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歌舞伎町の「交縁」を巡る陰謀論。行政が立ちんぼスポットを本気で潰しにかからないのは、インバウンドの観点で利用価値があるから

 歌舞伎町の立ちんぼスポット「交縁」に対し、行政がガツンとした対策をいっこうに講じません。警察による取り締まりも行われているっちゃいますが、プレッシャーの掛け方が全然足りていないのは誰の目から見ても明らか。にも関わらず、それが強化されないのは、なぜなんでしょう? いや、別に、交縁を叩き潰してほしいと思ってるわけではありませんが。

 先日、とある説を耳にしました。

 それは、ここんところインバウンドが復活し、交縁にやって来る男性陣に占める外国人観光客の数が増えてきていることを受けての、次のような話です。

——行政は、交縁を本気で潰そうとは思っていない。理由は、インバウンドの観点で利用価値が高いと考えているから――

 みなさん、どう思われますか、これ。そこはやっぱ、そんなわけあるはずがない、って感じでしょうか?

 実はおれ、この、”交縁がインバウンド的に価値あり説”、ちょっと面白いと思ってます。

 てのは、今年の春、新宿区のトップである吉住健一区長がメディアに対し、かなり興味深い奇抜な町づくり構想を語っており、その町づくり構想に上の説を乗っけてみると、一つの陰謀論が浮かび上がってくるんで。

 そんなわけで、今回のエントリーは、その陰謀論を語らせて下さいませ。

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