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業務改善の手法のアウトプット

業務改善の2タイプ

1.処理高速化型(即効性有り)
2.プロセス見直し型(取り組まなければ生産性向上しない)

処理高速化型
・作業単位の所要時間を短くするアプローチ
・業務量が増えたらその効果は一気に吹っ飛ぶ
・人のスキル依存になりがち
プロセス見直し型
・不要な作業をなくす
・統合する
・順序を入れ替える
プロセス見直し型は、時間はかかるが、業務量の増加による労働時間増を抑えることができる。

業務改善のフレームワーク

1.業務を洗い出す
2.ムダをなくす
3.改善策を考える

業務の洗い出し

1.すべての業務をリスト化して全体像を把握
  ・頻度と所要時間を感覚でよいので記載
2.隠れ業務のあぶり出し
  ・地味で目立たない業務
  ・季節業務
  ・レア業務
  ・属人化した業務
  ・忘れられがちな業務
3.各業務の目的確認(定例化したルーチン業務は、ムダが潜んでいる)
  ・報告業務
  ・資料作成業務
  ・定例会議
4.各業務を5つの要素に分解(問題の原因探求)
  ・インプット
  ・アウトプット
  ・目的、目標
  ・関係者
  ・効率
  ※異常や不都合の有無をチェック
5.ルーチン業務を減、付加価値業務を増
  ・定常業務の割合を減らす努力
6.各業務の4つの方向性を決定(すべての業務に同じ力をかけない)
  ・強化
  ・効率化
  ・現状維持
  ・縮小・廃止
7.施策の効果を定量化
  ・何を問題視して、何を測るかを決め、PDCA

ムダの排除

1.ネガティブな仕事の洗い出し
  ・ネガティブな形容詞がつく仕事や工程を見直す
  ・わざわざ
  ・いちいち
  ・毎度毎度
2.数字に変えて改善
  ・形容詞・副詞を数字に置き換える
  ・結構多い
  ・すごく
3.本当は必要ない業務を見直す(今必要か)
  ・過去から続いている業務
  ・ルーチン化している業務
4.やめていい仕事を探す
  ・もしやらなかったらの想定
5.当事者以外の視点から業務を見直す
  ・外の専門家や転職者の視点を活用
  ・ムダがないか確認
6.4つの時間をなくす努力をする
  ・思い出す時間(検索)
  ・探す時間(整理)
  ・悩む時間(仕組み化、マニュアル化)
  ・問い合わせる時間

改善策を考える

2種類の改善策
・ムダをなくすもの
・生産性をあげるもの
見直し
・処理高速化
・マニュアル化
・システム導入
・会議のやり方
・業務の廃止
・業務の外注化
・サービスレベルの見直し
・オフィスレイアウトの変更
・新しい働き方の導入
・学習機会の提供
・人事制度や評価制度の変更

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生産性を上げる考え方

× 稼働率
○ 一人当たり生産性(Profit Per Person)

生産方式を考える

・ライン生産
・セル生産(多能工を増やす)

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