りりちゃん事件。指名ホストの逮捕を受け、この先、ホストクラブが頂き女子を避け始めたら、何が起こるか?
パパ活ベースの犯罪的な錬金術(通称・頂き)のマニュアルを販売し、自身もそういう詐欺をやりまくっていた「りりちゃん」の事件を巡り、新たに大きな動きがありました。
10月24日の報道、みなさんもご覧になられましたよね? りりちゃんが一時期入れ込んでいた「狼谷歩」(カミヤアユム)ってホストと、そのホストの勤務先の歌舞伎町のホストクラブの店長が、逮捕されたってニュース。
何でも警察は、カミヤと店長がりりちゃんからホストクラブの飲み代として受け取った現金約4千万と、カミヤがりりちゃんに「捕まる時は俺も一緒」なんつってLINEをしていたことに注目。その4千万が詐欺で得た金ってことを知っていたはずという理由で、2人に次の容疑をかけたそうで。
「組織犯罪処罰法違反」。
マジかよ、って感じですわ。けっこう強引に共犯にもっていこうとしてる印象ですし。この容疑、特殊詐欺に適用するヤツと一緒なんで、もし裁判で有罪になったら量刑はだいぶ重いだろうし。
とりえず気になるのは、さほどに警察の捜査がイケイケな理由です。記者クラブに入っているレベルの大メディアの人から、こんな取材のこぼれ話を聞きました。
「警察は、近ごろパパ活絡みの事件が増えていることを危惧してて、見せしめ的に、りりちゃんのこの事件はガッツリやるっぽいですよ」
だとすれば、りりちゃんはまぁ100%実刑でしょうが、それこそカミヤと店長もこのまま起訴になるのでは? となると、ホストクラブ業界も商いの仕方を変えらざるを得なくなるんじゃないかと。
ならば、歌舞伎町ウォッチャーのおれとしてはこの潮目のタイミングで、何かひとつ自分の意見を語っておきたいところです。
そこで、今回のテーマは、
――この先もし、ホストクラブがコンプラを引き上げ、頂き女子を避けるほうへと舵を切れば、何が起こるか?――
これでいきましょう。
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