【AC6】月光ミサイラーのつかいかた
ごあいさつ
こんにちは。御射鹿Groupあるいは巡星の回し者、兼アマチュア小説家の洞石千陽です。読みづらくってすみません。
早速なんですが、BASHO腕150ジェネの月光ミサイラーで、第三期リーダーボードに到達。無事にDOMINANTの称号を拝領しました。
皆さん拍手。
Xで『リーダーボードに触れたら月光の使い方をnoteに書く』と軽い気持ちで書いたんですが、本当に踏んでしまったので、書こうと思います。
前提として、私がメインで使っているのは、いわゆる『青月光(ジェネ補正が乗る方)』なので、基本的にはそちら側視点で書いていきます。『赤月光(コーラル属性の方)』も挙動は全く同じなので、まあ応用はできるんじゃないでしょうか。
べらぼうな文量になると思いますが、頑張ってついてきてネ。
※注意!
アップデート配信の噂が界隈を席巻する中で見切り発車的に、Ver.1.06.1を基準として公開した記事です。この文量の追記修正はあんまりしたくないので、色々とご容赦ください。Ver.1.07配信されましたが、武器、フレームともに一切触られませんでした。良かったマジで…………。そして、目の上のタンコブだった数々のパーツに弱体化が入りましたので、相対的に強化されています。乗るなら今だぞ諸君!
それと、主に解説動画にですがかなり自我が出ています。フリー素材を探すのめんどっちいし、なるだけクリーンな自作素材を使いたかった以上のことはないので、何卒。じゃあフィギュアヘッズのロゴなんぞ使うなよ
事ここに至った経緯と、アセンブル構築思想
統一されていない世界観上に統一された名前で顔を見せるガンダムみたいな概念がツボだったので、月光を使うことにしました。で、どっちかって言うと青の方が不遇とされていたのでそっちを選択。もう持病みたいなモンですこれは。
しかし、あえて青月光を選択するからにはそれなりの理由が必要です。勝ちたいので。青月光に目を付けた時点で、丁度チャージ威力と冷却性能に見直しが入った直後だったので、それを活かせる武装選択が肝要。となると、スタッガーにチャージ月光を直撃させるっきゃないという考えに至り、それが実現できて、私の少なめの脳ミソでも処理できるのはミサイラーだろうと判断して、最初はHOKUSHI積んだ軽量ミサイラーでまとめていました。
遊生黄泉路先生の相談室にお邪魔したりして、武装は既にほとんど完成されていたんですが、直後にver1.06が配信され、月光の攻撃力がジェネレータの性能にも依存するようになって、内燃型ジェネレータが軒並み使えなくなり、あと軽四脚の巻き添えでミサイル周りが全部弱体化してアセンが崩壊。しかし、150ジェネことVE-20Bという新たな友達を得たため、根本的にアセンを見直すことに。
二脚+BASHO腕+20B+青月光ミサイラーという概念が成立するアセンブルを模索した結果できたのがこちらになります。
20Bの激ショボEN出力でもなんとか動かせるだけの出力補正を持つコアと、EN負荷軽めな他パーツが求められたので、それらの要件を満たしつつ見た目がイケてるフレームパーツを選出。それぞれHALコア、VP-422、VP-44D、あとはミサイラーのズッ友FCSファミコンP10SLT。ブースタは散々悩みましたが、黄泉路先生の協力により確立されたABミサイラー寄りの戦法+後述する月光のテクニックを活かせるだけの機動力を得られるALULAで落ち着きました。
月光以外の武装に関しては、スタッガー読みチャージ月光が現実的な範囲で可能な衝撃力を与えられるミサイルを選出。超絶有能最強AIことオールマインド謹製JVLN(通称爆導索)はまあ当然の事、全部違うミサイルの方が処理が難しくなるかなと思って、それぞれハンミサ、分裂ハンミサを装備しています。これで補充性能は3100チョイ。まあ実用範囲内でしょう。
弱点としてはやはりHALコアの弱点である女の子並の姿勢安定性能が他パーツで補ってもなお残ったことと、盾持ちとの相性が最悪なとこでしょうね……。本当にどうしようもないので、冗談じゃなく気合でなんとかしています。
一応、コアはアキバ重コアことVE-40A、脚はMIND ALPHAやHAL826あたりが選択肢にはなります。私はALULAの性能低下を気にして軽めに仕上げましたが。
なお、赤月光ならコアをMIND ALPHAに換装して姿勢安定をもう少し盛れたりするのと、SAN-TAIでガン逃げするという択が生まれるので、少なくとも理屈上はどう考えてもそっちの方が強いです。でもチャージ月光の火力に満足できないねんな
しかしカッコイイ見た目にまとまって本当に良かった……。
月光の基礎知識
このマシンの主役となる武器なので、個別に解説します。
EN属性の光波をノンチャで二発、チャージで一発を横に広く発射します。青と赤で挙動は全く同じですが、冷却性能を始めとした細かいパラメータ、攻撃の属性に差があります。取り回しなら冷却4.9秒の青、絶対火力ならコーラル属性かつ直撃補正の高い赤といったところでしょうか。あとは申し訳程度にパルス干渉が付いてるとか。
重要なのは射程距離。ノンチャは280、チャージは200となっていますが、理論上はもうほんのちょっぴりだけ長いです。が、実用してみるとそれぞれ、実数値からおよそ-10~-20くらいの距離感なのが分かるかと思います。とはいえ、近接武器としては破格の射程距離ではあるので、射程ギリギリで当てるように意識し、目まぐるしく変化する敵機との距離を常に見続けて、月光を振るべきか否かを考えながら立ち回ることが求められます。そして重ショ腕上げを見逃して逝去。なお、どの武器にも言えることですが、引き展開では相対的に、射撃武器の弾速や射程距離は向上します。これを活かすかどうかで、低弾速でそこそこの射程距離を持つ月光のような武器は、大きく性能に差が出るでしょう。
よって、月光は引き撃ちの迎撃武装であると結論付けることができます。これを覚えておくと、アセンブルをイジるときに武器が選びやすいはずです。
基本戦術
・最序盤
まず、敵を確実にスキャンしてください。そしてミサイルをロックオンしたらブッぱなしてけん制すると同時に、スキャン範囲外から出ない程度に退きましょう。なるべく遮蔽がある場所がいいです。遮蔽と相手の直線状にミサイルを叩き込みやすそうな開けた場所があると理想的。
その後は向こうから寄ってくるまで、AP不利の場合を除いて有利な位置から動かない。仮に双方がノーダメージの場合でも、可能な限りこちらから攻勢には出ないように。ドローゲーム上等くらいのつもりでひたすら待ってください。うっかりAP不利になってしまった場合、なんとか爆導索で燻し出しましょう。
・その後
後ろQB、AB交差、ガン逃げAB、地形戦、なんでもいいのでとにかく爆導索の限界距離である300m前後を保つことを意識してミサイルをバラまき、寄ってきた敵には月光を振る。スタッガーにも月光を振る。そして逃げる。以下繰り返し。試合時間を長く使って、判定勝ちを狙うようなイメージで動いてください。ほぼABミサイラーの動きと同じですが、SAN-TAIや重コラジェネのような超容量高回転なジェネレータが幅を利かせている環境なので、普通に逃げているだけだと絶対に追いつかれてしまいます。なので、カウンター火力に重きを置いた戦法を取り、追いつかれるまでにスタッガーを取って足止めする必要があります。
で、重要なのは何がなんでも先に攻撃を当てて、引き展開を作ること。先述のように、月光は自ら近づいて振りに行くような武装ではなく、基本的には引き撃ちの迎撃武装です。爆導索が引き撃ちじゃないとあんまり強くないのも相まって、こっちが攻め込まなければならない展開になるとスゴくつらくなります。AP有利を取られた瞬間ガン逃げされて、砂漠のド真ん中にあるかまぼこみてえな遮蔽に二分間引きこもり続けるとかされたら、目も当てられません。とにかくミサイル一発でもいいので先に当てましょう。そして何より敵の攻撃に当たらないようにしましょう。
・月光の振りどころ
基本的には、敵機のジェネレータが焼けたタイミングか、敵がABで突っ込んできたタイミングを狙います。ABガン逃げとミサイルの雨嵐でENを使わせて、足が止まった瞬間に月光を振る。可能であればチャージ月光もコンスタントに振ってください。スタッガー直前にミサイルを斉射し、チャージ月光を置いておくことができればなお良いです。スタッガーにチャージ月光を当てることができれば、EN防御値が高い相手でも、直撃補正その他諸々込みで6000以上のダメージが見込めます。青月光ミサイラーは足回りがとにかくショボいので、キッチリ足止めができなければベッタリ張り付かれ、先にスタッガーを取られて負けます。やっぱSAN-TAI赤月光のが強いって。他だと、地形から飛び出してくる敵のところに置いておくなどを覚えておくと、地形戦も一定の水準でこなせるようになります。頑張って練習しましょう。
それと、月光は二発発射することを前提とした性能調整がされています。総合的な火力だけの話をするなら、月光は20BとBASHO腕の倍率が乗算でかかっているにもかかわらず、足の止まらないLRBに劣ります。二発当たりそうならキッチリ二発振りましょう。
・各種ミサイルについて
一にも二にも、爆導索が極めて肝要と言って過言ではありません。ミサイラーは本質的に、敵のミスや事故待ちになることが多い機体で、爆導索はそれらを特に誘発しやすい武器なんですね。で、どういう運用をすればいいかというと、ハンミサ、分裂ハンミサを先に撃って敵をこちらに寄せ、爆導索を刺すようにするのが一番だと思われます。また、ハンミサと月光をウェポンハンガーで切り替えることを考えると、基本的に爆導索は右肩に装備することになります。なので、向かって左側に遮蔽がある状態を常に意識しておくと、地形戦でかなり有利を取れるはずです。
やってはいけないこと
・EN復元中に月光を振ってはならない
徹底してください。仮に勝てたとしても試合中にこれをやっちまった場合は戒めるように。当たり前ですが月光も分類上は近接武器なので、使っている間はENの補充が停止し、補充遅延もリセットされます。ENがない状態で振ってしまうとキャンセルできず、しかも1.2秒そこそこ棒立ちになって凄まじい隙を晒すことになるので、振ってはいけません。スタッガー取れそうなタイミングだったとしても、機動力が著しく低下することには変わりないので、追撃後に退くも押すもできずリターンが少ないです。例外があるとしたら、キッチリとどめを刺せる確信がある場合か、PAが残っているときぐらいでしょうね。
・スタッガー追撃で、なるべく斜め上から月光を撃ち下ろしてはならない
こちらの動画をご覧ください(絶望の咆哮が入ってしまっているので無音)。
お判りいただけたでしょうか。なんとこの月光という武器、スタッガーで止まっている敵相手にもかかわらず、一切当たらない場合があります。この手の武器ではそんなに珍しい現象ではないのですが、大概の場合は二次ロックのレティクルを注視して撃つことで解決します(たぶん……)。が、月光は検証してみた感じだと腕やFCSの性能、つまり射撃適性は関係ない武器です(たぶん……)。ので、二次ロック機能が意味をなさず、こればっかりはどうしようもないです。特に起こりやすいのが、一撃目が入った後に二撃目がすっぽ抜ける現象で、追撃を入れる際の角度と、敵機が移動した距離、タイミングの条件が整うとこうなる(たぶん……)ので、可能な限り真横から追撃することである程度回避できます。覚えておきましょう。けど、振らないとしゃーないときってのは、あるねんな……。
あ、それともし良かったら月光と射撃適性の件を再検証してくれる人がいると、泣いて喜びます。ちょっと自信がなくてですね……。
・月光を持ちっぱなしにしてはならない
ウェポンハンガーの仕様として、ハンガー状態の手持ち武器はリロード速度が半減します。超高回転なハンミサでも、ハンガーにしていると著しくリロードが遅くなり、おまけにロックオンもしてくれない……と、良いことが一つもありません。なので、月光を取り出すのは振るときだけにして、振った後は即座にハンガー武器に持ちかえる必要があります。月光はリロードではなく冷却なので、ハンガー状態でもクールタイムが伸びることはありません。簡単なようですが、最初の内は持ち替えミスってスタッガー追撃に失敗するとか頻発すると思います。くじけないように。
テクニック集
先に書いておきますが、お昼休みに読み切って理解できるかどうか微妙なくらい、本当にたくさんあります。なんて奥の深いマシンなんだ月光ミサイラー!こんだけやんなきゃ勝てないだけなんですけど
・ジャベリンキック
・伏魔御廚子(ふくまみずし)
ガチタン村なる強者の集いにて伝わる秘術だそうです。詳しい解説はこちらで。二脚でもちゃんと使えるテクニックです。
なおジャベリンキックに関しては、キックヒット後に月光で追撃することも可能なので、結構な頻度で使います。ブーストキックは五本目の武装と言っても過言ではないので、いっぱい練習しましょう。
・ABQB機動
・BBB機動
・AQBキック
ABとQBの組み合わせで高速移動します。詳しい解説は上のありがたい動画をどうぞ。逃げる際にAB交差一辺倒だと、交差前に敵がABを停止してENを回復してくると思われますので、こちらの機動も覚えておきましょう。ただ、そこそこENを消費するので乱用厳禁。20Bなら尚更です。
・置きチャージ月光
ABで突っ込んでくる敵や、障害物の角から飛び出してくる敵に対して、早めにチャージを開始して有効範囲ギリギリでHITさせる技術です。敵ACの重量やブースタ性能にもよりますが、だいたい400m前後からチャージを開始すると端で当てることができます(ネタが割れている場合、そんな離れた距離からABしてこないとは思うので、そこは駆け引きになります)。敵がこの技を読んで上昇に移行するあるいは全力で後退した場合、それはそれでオイシイです。こっちも後退して距離を離しミサイル斉射、あるいは衝撃値をリセットするまでの暇を稼ぐ、はたまた後述のディレイ月光に派生と、選択肢が多いです。一番良くないのはそのまま振ってしまうことなので、敵との距離をよく見ましょう。後者はあんまり説明いらないですよね。たぶん。
・サイレントチャージ月光
俗に言うアラート消しです。チャージ月光発射直前にカメラを動かしてロックオンすることで、アラートを消すことができます。視覚警告エフェクトはロックした瞬間に表示されるのですが、敵視点だと表示と同時に発射されるので、あまり意味はないです。とはいえ、これはエイムヘタクソな私向けに発案した技なので、マニュアルエイムで狙うことができるなら、視覚警告エフェクトさえ表示されなくなるので、それが一番いいです。他の武器と違い高ささえ合わせればいいので、そこまで難易度は高くないはずです。
・振り向き月光
ABでガン逃げしている最中、いきなり振り向いて月光を振る。それだけ。それだけですが不意を突く形で振ることにはなるので、命中率は有意に高いです。AQB回避及び盾受けをされた場合でも、ENを消費させたり、若干ですが足止めすることもできるので、かなり有用。チャージでももちろん使用できます。あとちょっとで撃墜というときにどうぞ。PAの使用権が残っている状態ないし、PAが張られている状態で使うとなお良いでしょう。ただし、チャージノンチャ問わず、モーション中はENの回復が停止することを忘れないように。空中へ逃げている最中に振った後は後述のメテオアタックに移行すると良いかもしれない
・ディレイ月光
チャージすると見せかけてノンチャを振るテクニックです。後述の固め斬りをする際にも必要になります。ギリギリチャージ攻撃にならない程度に長押しして離すだけ。二発目もディレイをかけることが可能です。主に盾のタイミングをズラしたり、置きチャージ月光を見破られた際に使用します。遅らせることのできる限界値を身体で覚えましょう。
・クイックスラッシュ
最重要技術です。発見からしばらくはブレキャンと呼んでいたんですが、他近接武器のブレキャンと入力も挙動もだいぶ違うので便宜的にこう呼んでいます。月光は二回振る武器なんですが、二回目を振っている最中にQB、またはABでキャンセルすると、一回だけ振ったときよりも素早く回避行動に移るというバグじみたテクニックです。字面を見ると難しそうに見えるんですが、操作方法としては、月光のキーを連打して振った瞬間にQB、あるいはABを始動するだけ。お手軽且つ、機動力をある程度確保しながら月光を振ることができ、地形戦、冷却阻止と何にでも使える便利な技ですが、こればっかりやっているとENが枯渇するし、火力も伸びないので注意が必要です。さっきも書きましたが、当てられそうなときはキッチリ二発当てる判断をしましょう。
・交差月光
前提として、この技術はABQB機動およびBBB機動とクイックスラッシュの応用技です。敵をロックしたままABQBあるいはBBBで交差した瞬間に月光をクイックスラッシュで後ろにQBして振ります。当たるときと当たらないときの差が激しく、どう違うのかはまだ研究段階ですが、結構しっかり当たります。敵のジェネが焼けそうってタイミングでやると良いのかな、たぶん。おまけにおおよそ200mそこそこ距離を離すことができるので、引き機永遠の課題の一つである交差の選択肢になるでしょう。とはいえ、ただでさえEN消費が激しいABQBおよびBBBでさらにクイックスラッシュをするので、かなり足回りがキツイです。こればっかりするのはよしましょう。
ところで、この解説動画の月光モーションは妙に短い気がするんですがこれはいったい……? ただ慣性が乗って視覚的に早く見えるだけだと思うけど……?
・固め斬り
ルビコンの固め斬りはハンドガンで固めません。盾持ち対策その一。敵のENが切れた際に月光を二回振って盾受けさせ、別の攻撃を刺す技術です。ディレイ月光を習得している場合、かなりの長時間拘束可能ですが、こちらのEN回復はそれだけ遅くなるので注意。当然、月光を振り切った後に別の武器を発射するんじゃ全然間に合わないので、弾速が遅い武器を直前に発射しておく必要があります。そう、ミサイルですね。なかでも爆導索が極めて優秀で、盾を出している間に著しく機動力の落ちる機体の背後からブッ刺さってくれます。スゴイ! ただし、先に月光を使ってしまうので、これでスタッガーを取った後の追撃がイマイチ。冷却の短い青月光でも間に合わないので、使うタイミングは考えましょう。
・メテオアタック
ルビコンのメテオアタックは斬りません。盾持ち対策その二。空中にいる状態でミサイルを斉射し、敵の直上から盾をかいくぐってミサイルを当てます。単なるミサイル撃ち下ろしではなく、ミサイル斉射後に落下して、敵のカメラを制御するのがミソです。ミサイルが視界外に潜るため、より命中率上がります。敵がミサイルより下に移動さえしてくれれば成立するので、こちらが敵より少し低い位置にいても決まるのがステキポイント。敵を空中におびき出した後、敵と一緒に落下している最中にミサイルを発射するのが、一番成功率が高いと思います。
環境機対面に際して
・軽四脚ミサイラー【有利】
単純な理屈なんですが、このタイプに限らずミサイラー同士の対面ではミサイルの回避精度が勝負のカギになります。で、遮蔽がたくさんある地上と何もない空中ではどちらの方が有利を取れるかと考えると、答えは自明でしょう。基本的にはミサイルの撃ち合いによる判定勝ちを狙います。ミサイルの回避方法はなるだけ広く頭に叩き込んでおきましょう。特に、こちらの動きが制限される爆導索やコーラルミサイル。これらをキッチリ避けていれば、焦れてヨーヨーを振りに来るはずなので、月光を叩き込んでやりましょう。でもこういう相性差をひっくり返す怪物はいる
・セラピスト軽二、ライフル軽二【有利】
これもほとんど軽四脚と同じ対処法です。ガン引きによる判定勝ちを狙います。セラピストの射程外からつかず離れずでミサイルを垂れ流し続け、焦らず背中のミサイルにだけ気を付けて、密着される前になんとかスタッガーを取りましょう。基本的に空中機動で詰めてくると思うので、AB逃げを絡めた地形戦に持ち込めば有利なはずです。
・サンダルダンス【有利】
このタイプに限らず、高機動でないACが相手なら、ミサイルの本数で勝負できます。両手のライフルの射程外からミサイルの撃ち合いをして、焦れて突っ込んできたら月光を振るか、ABで交差。これでだいたい勝てるはずです。ただし攻撃を受けてしまえば痛いもんは痛いので、特にスープミサだけは油断せずに避けましょう。
・3ミサタンク、banditタンク【五分~有利】
タンクには地形戦をしろ高校 校歌 斉唱 理想を言うならニードルミサイルの射程外からミサイルを垂れ流し続ける展開が望ましいですが、いわゆるブーストキック移動で超低燃費で回避しながらこちらに高速で追いすがってくるのが、今のタンクです。で、ただ真っすぐ逃げているだけだと冗談じゃなくあっさり追いつかれるので、遮蔽から遮蔽に逃げ続けることを意識する必要があります。マップへの理解と習熟がモノを言う対面です。また、環境対面の中だと上昇推力が低めなので、メテオアタックがよく刺さります。AP有利を取られても諦めないこと、そしてニードルミサイルに引っかからないようにすること。
・PBT【五分~有利】
意外な話ですが、ALULAで動かせる重量のACであれば、10連ミサイルは雑にQBで反復横跳びしたり、真後ろにABで飛びつつAQBを連打していればほとんど当たりません。もちろんそれだけだと追いつかれるので、ミサイルを全部素直に避けるのではなく、キッチリ地形を使って潰すことも必要です。で、多少の被弾には目をつぶり、ショットガンの射程外からミサイルを垂れ流して、EN切れで足が止まった瞬間に月光を振る。相手のEN残量を身体で覚えるのがコツです。スタッガー取れそうなら突然寄って、ジャベリンキックコンボを叩き込んでやりましょう。重二パイルなんかもほぼ同じ対処法です。
・盾LRB重二【五分~不利】
もうここまで読んだ人には分かってもらえるでしょうが、月光ミサイラーは盾を持たれるだけで不利がつきます。接敵前にスタッガーを取ることがかなり難しいためです。ただし、重二くらい重い相手であれば、PBTとほぼ同じ対処法でどうにかなることが多いです。もちろんLRBの射程の長さは言うまでもないので、頑張って逃げましょう。PBTと比較してミサイルの本数が少ないので、ENの息苦しさはあまり感じないはずですが、雑に交差回避するとLRBに焼かれるので、回避軌道は人読みも含めて吟味しましょう。
・エツRB中二【不利】
かなり厳しいです。こちら以上の機動力を持った盾持ち機にはめっぽう弱いのが月光ミサイラー。聞いたところによると、供給効率がハチャメチャに低く、ジェネレーターがそこまで容量の大きいものじゃないことが多いので、とにかく逃げながらミサイルをバラまいて盾を飽和させ、事故狙いをするのが一番いいんじゃないかと思います。伏魔御廚子や、固め斬りを始めとした盾貫通奥義を総動員して戦いましょう。というかそれ以外に何かあるなら教えてください。このNoteを書いている目的は八割がたそれです。
ん? 『こちら以上の機動力を持った盾持ち機にめっぽう弱い』ということは……。
・中二重ショ【ゲロ吐くほど不利】
無理。どうしようもない。血反吐吐き散らかしながら死ぬがいい。これ半分本当です。SAN-TAIで無限永久に追い回され、一度くっつかれると爆導索は明後日の方向に飛び、月光はIGで完封されます。おわり。対処法を強いてあげるなら、やはり上述のエツRBと同じくガン逃げで事故らせるくらいかなあ……。エツRBと比較してもう一つあるとしたら、腕上げQB回避が比較的しやすいこと。あ、ちなみに盾さえ持っていなければ、ジャベリンキックコンボ主体で迎撃しつつ戦うとそこそこ勝てます。盾さえ持ってなければなあ。とはいえ、この間までエツRBもこのレベルだと考えていたところに光明を見出したりはしたので、諦めずに掘り続けていこうと思います。個人的な感触では、何かありそうな気がする。
終わりに。あと自画自賛
ここまで読んでいただきありがとうございました。かなり詰め込みかつ駆け足で紹介させていただきました。
ぶっちゃけて言いますが、赤はともかく、青月光という武器自体はそこまで強い武器とは言えません。相手のEN防御力でダメージを軽減され、振る度にイチイチ足もEN補充も止まり、引き機で半ば必須となっているSAN-TAIやコラジェネも積めず、たまにスタッガーでカカシになっている機体にも当たらない。近接武器の中でもまあまあの重症患者不遇武器だと思います。
けれど、結果こうしてDOMINANTを拝領することができました。
環境機とは言えなかろうと、なんならマイオナ機と揶揄されようと、腐らず、これ一本好きな武器を研究し、技巧を磨き、必死こいて戦い続けていれば、もしかしたらそこそこの結果は出せる、ということを証明できたんじゃないかと手前味噌ながら思っています。まあ少なくとも、特化アセンとは言い難い感じに落ち着いたんじゃないですかね。特化アセンでリーダーボード乗るなんて無理だろうし。コラそこ、特化アセンでもDOMINANT取れちゃう悪しき前例になっただけとか言わない。
そんなワケで、改めてありがとうございました。月光の導きが在らんことを。
ここまで読んだんだし、せっかくだから私がなろうで書いてる小説も読んでくれよな!