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不織布マスクの洗い方~使い捨てマスクって洗える?の疑問を解決します

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1年、半年前は、「使い捨てマスクを洗濯する」なんて考えた人は、

ほとんどいなかったのではないでしょうか。

私もそのうちの一人ではありますが、今は、マスクを洗濯して再利用している人がたくさんいらっしゃいます。


弊社は洗剤を取り扱っているため、日常お客様から洗濯のお悩みを多くいただくのですが、


「マスクを洗うのに抵抗があるから洗っていない」

「マスクを洗って使うと臭くなるから捨ててしまう」

「高いお金出して買った洗えるマスクが洗濯したら変色した」


といった悩みが絶えません。

たしかに汚れたマスクやクサーいマスクは使いたくないですよね。


とはいえ昨今、マスクの価格が昔よりとっても高騰しているので、

なかなか頻繁に購入するにも、足が踏みとどまってしまう方も多いです。


今となっては


マスクは使い捨て < 繰り返し使うマスク


にシフトしているのではないでしょうか。

また、不織布のマスク(使い捨て)は洗えるのか?

というご質問をいただきますが、

答えは、「不織布マスクは洗えるマスク」です。

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使い捨て、というと語弊が生まれそうですが、

機能面は洗濯や使用頻度で劣化していくものの、

1回で効果が全くなくなってしまうものか?というとそういうわけではございません。


洗濯方法によってその寿命が変わってくる、というわけです。


今回は不織布マスクの洗濯について、気を付けるポイント、

洗い方、汚れの落とし方についてご紹介していきます。

不織布マスクの洗濯で気を付けること。

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不織布マスクというのは、ちなみに読み方は「ふしょくふ」であり、「ふせんふ、ふせんぬの、ふおりぬの??」など読まれる方もいらっしゃいます。この際、最近では注目されてきている素材の一つです。


また、紙とよく間違えられるのですが、紙ではなく、布です。そして

感じのごとく、織ったり編んだりしていない布のことをさします。


なので製造工程が単純で大量生産しやすいのが不織布であり、

原料や製法を組み合わせることによっていろいろな機能を持たせることができます。

不織布マスクの口の部分をつまんでみると、2層や3層になってたりする場合があります。

生地の間にフィルターが入っていて、花粉やウイルス、最近等の粒子の侵入を防いでくれるのです。

布マスクの場合ですと、ガーゼを織り込んで作られている場合が多いです。


比べてみると、機能性としては布マスクよりも不織布マスクの方が、

密度が濃く作られているため、効果は高いと言えます。


半面、デメリットとしては、通常衣類と比べて強度が弱いため、

耐久性が低く、何度も繰り返して使用する用途としては向かない、です。

さて、最初に不織布マスクってどんなものかを簡単に説明しました。

カンタンにいえば、生地が弱いため、
普通に洗濯してしまったらすぐに傷んで使い物にならなくなる、ということです。


それでは、

洗濯方法を見ていきましょう。

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基本的には、洗濯に関しては、「手洗い」を推奨します。

よく、洗濯機で洗えませんか?というご質問を頂きますが、洗濯機で洗ってしまうと、先ほどもお伝えしたように、非常に生地が弱いため、

シワシワになったり、生地が傷んで(けば立ってしまう)しまいます。


それでは洗い方の手順です。


【STEP.1】

洗面器にぬるま湯(35℃くらい)をはり、そこに洗剤液を作ります。


【STEP.2】

使ったマスクを洗剤液にいれ、軽く押さえて洗剤液を生地に浸透させます。

マスク全体に洗剤が十分に染み込むようにします。


【STEP.3】

マスクを30分から1時間ほど浸けおきします。

(ファンデーション、口紅が残る場合は浸け置き時間を長くします)

※もし気になる場合は、❝軽くもみ洗い”します。


【STEP.4】

十分な水量でしっかりすすぎます。


【STEP.5】

脱水はタオルドライ、またはキッチンペーパーなどで吸水させます。


【STEP.6】

干す際は、風通しの良い場所に陰干しします。

※汚れが残っていなければ天日干しでも構いません。

不織布マスクはどんな洗剤を使えばいいの?

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冬物のセーターや、ウール素材衣類は何の洗剤で洗っていますか?


「はい、粉末洗剤でいつもと同じようにザブザブ洗っています!」


という方は少ないともいますが、一般的におしゃれ着を洗うためには、

おしゃれ着中性洗剤を使用します。

理由として、生地にダメージを与えないように汚れを落とさなければならないためです。


マスクも同様に、デリケート素材のため、

いつもと同じように洗濯すると、ちぢんでしまったり、

けば立ってしまう場合があります。

特に不織布マスクがけば立ってしまうと、

動いているときにマスクと肌がこすれてかゆくなったり、

肌荒れの原因になってしまいます。


あと見た目が悪いです。

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そのけば立ってしまった場合は、修復が大変なので取り換えることをオススメしています。

※毛羽立ちを抑える方法は、洗濯ノリを使って表の面だけ吹きかけるという方法となり、さらにひと手間増えて大変です。。


あと白いからと言って漂白剤を使う方もいらっしゃるかもしれませんが、

個人的にはあまりオススメしていません。

そもそも色落ちする場合があり、酵素系、塩素系の区別がつかず、

すすぎも中途半端に行ってしまうと直接口につけるマスクはちょっと危険かなと思うためです。


さて、洗剤は中性洗剤を使用するとして、

洗濯方法はというと、いたって簡単です。


基本は手洗いのため、35℃くらいのぬるま湯を洗面器に入れ、

そこに洗剤を入れます。


洗剤液の中にマスクを1枚入れ、手のひらで押しながら洗剤液を浸透させます。

これを「押し洗い」といいます。


押し洗いを数十秒間行ったらそのまま30分~1時間浸け置きします。

※マスクの場合、ウイルスや菌をしっかり洗い流す必要があるため、

生地全体に洗剤成分をいきわたらせる必要があるためです。


浸け置き後、洗面器に35℃くらいのぬるま湯をためてはすすぐ、

❝溜めすすぎ”ですすいでいきます。


洗剤成分が十分におちたら、マスクをキレイなタオル、またはキッチンペーパーで

吸水していきます。


あとは、風通しの良い場所に陰干しで完了です。

生地自体が薄くて軽いため、乾きにくい、と言い難いですが、

もし湿気が多い場所、夏場などは、扇風機の「弱」で当てるとより早く乾きます。


洗濯時間自体は実際洗剤液を作って押し洗いのとき、

そして浸け置き後のすすぎくらいのため、数分しかかかりません。

毎日洗いましょうね。


よく2、3日連続で洗わないままマスクを使用する方もいらっしゃいますが、

衛生的によろしくないですし、ニオイも気になるかと思います。

マスクについた汚れが気になる場合はどうしたらよいか。

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マスクをしていると、女性ではファンデや口紅の汚れがマスクについてしまって、

洗剤の汚れが落ちなくて困っている、

というお声が多いです。


化粧を落とすのと同様に、クレンジングオイルで汚れを落とそうとしても、

なかなか落ちない場合が多いです。(自分でテストしてみました)

また、ハンドソープでも落ちそうな気もしそうですが、これも落ちが悪いです。


洗剤は先ほどお伝えしたような、中性洗剤を使用します。

※汚れ落ちは食器用洗剤よりもやはり洗濯用洗剤の方が落ちは良いです。


汚れている部分に直接洗剤をつけ、洗剤液の中でトントンと押してあげると、

効率よく汚れを落とすことができます。

注意点は、汚れが落ちないからと言ってゴシゴシ洗いすぎないことです。


ゴシゴシ洗いすぎると毛羽立ち、生地がゴワゴワになってしまうためです。


また

中性洗剤は粉末の洗剤や酸素系漂白剤よりも、洗浄力が劣るため、

ファンデや口紅の種類によって汚れが落ちない場合があります。


その場合は、マスクの専用洗剤もあるため、

もしマスクを衛生的にも経済的にも良い状態でご使用になりたい場合は、

試してみるとよいかなと思います。


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