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歌舞伎町に流れ着いた人々は、幸福か地獄か? 名物ホームレスの死と、トー横ホームレス殺人事件の一周忌を受け

 トー横でお馴染みの『シネシティ広場』あたりもよくウロついていた、歌舞伎町の名物ホームレスの「えっちゃん」が亡くなりました。ほとんどの人にとっては、誰? って感じでしょうが、西武新宿駅前のぺぺ広場の横、大ガードの下の寝床に座っているその姿などは、たぶんみなさんも、視界に入っていたんじゃないでしょうか。2021年の正月、朝日新聞が作った動画の中にも映り込んだりしていましたし。

 えっちゃんが亡くなった日は、11月23日です。聞くとことによると、少し前から体調を崩しており、先月か、今月に入ってくらいからか、いよいよ調子が悪くなり、救急車で病院へ。そこからしばらく入院していたそうですが、残念ながら帰らぬ人となった…という流れだったようです。享年69才。

 今回のエントリーは、わたしがその訃報に接した11月27日、翌28日、大ガードやシネシティ広場を歩き、目にした風景、そして思ったことのリポートです。

 テーマは、

「歌舞伎町に流れ着いた人々は幸福なのか地獄なのか」

 です。

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