Amoung Usにおける議論”構造"の基本
はじめに
本文はAmoung Usにおけるクルーメイト目線での議論の基本を、自分用の記録もかねて以下のポリシーでまとめたものです。
この記事はメモとして育てていく前提でちょっとずつ更新します。ツッコミ大歓迎です。
・進行論(宗教)の違いに左右されない、どんな状況でも抑えるべき一般論をまとめる
・議論の構造がわかるようにできるだけ体系的に記述する
初心者の方や議論に慣れてないの参考になれば幸いですが、逆に言うと中級者や議論が得意な方は当たり前に意識していることであって、真新しい戦術論などは登場しませんのであしからず。
Amoung Us議論の論理構造(作成中)
いろいろ考える前に議論の構造を整理します。
各要素を考える上での細かなテクニック(タスク考察や心理考察、リスポン位置考察)は考えないものとします。
この後はこの構造を踏まえて、「なぜこういう構造になるのか」「この構造で議論進めるための典型的な考え方」をまとめるつもり。
(考え中の図)
大前提
ヒューマンエラーや狂人が紛れている場合を除き、客観的な情報の真と真とは言えない(真と断定できないでしかなく、偽確定ではないことに注意)は以下の通りとなる
・確定白の提示している情報はでも真である
・3人以上が提示している同じ情報は真である
・2人が提示している同じ情報は真とは言えない
インポスター同士の嘘の可能性が残る
・1インポスタ―が確定の状況では2人提示で真
・本人しか提示していない情報は真とは言えない
・情報に真実が混じっていても、
例:赤「アドミンにいました」
青「アドミンにいました。そのとき赤を見ました」
黄「アドミンにいました。そのとき赤と青を見ました」
緑「アドミンにいました。そのとき青と黄を見ました」
→赤がアドミンにいた:真
青がアドミンにいた:真
黄がアドミンにいた:真とはいえない
→黄がアドミンにいた情報が2人分しかない
緑がアドミンにいた:真とはいえない
→緑がアドミンにいた情報が本人分しかない
犯人を特定する作業と確実に犯人ではない人を特定する作業は本質的に一緒である(犯人1人を特定する=生存者-1人のキルに関われない人を特定する)
2.インポスタ―を予想する方法について
①死体(=事実)から予想する
②盤面(=状況)から予測する
①-1.死体発見から予想する考え方 位置×時間の3次元で考える
Amoung Usのインポスタ―がクルーメイトをキルしたときに避けては通れない制約として、
「キルした犯人はその瞬間に被害者と同じ場所にいる」
というものがあります。これはキルディスタンスにより多少に違いはありますが、ゲームのルール上絶対避けることはできません。
当たり前のことですが逆説的にいうと、
「キルされたクルーとその瞬間に一緒にいた人が犯人」
となります。この状況を逆手にとったのがドサキルですね。
このことから即ち、死体発見時に犯人を予想することは以下の2点を予想することとに分解できます。
(1)時間:キルした瞬間=死亡推定時刻を突き止める
(2)座標:”死亡推定時刻に”死体付近に位置する人物を突き止める
(2)を見ていただければわかる通り、座標は時間の要素とセットで考える必要があります。時間だけでも座標だけでもだめで、時間と座標の重ね合わせで初めて犯人を絞り込めます。
初心者の方がよくやってしまいがちな議論のとっかかりとして、『とりあえず最終位置』というのがありますが、これは時間の要素を欠いているので、キルが通報直前である場合以外は価値の小さい情報となります。
したがって、議論でとるべき流れもこの順番となり、村もまずこの(1)→(2)の話すべきです。
X.吊り戦術
2-1.ローラー
N人の中に”必ず”犯人がいることがわかっているときの戦術。
この必ずというのがミソで、この前提が崩れると白白ローラしかねないので注意。
■ローラーを選択する条件
①&(②or③)を満たすときのみこの作戦が取れます
①ローラーしてもよい人数状態である(後述)
②ローラー対象の中に必ず黒が存在することがわかっている
③もしくは絶対とまでは言えないがレアケースはもうケアしない、という合意ができている
■②or③を満たすときの例
・互いに相手の犯行を見ているという主張のとき
・位置偽装を加味しても犯行可能な人物がN人しかありえないとき(3人相互白だし・4人相互白だしのグループがいて、残り2人が浮きとか)
■②or③を満たさない場合があり、ローラーすべきか立ち止まったほうがよい例
・浮き位置を詰め切れてない場合の状況証拠による殴り合いのとき
(ちょっと前にAが通ったあとにBが死体発見。実はCが浮いてるけど位置偽装していてキルしてる、とか)
また残り人数ごとのローラーできるかどうかは以下の通り(プレイするマップや部屋の設定で微妙に変わります)。
■2狼残りのとき
10~8人:できる
7~6人 :できない(※1)
5人 :できない(※2)
■1狼残りのとき
10~5人:できる
4人 :できない(※2)
※1 吊り順を間違えると4-2の6人盤面(または3-2の5人盤面)になってしまい、ダブルキル(キル)で負けるため。会議が停電やコミュサボ中で会議後にキルクールよりも早くボタンをおせる場合はローラできる(この場合はタスクしないでボタン押そう)
※2 吊り順間違えると負けのため。決め打つしかない。
鋭意更新中