を取ることを止めていた

しかし、どうしても連絡を取らないといけなくなった

以前、依頼した案件でだ

別の人間に変えることもできるが、

そうなると費用も労力も大きくかかる

俺自身のことならそれでもいいが、

クライアントに負担がかかる

ここは割り切って連絡を取って

それでダメなら切り替えよう！と

我ながら大人な判断

電話する…

出ない

電話する…

出ない

アカン！もー無理！

やっぱ大人な対応しようと思ったのが間違いやった

うーーーーーー

でも、もう一回だけ…

プルプルプルプルプル…

「ハイ…」

え！出よった！出んのかい！出よるんかい！

「あーご無沙汰してます…実は仕事のご相談で…」

なんてそれなりに挨拶はするけど

こいつなんやねん！って湧き上がってきて

しかもこいつ何も無かったかのように

シレーとした態度取りよって

お前、以前既読スルーした件、蒸し返したろうか？

と思いつつも、そんなことしても何の得もないし

どうせ、既読スルーされるくらい嫌われてるのなら

今回の仕事も断ってくるやろーって

そしたら、

「やります！」ってよ！

何でだよ！何でやるんだよ！断れよ！

どういうつもりやー

訳が分からん

なんか複雑やなーって

でも、終わりよければ全て良しか…

この案件だけ淡々と終わってくれればいいか

そんな感じで依頼をして

１回２回は普通にやり取りしていたが

３回目に連絡したら返信がこない…

うわっ、嫌な予感…

しかも結構早いタイミングで既読してるのに

返信してけーへん

うそやろ…

とりあえず、１～２日待っても返信来ず

あかん！もー１回連絡…

…………………………………………………………

既読スルー

いい加減にせーよ！

これ仕事やろ！てかお前やるって言ったよな！

嫌なら断れや！

もともとそんなヤツならしょうがないけど

キッチリしっかり出来とったヤツが

急にそんなんになって

嫌なら嫌でいいけど

それならちゃんと断れよ！

どーいうつもりやねん！

こっちの情緒がおかしなるわー

再度連絡

もう既読にすらならない…

もーどうしたらええのやろ

ハッキリ言ってもうこの状況を打破したいと思うより

お前をむちゃくちゃ嫌な気分になることしてやりたいって

嫌悪が頭を駆け巡りだしたよ！

最悪や

とりあえずできるだけリアルなウンコの画像を

LINEで100回送信して

ブロックされたら

メールに黒板を爪で引っかく音声を添付して

1000通送りつけて

一分おきに無言電話を三日三晩かけ続けてやりたい…

通報されるんだろうなー

なんで俺が悪者なのかなー

そう言えば

小学生のころ図工の授業で

ガムテープを家から持っていかなくてはいけなくて

授業の終わりに先生が

「ガムテープ落ちてたけど誰のやー？」

あ！オレのや！って

先生のところに取りに行くと

S子も同時に自分のだと主張

えっマジで

うーーー？これオレのやんなー？アレ？

「イヤ、これ僕のです…」

「私のです」

「僕のです」

このＳ子、なかなかのクセモノ

今の時代あまり多くは語れないが

見た目も性格もかなり苦手

「私のって言ったら私のだから」

たぶん先生も面倒くさくなったんでしょうねー

「今日は一旦帰って本当に自分のか確認してきなさい」

はー？さっきまで使ってたんやから

家に帰ったところで何の解決もせーへんやろ

おーじょーしまっせ

半ば強引に帰らされて家でその話をしたら

おふくろは大激怒！

「取り返してこい！！！！！！」って

なんだかなー、こういうのやだなー

でも仕方がないので翌日先生の所に行き

自分のだと主張

でもＳ子も変わらず自分のだと

「もーそれならジャンケンだ！」

えーーーーー

せんせーーーーーー

ジャンケンって！バカなの？？

一晩たったら自然と解決するとでも思ってた？

結論ジャンケン？？？？

はーーでもこの人にはそれしか出てこないんだろうなー

しょうがない…

「ジャンケン、ポン」

あ！勝っちゃった…あらー良かった

とっととオレのガムテープ返せよ！

Ｓ子は渋々ガムテープをカバンから出した

え？なんでお前カバンに入れてるの？

持って帰ったの？

そして手渡されたガムテープの内側に

隙間が無いくらいびっしりと黒マジックで

Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子

Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子

Ｓ子Ｓ子Ｓ子Ｓ子…

キャーーーーーー

こわいこわいこわい

ホラーか？サイコか？

耳なし芳一でももう少し間隔空けるわー

せんせーこれヤバイやつ－

先生も苦笑いで

「これで解決な、ハハッ」笑

お前みたいな教師、ムカデ100万匹で死ねーーーー

それでそれを家に持って帰ったら

おふくろが

「気持ち悪い」

ってゴミ箱へドーーーーン

オレは初めて死にたいって思ったよー

あーもうオレの救いは

水曜日の19時30分のめぞん一刻の

管理人さんの笑顔しかないなー

あけみさんは子供心にドキドキするなー

なんて嫌な事を思い出して

あーオレもサイコ野郎になっちまうなー

ちゃんと冷静に話し合おう、既読スルー野郎と