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「2024年・歌舞伎町のホストの売り上げランキング」を眺め、吐きそうになった話。正月、ふるさとの高知の健康ランドにて

★この記事は1月12日に書きました。



 おけましておめでとうございます。

 読者のみなさんはお正月、どう過ごされていたでしょうか?

 おれはふるさとの高知市に帰り、親の飯を食ったり、市内を流れる「鏡川」の土手をランニングしたり、久しぶりに高知の観光スポットである「はりまや橋」へ行ってみたりしながら、田舎の空気にひたっていました。

 ただ、帰省中に一度だけ、歌舞伎町のことを考えるタイミングがありました。

 それは、地元の「土佐ぽかぽか温泉」という健康ランドへ行ったときのことです。

 ロビーでスマホを触っていたら、Xのタイムラインに流れてきた「昼職ホス狂い」というアカウントの、次のポストが気になったんです。

 歌舞伎町のホストたちの2024年の売り上げの順位表ですよ。

 おれはそれをじーっと眺め、今の歌舞伎町のホストクラブのことを考え、そして吐きそうになりました。

 いつだったか、知り合いの歌舞伎町のホストから、

「仙頭さん、客の女の子は、正月実家に帰らせちゃいけないんです。親のごはんを食べ、地元の友達と久しぶりに会い、その友達やなんかが地に足つけてしっかりと人生を進めているのを見ると、歌舞伎町での刹那的なホスト通いの暮らしが急にバカバカしくなって、すーっと冷めてしまう。これ、マジですよ。正月明け、そういう女の子と会ったら、会った瞬間、表情でわかりますから。あ、実家帰ったな、冷めたな、こいつって。で、実際に、去って行かれちゃいますんで」

 てな話を聞いたことがあるんですが、自分もそういうベクトルの心境に陥ったのかもしれません。

 ま、おれが土佐ぽかぽか温泉のロビーで何を思ったのか、ちょっと語らせて下さいませ。

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