見出し画像

トー横キッズ支援団体「オウリーズ」の代表が逮捕されました。警察署に会いに行ったら面会拒否されたんで、手紙を書くことに

※この記事は、2月19日に書きました。



 トー横関係者の、知り合いの男が逮捕されました。

 このニーさんです。

 名前は牧野正幸、年齢は43才。コロナの途中あたりから歌舞伎町に集う「トー横キッズ」らを対象に食事提供や防犯活動などを行う、「オウリーズ」なるボランティア団体を主催していた人物です。

 おれは彼とは知り合いなので、「牧野容疑者」ではなく、あえてフランクに「マキノさん」と呼ばせてもらいますね。

 ニュースによるとマキノさんには、以下のような容疑がかけられています。

・2022年の夏ごろ、オウリーズの活動の一環でトー横へ行ったとき、そこにいた若い女の子に声をかけましたよね?
・そこからその子と交流が始まり、翌2023年4月からの約半年間は、週1くらいのペースで会っていましたよね?
・でも、あるとき、その子から「もう会いたくない」と伝えられ、彼女のバイト先で待ち伏せするなどのストーカーまがいのことをしましたよね?
・同年10月、埼玉県内のホテルでその子にわいせつな行為をしたと思うんですが、そのとき彼女、17才だったんです。埼玉県の青少年健全育成条例に違反するんですが?

 つまり、未成年淫行の疑いですわ。もちろん現時点では容疑、それこそマキノさんも、

「事実とは異なる部分がある」

 と一部否認しているっぽいので、取り調べが進まないと、実際に何があったかの正確なところはわからないんですが。

 しかしそれでも、こういう容疑がかかっている自体、何をやってんだかって感じですよ。仮にもトー横の支援を謳う団体を主催していた立場なのに。

 しょーもない。実にしょーもないったらない。

 ただ、おれはそう思う一方で、マキノさんに対し、何かしら寄り添うような言葉をかけてあげたいって気分もあります。知り合いだし、トー横での取材(キッズへのインタビュー取り)に協力してもらったこともありますから。

 なのでとりあえず、面会へ行ってみることにしました。

 2月17日の月曜日、昼1時、マキノさんが勾留されている新宿警察署へ。到着した留置係のカウンターに、自分の名前を書いた面会の申し込み用紙を出しました。

 すると、対応してくれた警察官からこう言われました。

「本人が、仙頭さんと会いたくないそうです」

 おいおい、面会拒否ってか!

 合わせる顔がないってことでしょうか。あるいは、裁判なりでその“事実とは異なる部分“について戦うつもりなんで、余計なことを書くかもしれないアンタとは会いたくないってことかしら。

 何にせよ引き下がるより他ありません。

 おれは警察官に一礼し、回れ右。新宿警察署から帰ってきました。

 にしても、自分の中の何かしら寄り添うような言葉をかけてあげたいというこの気分、どうすれば?

 そこでおれは、マキノさんに手紙を書くことにしました。

ここから先は

1,406字 / 3画像

¥ 139

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?