暇空茜氏に行儀作法をアドバイスしたい方へ

都知事選が終わってから、暇空さんのネットでの立ち回りについて、
『もっと〇〇したほうが良い』『もっと△△しなきゃダメだ』と意見する方が増えたように感じます。
おそらく、そのように言われるのは都知事選でひまそらあかねを応援していた方がほとんどではないかと思うのです。
敗戦を受けて暇空茜の支持をもっと増やしたい、次こそは勝利してほしいという根本の気持ちは私も同じです。
それを前提とした上で、これから書くことを少し頭の隅に入れてもらえたらいいなと思い初めてnoteを書いています。
見当違いかもしれませんが、あくまで一つの意見として捉えて頂ければ、と思います。


『暇空さんは嘘をつけないし自分の意志以外の事は出来ないし浮気出来ない。アイデンティティを失うから』

まず初めに、暇空さん支持者間での共通認識として

『暇空茜は嘘や不誠実や騙そうとしてくる人が嫌いで、おかしいと思ったことには老若男女平等全力パンチ、相手にとって一番効果抜群な手法を擦り続けて、やると言ったことは周りが何と言おうとどんな妨害を受けようとどんな状況であろうと最後までやりきる』

これがあると思うのですが、暇空茜は異常個体とか特異点とか簡単に考えず、
普通の人には出来ないそんなことがなぜ出来るのかという点について、私の考えを書きたいと思います。

みなさんは、ギフテッドや発達障害という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ざっくり言えば、生来の高いIQにより類稀な能力を持つ人間のことをギフテッド、
特定分野において著しい能力を持つ反面苦手分野も著明な発達障害、と言った感じで捉えるとわかりやすいかもしれません。
障害という言葉で語弊を生みやすいのですが、わかりやすく言うと、
何かしらの理由で健常者とは異なる設計図で脳が作られた結果、先天的な能力に極端な凹凸を持って生まれてきた人間のことを指します。
凹凸の程度は人により様々で、突出した能力だけが目立つタイプもいれば欠点が目立つタイプもいます。
つまり、悪い面が目立ってしまうと障害と言われてしまうかもしれませんが、突出した面にフォーカスすればそれは強烈な特技です。
職業柄、この二つの特性を持つ人達と長く関わり、時にケアをしてきた私から見て、
暇空茜は、ギフテッドと発達障害が混合している2Eというタイプのギフテッドだと思っています。

暇空さんは普段、何十件もの訴訟を並列でこなしながら様々な事柄の調査やカンパ会計の報告や生配信や動画原案を行いつつ突発イベントにも対応し、合間に漫画読んだりゲームしたり、
多くの発達障害の人が躓くマルチタスクを簡単にこなしています。
また、認知プロファイリングや勘ピューターといった能力も、今まで咄嗟の判断を下さなければならない場面で地雷回避し続けてきた経緯から、
少なくとも全てが的外れとは言えませんし、高い思考判断能力が伺えます。
また、選挙中に応援で出されたお好み焼きの画像にあった超絶イケメン絵師の文字も綺麗に描かれており、
細かく正確な作業が必要なゲームでも結果を出していたことから動作性IQも高いと見受けられました。
そしてその高いパフォーマンスはこの約2年間満遍なく、継続して発揮されています。
つまり、外野から目に見える仕事の能力としてわかりやすく凹んでいる欠点はありません。
というよりも明らかに仕事出来るタイプでしょう。

しかし仕事面以外で、本人に自覚があるかはわかりませんが明らかに苦手のように見える点があります。
それが今多く指摘されている『対人関係における行儀の良さ』であるように私は思っています。
これをしっかり考えることが暇空茜という人物を知る一番の近道だと私は思っていて、
ここからがこのnoteで私がみなさんに伝えたい点でもあります。

みなさんは普段の暇空さんの投稿でひまめちを見ていて不思議に思ったことはありませんか?

「美味しいのはわかるけどなんでそんなに見た目不味そうに作るんだよwww」って。

実はここに暇空さんの特性がよく表現されていて、
見た目はどうでも良くてとにかく大事なのは味。
良い食材を使い、食材の良さを出来るだけ活かした料理にこだわるのに、なぜか調理器具はヘルシオばっかり、あと見た目は全然気にしない。
この『極端なこだわりと無頓着』が発達障害の明確な特徴の一つだったりします。
そしてこの『こだわりの強さ』こそが暇空茜の強さと弱点の根幹だと私は思っています。

なかなか想像がつかないかもしれませんが、発達障害の人の『こだわり』は簡単に消せるものではありません。
他人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、発達障害の人にとっての『こだわり』は時に命と等価です。
この『こだわり』が人付き合いにおいては大きな摩擦になります。
暇空さんは自身が持つ高い能力ゆえに周りが自然とそれに従う形で物事がうまく回ったかもしれませんが、
おそらく暇空さん自身、人付き合いに苦労したことはあったのではないかと想像します。
更に言うと、発達障害の人は他人から言われたことを素直に受け入れて自分を修正することが苦手です。
自分自身が心の底から納得出来たことでないと行動出来ない、出来たとしても修正するのにメモリーの9割を使うのでロクに本来のパフォーマンスが発揮出来なくなります。
私が関わってきた人の中には、人生に疲れ衝動的にこの世を去ってしまった人もいました。
それくらい、自分を曲げることにストレスがかかってしまうのです。
単なるワガママじゃねえかと言われるかもしれませんし、なかなか理解されにくい気質なのです。
とはいえ、暇空さんは言われたことに関して自分でもどうかと考えていると思います。
行儀の良い自分で過ごすことのメリットデメリットに関しても充分熟考したでしょう。
その結果出した答えが今のスタイルなのだとしたら、
きっとこれからも、暇空さんは噛み付かれた相手には倍返しで噛み付き返すでしょう。
売ってきた喧嘩はあの口の悪さで全力で買うのがパフォーマンスを維持する方法ということでしょうから。
一度決めたこだわりは曲げられません。

一方で、『こだわりの強さ』は暇空さんが持つ『魂の形を維持する力』と言っていいかもしれません。
能力が高い人間ならそれなりにいると思いますが、『意地でも曲げない魂の形』を同時に持ち合わせているのは暇空さんくらいだと私は思っています。
暇空さんは自分が大事にしている物を攻撃してきたり、好きな物を貶されたと感じた相手に対して烈火の如く怒り散らします。
それは自分を救ってくれた物、育ててくれた物に対しての恩義愛着や感謝、それに報いるための奉公であると公言しています。
暇空さんにとって『心に決めたこと公言したことは絶対に守る』ということが『制約と誓約』であり『強いこだわり』なのだと思います。
言ったことは絶対に守る、守らなければ終わり、グレーゾーンは無い。
人に嫌われたらどうしようとか、ここで噛み付いたら後で自分が損をするとか、
一般の人ならまず考慮される足枷も無し、身内や関係性の悪くない相手に関しても忖度無し、
ただただ自分の決めたルールに従って、自分にとって最も合理的な答えを出し続けている。
ルールに従っているか、そうでないか。
これも発達障害のよくある特徴である二極思考。
万事が『0か100』、『答えはYESかNO』。
だから暇空さんは嘘をつかないのではなく、嘘をつけない。
判断基準は自分が決めたルールで、それは絶対に守ろうとするし、評価軸が常に一定だから行動がブレない。
人に変われと言われても、変われない。
他人が用意した器に、魂の形が合わない。
他人が用意した器に、自分の魂を入れられない。
究極に不器用であるが故に、だからこそ信頼に値すると私は考えています。
だからこそ、都知事になったら都民の為に一生懸命働くという言葉にも他の候補には無い力がありました。
そして今まで長々と書いてきたように、それはこれからも変わらないと思っています。

多くの人は人生の中で妥協を学び、合理的な言い訳を添えて魂の形を多少なりとも変えている、と私は思っています。
当然私もそうです。
でも、そんな人では今暇空さんが対峙している相手に向き合っても簡単に屈服させられてしまうでしょう。

結論を言うと、暇空さんは変えられません。
暇空さんが変わるようなら、その時は少なくとも公金チューチューに立ち向かわない暇空さんになってると思う。
暇空さんはゴジラなんですよ。
人間の言う事聞くゴジラなんていないし、近くで騒いだら焼き尽くされるだけ。
ちなみに私も盲目ではないので、暇空さんの行動はどうかと思うこともあるし、暇空さんが誰かとバチコリぶつかってると正直ヒヤヒヤします。
ただどう行動するかまではこちらが指示する必要は無いかなと思ってるので、ぽつぽつ呟きながら今後の顛末を見守りたいと思っています。
今はもう都知事選のきれいな暇空さんはやめて目の前の公金チューチューに集中してるので、
暇空さんを応援したいなら、手にはポップコーンとコーラ。
私はまた暇空さんから助けてと言われるまでは、観客席に座りながらたまに草の根活動で暇空茜の口コミをまったり続けようと思います。

思い出したので追記。
よく暇空さんに対して猜疑心が強すぎると指摘している人がいますが、発達障害の方は健常者と比べ感性が鋭くフラッシュバックを起こしやすいと言われています。
過去に起きた辛い体験を、その時に嗅いだ匂いまで明確に思い出してしまうレベルの追体験を頻繁に起こしてしまうのです。
それはネトゲ戦記『はじまりの日』裏切りの描写の生々しさを考えれば想像がつくと思います。
普通あのレベルのトラウマを植え付けられると、発達障害の人は結構な割合でその後精神疾患を発症します。
グラニ裁判でもし敗訴していたら、その後仮に誰かの助けで生き延びていたとしても発症するリスクは高かっただろうなと思います。
裁判を戦い抜きそして勝ったことで暇空さんは過去の辛い出来事を全てではないにしろ大部分昇華出来た。
この経験が今の暇空さんを創ったことは間違い無くて、同時に暇空茜がもう2度と出てこない所以であると私は考えています。
そしてその猜疑心も、現在の戦いで大いに役立ってますからね。
たまにそれで人とトラブルになるのは、まあ仕方ないので私はヒヤヒヤしながら今後も見守りますよ。

以上です。
ここまで見てくださった方、ありがとうございました。

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