相手に好かれないと感じるあなたへ:信頼を築く会話術
読者の中で、喜んで人に嫌われたい!という方は中々いないと思います。
むしろ、「仲良くなりたい」「良い関係を築きたい」と、好かれたいと思う方がほとんどではないでしょうか。もちろん、私も皆さんに好かれたいです。
しかし、実際に仲良くなりたい相手に「この人、好きだな」と思わせる方法はあるのでしょうか?
今回は、相手に好かれるための「信頼を築く会話術」をお伝えします。この方法を使うことで、あなたのコミュニケーション力は一段と向上し、より良い人間関係を築くことができるはずです。
私たちが好きになる人の共通点とは?
まず、相手に好かれる方法を知るためには、私たちがどんな人を好きになるのかを知る必要があります。
読者の皆さんに質問です。
皆さんが「この人、いい人だな」「この人、好きだな」と思った経験はあるでしょうか?それはどんな瞬間でしたか?思い返してみてください。
おそらく、映画や本の感想が似ていたり、同じ趣味を持っていたり、似たような考え方をしていたりしたのではないでしょうか。また、親しみやすさを感じる仕草や態度があったかもしれません。
そう、私たちは自分と共通点があって、個性的な部分も持っている人に好意を抱きます。
例えば、自分の意見をことごとく否定し、態度も全く異なる人とは、なかなか良い関係を築くのが難しいですよね。まずは相手との共通基盤を作ることが、信頼を得るための第一歩です。
ミラーリングを使って信頼を築く
ここでおすすめしたい方法が「ミラーリング」です。
ミラーリングとは、名前の通り、相手の行動や話し方を鏡のように反映することです。これにより、無意識のうちに相手との共通点を増やし、相手に「この人は自分と似ている」と感じさせることができます。
ただし、ミラーリングの対象として意識すべきなのは「声」と「外見」に関する部分です。
声と外見をミラーリングする
対面でのコミュニケーションでは、言葉そのものよりも、相手に与える影響が大きいのは「声の調子」や「ボディランゲージ」といった非言語の要素です。
声のミラーリング
声の調子や言葉の区切り方、声の大きさや話す速度などを相手に合わせてみましょう。例えば、相手が穏やかなトーンで話しているときには、あなたも同じように穏やかに話すことで、相手は無意識のうちに親しみを感じやすくなります。
外見・ボディランゲージのミラーリング
次に、相手の姿勢や身振り手振りを少し真似してみましょう。例えば、相手がリラックスした姿勢でいるなら、あなたも少しリラックスした姿勢を取ると、相手は自然に安心感を感じます。
ここで大切なのは、ミラーリングの「度合い」です。初対面の相手に対していきなり完全にミラーリングすると、相手は不自然さを感じ、逆効果になることもあります。
そこで、私の場合は次のようにミラーリングする部分を絞りながら進めています。
声:声の大きさ、言葉の区切り方
外見:姿勢、身振り手振り
こうして、コミュニケーションの中で少しずつ相手をミラーリングするようにしています。これにより、相手はあなたに対して自然と親しみを感じ、信頼を寄せやすくなるのです。
ミラーリングの効果と注意点
ミラーリングを上手に使うことで、初対面の相手ともまるで長年の親友のように自然な関係を築くことができます。
しかし、ミラーリングには注意が必要です。意識しすぎてあからさまに真似をすると、相手に不自然さを感じさせてしまうことがあります。あくまで自然に、そしてゆっくりと取り入れていくことがポイントです。
まずは、相手がどんな調子で話しているのか、どんな姿勢でいるのかを観察し、自分も少しずつそれに合わせていきましょう。
最後に
以上が、相手に好かれるための信頼を築く会話術「ミラーリング」です。
コミュニケーションは、言葉だけでなく、声の調子やボディランゲージによっても多くの情報が伝わります。ミラーリングを使うことで、自然と相手との距離を縮め、より良い人間関係を築くことができるでしょう。
読者の皆さんが今日からこの方法を活用し、多様なシーンで活躍できることを願っています。自信を持ってコミュニケーションを楽しんでいきましょう!
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