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渋谷の合法大麻ショップの有名店主「GRAYさん」の訃報に触れ、大久保公園の貴重な写真のことを思い出した話

※この記事は、2月25日に書きました。


 大麻の成分「THC」と化学構造が似た物質を含む合法ドラッグが、近年、巷で「合法大麻」なんてネーミングで販売されています。出回り始めたのは2021年の暮れあたりからで、いっとき、けっこう流行っていたでしょうか。今はもうブームは下火になっちゃっていますが。

 昨年の12月半ば、渋谷の「GRAY」という合法大麻ショップの有名な店主(通称・GRAYさん)が、警察から商品の成分に法律に触れるモノを含んでいますよね? って容疑をかけられ、逮捕されました。おれはGRAYさんと面識とかはないんですが、その存在を知っていたんで「マジか!」って感じでした。

 しかし、本当にビックリしたのは、そこから2ヵ月後のこの2月半ばですよ。

 Xに、GRAYさんの訃報が出たんです。

 唖然ですわ。自死って…。

 投稿者は、合法大麻ショップグループ「グッドチル」の創業者さんです。

 GRAYさんへの容疑がどうなっていたかはわからないんですが、創業者さんは2月17日、千葉でGRAYさんと会ったらしく、そのときのGRAYさんの様子について、「長期にわたる勾留により、拘禁症状ともいえる抑うつ状態に陥り、いつまた逮捕されるのかと不安を抱えている様子」だったと述べられています。そして翌18日、「GRAYさんが自死された」という連絡を受けたとか。

 いったい何があったのやら?

 Xに目を向けてみたところ、多くの方がGRAYさんの死を悲しみ、思い出を語られていました。

 そこでおれの頭に浮かんだのは、GRAYさんが2年前の春にツイッター(当時はまだ名称はXじゃなかったんで)に上げられていた、大久保公園の写真です。

 それは本当に印象的なショットで、その時期の大久保公園の景色を押さえた非常に貴重な写真であり、とりあえずおれの中では、近年の大久保公園フォトのナンバー1のシロモノです。

 今回は、合法大麻というストリートカルチャーの有名人への自分なりの哀悼ってことで、GRAYさんのその写真についてちょこっと語らせて下さいませ。


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