「よし、食いついてきたわよｗ」 女性の私服警察官、おとり捜査での役回りは？

　知人から、街の写真が送られてきました。５月27日の夜、歌舞伎町のシネシティ広場付近で撮影した一枚だと言います。

　何だかとっても味わい深い。

　こういうショットって、ひと昔前だと『実話ナックルズ』のグラビアページくらいでしか見ることができなかったものですが、今はこんなふうに知り合いと簡単に共有できる。つくづく『誰もがストリートカメラマン時代』だなと思います。

　で、ふと目がいったのが、こちらのガタイのいいオッサンです。

　そう、私服警察官です。撮影者の知人からも「この後、女の子を交番へ連行してました」と聞いたんで、間違いはないでしょう。

　自分、私服警察官って、気になる存在なんですよ。正体を隠すという、ある意味怪しいその仕事っぷりに興味をひかれる。みなさんもそうなんじゃないかと。

　なもんでここはひとつ、私服警察官の記事を作れないかと考えてみました。

　私服警察官と言えば、やはりおとり捜査。

　サラリーマンのフリをし、居酒屋の客引きのニーさんに近づいていき――。

　スケベ野郎のフリをし、立ちんぼ売春婦に近づいていき――。

　みなさんも、オトコの私服警察官がそういうことをやっているのはご存じですよね？

　じゃあ、オトコじゃなく、オンナの私服警察官は、おとり捜査でどんなフリをしているのか？

　これは意外と知られていないかもね。

　ってことで、今回はわたしが２、３ヵ月前に耳にした、オンナの私服警察官によるおとり捜査の一例をご紹介です。