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陰陽の仕組みを利用した【引き寄せの法則】
選択手帖で、人生をデザインしているモク(斎藤杢之助)です。
引き寄せの法則って聞いたことありますか?
自分が願っていることを思い続けることで、やがて思いが叶うように周りの環境が自然と整ってくるというものです。
確かに思い続けることで願いを引き寄せることも可能だと思いますが、陰陽の仕組みを知っているモクからすると、かえって逆効果だったりすることもあり、お勧めできません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
今回のnoteでは、陰陽の仕組みを利用した願いの叶え方を説明していきます。
ちなみにモクは、東洋占星術という中国に伝わる占いを使うので、それなりに「陰陽」については詳しい方です。
陰と陽について
まず陰と陽について解説します。
簡単に言ってしまうと、陰と陽は月と太陽、闇と光といった関係です。
私たちのこの世にあるもの全てに陰と陽が同時に存在し、どちらか片方だけが成立すると言う事はあり得ません。
つまり陰を否定すると、陽も存在しないと言うことになります。
願いを叶えるためには、自分にとって不都合にみえてしまう陰の要素も受け入れる必要があります。その存在を『認めて受け入れる』という意味です。
これだけでは分かりにくいと思うので、次の章では例を用いて説明します。
思いが叶わない仕組み
ここからは俳優になりたいと願う、緑川(みどりかわ)さんを例に説明します。
はじめにピックアップするのは、俳優志望の緑川さんの「陽」の部分。
【陽の想い】
映画の主演もできるような、人気俳優になりたい
【陽の想いを阻害する意識】
恥ずかしがり屋なので、人前で上手に演技できないんじゃないか
次に「陰」の部分。
【陰の想い】
恥ずかしがり屋の自分なんて、人気俳優になれっこない
【陰の想いを阻害する意識】
俳優目指してるのに、恥ずかしがり屋で困ってるなんて、とても言えない
俳優志望の緑川さんには、このような陰陽が同時に存在していることになります。
引き寄せの法則だけで願いが叶うと考える人は、おそらく陰の部分に目を向けることなく、スクリーン上で活躍する自分をイメージし続けることでしょう。
でもそれだけではあまりにも、非効率です。
良いイメージを潜在意識に植えつけても、陰のイメージは完全に消すことはできません。それが、願望実現を遅らせる要因ともなります。
ここで、陰陽の仕組みに立ち戻ります。
そもそも陰陽は同時に存在するのが、この世の中の仕組みです。
なので、陰だけを消すことは不可能です。
ならば、どうすればよいか?
次の章では、そこに迫ります。
陰と陽は合わせ鏡
陰と陽には、それぞれを阻害している意識があります。「陰」だけを消すことはできませんが、「陽を阻害している意識」を消すことは可能です。
これで、陽の輝きは増します。
方法は簡単。
陰陽の思いを阻害している『要因』を認めることです。認めて受け入れてしまえば良いのです。
【陰の想いを阻害する意識】とは、
『俳優志望なのに、恥ずかしがり屋で困ってるなんて言えない』です。
本心では感じているのに、そこから逃げようとすればするほど、その強さに比例して【陽を阻害する意識】である『恥ずかしがり屋なので、人前で上手に演技できないんじゃないか』が強まります。
陰陽の仕組みを使って【陽を阻害する意識】を消すには、こんな風に受け入れて認めてしまえば良いのです。
自分は恥ずかしがり屋だよ、照れ屋さんとも言われてるかな
恥ずかしさがわかる繊細な人間、これが私の個性さ
俳優が恥ずかしさに敏感だってことに、なにか支障でもあるの?
この才能のおかげで、人間の観察能力は半端ないよ
両親には、こんな繊細な心を持てたことに感謝してるんだ
最後に
この世界で生きていると、様々なことが起きます。
一見不幸に見えることも、時と場所が変われば福となります。
人間万事塞翁が馬
禍福はあざなえる縄の如し
ものごとは全て、裏表、陰陽を併せ持っています。これはこの世を成り立たせている絶対法則です。そこに住む私達は、従うしかありません。
今回のnoteは少し難しい話になっていますが、求められる行動は単純です。
目の前で起きている現象、心に湧き上がる想い、それをそのまま受け止めて認めることだけです。
認めてしまえば、案外この世は楽に歩けます。
身軽になって、目的の場所へ行きましょう。