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喫茶店のナポリタン


喫茶店のナポリタン

この文字の並びを目にすると、無条件にテンションが上がってしまう。

喫茶店のナポリタンで育ってきたような世代でもなく、喫茶店のナポリタンとの特別な思い出があるわけでもないのに。

なぜかメニューにあると一瞬目を止めて迷ってしまうし、大体2回に1回くらいは注文してる。

そして食べてみて、ああ、これこれって思う。

素朴なケチャップの味付けに、ウインナーと刻みピーマンだけの主張しすぎない具材たち。

これぞ王道のナポリタン。

シンプルイズベスト。


結局王道でシンプルなものに行き着くのだ。

そして、多分そういうときは、疲れているとき。

あ、わたし、疲れてるんだな。

と、ナポリタンを味わいながら思う、昼下がりの午後。


スローペースで、焦らずいこう。


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