「結婚」にモヤモヤしたっていい。ほぐして考えるワークショップを、小杉湯となりで開催します。

こんにちは、銭湯ぐらしの青木です。
今回、ちょっと変わったイベントを開催することになりました。その名も、結婚をほぐして考えるワークショップ、です。

どうしてこのイベントを開催しようと思ったのか。それは、同じ高円寺の街で活動する結婚相談所のRegalo Feliceの片山さんと出会ったことがきっかけでした。

もともとは、長らく人事のお仕事をされていた片山さん。ご自身が結婚相談所を利用して、結婚をされたことをきっかけに、結婚相談所の仕事をすることに決めたそうです。「結婚相談所の仕事は、その人自身を見つめていく過程を伴走する仕事」という片山さん。これまで広告などで目にしていた結婚に向けてどんどん話を進めていく人というよりも、キャリアカウンセラーのようなイメージが近いように感じました。

私たちの親世代の時代は、いわゆる結婚はするもの、結婚したら女性は家庭に入るもの、のような価値観がありました。現在も、少なからずその名残りはあるものの、結婚がひとつの正解、という時代ではなくなったと思います。

数字でみると、2022年には「結婚するつもりはない」と回答した独身の男女は、男性で17.3％、女性で14.6％と過去最高になりました。（国立社会保障・人口問題研究所の調査）

パートナーシップの形も、事実婚、今日本では法律上叶うことはできませんが同性婚や、オープンリレーションシップ（※結婚に準じるような人間関係において、一緒に生活することを求めながら、一夫一婦制、もしくは同性関係における2人のみの形態をとらない関係をとることに合意している状態）もあります。

今この時代における結婚とは、なんなのでしょうか・・・？
結婚ってなんだんろう？とモヤモヤしている皆さんと一緒に話したい、と企画したのが本イベントです。

＜お伝えしておきたい前提＞
今回のイベントでの結婚＝異性婚、に限らず、現在は日本では叶えられない同性婚も含めています。「もし叶うとしたら」という前提でご参加いただければと思います。一方、結婚したくない、という価値観の方も、ご参加いただけます。さまざまな価値観の持つ人と集まって、一緒に「結婚をほぐして考える」ことができればと思います。

今回、より多角的に考えてみるために、片山さんに加えてあと2人ゲストをお呼びしました。

多様な家族を取材、執筆している編集者の山中散歩さん。小杉湯となりから徒歩5分程度にある高円寺アパートメントの女将として、ほどよくつながるご近所付き合いを実践している宮田サラさん。結婚相談所とはどんな存在か、結婚に限らないさまざまなパートナーシップ、家族ではないけれど家族のような距離感のご近所付き合いの在り方、それぞれの目線での経験をお話いただきます。

ちなみに・・・
打ち合わせを数回重ね、4人で結婚をあれこれ話してみた結果、私たちも「結婚ってわからないね」となっています。でも普段なかなか話せないからこそ、話すことが尽きないのかもしれません。

ゴールは、イベントを終えたあとに、「自分はこんなかたちを選びたい」という自分の意志のヒントが見つかること、です。何かひとつを正解とせず、集まったみんなで話しながら、自分の価値観を知る時間にできれば嬉しいです。

お風呂のとなりにある「小杉湯となり」だからこそ、自分を見つめる機会になればと思っています。ぜひ会の前後にお風呂で頭と心をリラックスしてくださいね。

▼こんな人に来てほしい
・結婚というものにモヤモヤしている
・自分のこれからについて考えたい
・他の人の価値観も聞いてみたい

参加の方は、下記フォームの入力をお願いします。
https://forms.gle/mwLDEvxiPUzdPMrA9
メールの返信を持って、受付完了とさせていただきます。

■概要
・日時：2023年9月17日（日）14:00-15:30
・場所：小杉湯となり2階
・定員：20名
・会費：1000円（現金もしくはpaypayでのお支払いになります）

■タイムライン
・銭湯ぐらしより、今日のイベントの説明
・ほぐすワーク
・ゲストからのプレゼン
・グループでの対話
・振り返り

会場でお会いできること、楽しみにしています。