どう”隙”を突き、出し抜くか――。PCR検査の無料化事業を巡る、業者の動きから見えてきたもの。世の中は弱肉強食
<情報更新>
3月22日、政府が、新型コロナウイルス感染症対策として3月末を期限に実施していたPCRの無料検査事業を、6月末まで延長すると発表しました。
<記事本編>
前回、東京都によるPCR検査の無料化事業のことを書きました。
この事業、
「お店をやっている皆さん、補助金を出すんで、期間限定でPCR検査を手伝ってくれませんか?」(2021年12月17日~22年3月21日6月末まで延長)
という施策だったわけですが、巷にこれほどPCR検査屋が大発生したのは、そこにオイシイ”隙”があったからだろう、とわたしは分析。一例として、とりわけ香ばしい雰囲気が漂っていた一軒のPCR検査屋を紹介しました。
ただ、紹介したその一軒以外にも、気になるPCR検査屋はいろいろありました。例えば、新宿の花園神社の並びの占い屋がやっていたココ。
自分が占いというジャンルに対して斜に構えているところがあるからかもしれませんが、妙にソワソワしたんですよね。
で、そんなふうにあれこれ考えていたら、ふと思い出したことがありました。
そう言えば、最近勢いがあるあのお店も、この施策に乗っかり、きっちりPCR検査屋をやっていたな、と。
そこで今回は、前回の補足として、そのお店の話をさせてもらいます。
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