【第3話】ジョーブログ×プロ奢ラレヤー対談イベント
自己中心的思考のススメ
私は昔から自己中は悪だと教育されてきたし、実際に他人のことを考えずに好き勝手にすることはただのワガママだと信じてきた。
そして、自己中なやつには注意してきたただのウザいやつであったことも事実だ。
でも、ある時を境に自己中はそういうことではないということに気がついた。
人に迷惑がかからないように、人のためになるようにと意識しながら生きてきたら自分にすごくストレスがたまり、かえって人を傷つけてしまうのではないかと不安になってしまったからだ。
いつしか私は他人のため思考は間違っているのではないかと疑うようになってしまった。
「みんなが他人のためよりも、自分のためにと思考を転換した方がみんな幸せになれるんじゃないだろうか?」
その考え方は正しいのだろうか
ジョーブログとプロ奢ラレヤーは自己中心的思考についてこのように語っている。
質問者)「日本人って誰かに怒られることや人に頼ることが苦手な人が多いと思うんですけど、そういう人たちが真面目すぎて精神的に病んだりとか、最悪自殺しちゃったりとかあると思うんですけど、そういう人たちが楽になったりとか一歩踏み出すためにどういうことをすればいいかとか、何かアドバイスがあれば。」
プロ奢)「あー。まーでも僕基本的に興味ないんですよ他の人がどういう風に生きてようと興味ないんで。
その人がいいようにやってくれればいいと思うですけど、アドバイスはないっすよ別に興味ないんで。
まぁ別に僕がもしそういう状況だったらやめちゃえばいいかな、やなことやめちゃえばいいって話で、要は何か違うってことは嫌ことやってるわけで不快な状況に立たされただとかそういうのはやめてしまうとか僕だったらそうするけど、
あなたの場合どうするかは考えなきゃわからないとしか言えない。ジョーくんはまたどっちかわからないっていう。」
ジョー)「うん似てる。似てるけど違う部分もあるかも知らんけど、似てる部分もある。
俺もだいぶ周りのこと考えてないけど、自分のやることが自分の感覚が単にやりたいことが結果的にみんなのためになったらいいなっていう感覚でプロ奢は他社のためにあんま考えてないけど、自分の生き方をやってたら結局それに共感を呼んでこういう場があると思うし、俺もそれに惹かれて一緒に対談してるし、俺もそうで旅やりたいとか挑戦したいとかは俺のエゴなわけでそれ見て誰かの勇気や元気になったらいいなぐらい自己中心的他者みたいな感覚や思って。」
質問者)「自分の好きなことをやってたら結果的に他人のためになる?」
ジョー)「そうそうでもそれなそこからみられて結果的にその人が元気になってるだけで俺は人のために何かをやってるわけではないねん。」
プロ奢)「なんかさ人のために人のためにってやってると、結局それが気持ちよくてやってるわけじゃん。人のためも行き着くとこまでいったら自分のためだし、自分のため自分のためってやり尽くすとどっかで他者のためってなっちゃうんだよ。
それってあんま変わんないんじゃないって思ってて、結果的にそうなってるから人のためになってるというか、人が求めるものがあるから話をしたい奴がいるわけでどっちでもいいんじゃない。
最初の起点が他人のためか自分のためかっていうのどっちも変わらないし、だからまぁ今のやり方で合ってなかったら人のために我慢するってやり方が合ってなかったらそれは変えるしかないから、そしたら自分のためにやってみたらいいんじゃないかな向いてないわけだから。」
ジョー)「俺らの場合発信は自己中やと思う。結果的に誰かの共感を得ている。」
プロ奢)「多分そっちの方が生きやすいんだろうね。今の時代的に。」
ジョー)「いやそうやと思うで。」
プロ奢)「全員が全員とは言わないけど多分。」
ジョー)「無理やもんその人のためとか。」
プロ奢)「そのための軸になっていきやすい人もいるんだけど、でもそれをやらされててしんどい人は多分合ってないと思うし、そうじゃないなら自分のためにやればいいって話。」
ジョー)「人のためにやって生きやすい人って俺マザーテレサやって思ってんねんもん。マザーテレサやと思う。
ほんますごいそういう人ほんま尊敬してるし。」
プロ奢)「そうっすね。普通にやってる人いるからね。」
ジョー)「ほんますごい。」
自己中心的思考はこれからの時代に必要な考え方なのだ。
とにかく自分のために行動しよう。
きっとやり続けた先には誰かのために勝手になっているはずだから。
非常識の国閉館
なぜ人は悩んでしまうのだろうか
お金がないからか
学歴がないからか
仕事がないからか
夢がないからか
友達がいないからか
障害があるからか
きっとそれらは常識の中で対応しようとするから悩んでしまうのだ。お金がないならプロ奢ラレヤーのように生きるのも良い。
要は生きていれば良いのであってやり方はなんでも良いのだ。
対談イベントが終わり、その後の懇親会にて私はプロ奢ラレヤーのマネージャーと話す機会をいただいた。
彼は現役の東大生であり、素性を晒すことは出来ないらしい。マネージャーになった理由はプロ奢ラレヤーに何度か奢っているうちにスカウトされたようだ。
彼はとにかくいろんなことを知りたいという理由で最高峰の教育機関である東大に行ったのだが、プロ奢ラレヤーと出会い、プロ奢ラレヤーという非常識な人間に惹かれたらしい。
プロ奢ラレヤーの予測不可能な行動にいつもワクワクしながらマネージャーを務めている。一緒に話していて本当に楽しそうだった。
彼は家族をすごく大切に思っていて、母親も妹も幸せになってくれることが自分にとっての幸せでもあるらしい。というよりも自分と関わってきた人はみんな幸せになっていて欲しいと願う人情深い人間だった。
私はある質問をしてみた。
「大学卒業したら何をするのか?」
彼はこう答えた。
「それはまだ分からない。先のことはあまり考えていないが大学院までは行く予定」
先のことは考えないという考え方がプロ奢ラレヤーやジョーブログと考え方が同じだった。
とにかく今やりたいことをやり続ければこの先に勝手に道がつながっていく。そう教えてくれた。
ありがとう。話をしていて本当に楽しかったです。
またいつか会いましょう。
終