木星うお座入りは私たちに夢を見せてくれるのか。

こんにちは、つちのとです。
木星のうお座入りについてです。

今回もなっっっっっがくなりました。
3000字越え。。。

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要点からいうと

★今年の2月半ば・3月後半に起きていたことに改めて向き合う。特に10月は向き合いっぱなし!

★逆行が始まる6月21日までは「単純に楽しむ」ことが大事。深意や真意をさぐっても覆される事が多い。

★逆行が終わる10/18まで大きな事業は待ったほうが良い。仕切り直しさせられる可能性が高い

★2021年末から2022の5月までは物事がスピードアップ。事業展開でイメージ拡散を狙うならこの時で。

★この木星逆行は2023年3月冥王星みずがめ座入りの布石。心してかかろう。

さてさて。

木星はうお座の支配天体です。


支配する天体が戻ってくるということは、遠征に出ていた王が本拠地に戻ってくるということ。いわば王の帰還です。

天体は自分が支配する星座に還っているこの時に、一番その力を発揮できます。

木星は風の天体なので(いつも言うけど、星座と天体のエレメントは違うよ)熱くて湿っています。「未来を夢見てともに希望を抱いていこう!」というアツさが、うお座の共感能力によって「お互いを思いやる優しい世界を現実にしていこう」という現実に繋がります。

今は結果が出ていないけれど前向きに進めていこう!
未来の地球や子供たちのために何かしてあげたい!
優しさで世界が廻ってくれる日がいつか来ると思うよ!

などなど

自分のことばかりではなく、他者へのまなざしを忘れない優しさを持とうとします。

うお座は木星と海王星という二つの支配天体を持ちます。

現在、その海王星とふたご座の水星が90度という凶角を取っています。しかし各々が支配星回帰している良い状態なので、「ウッカリ・シマッタ!」という事が起きても結果としては「起きて良かった」ことになるでしょう。今気づいたので大事にならなかった、という出方です。

そして先にもお伝えした通り、前向きな善意が拡大しやすい時です。

弱い人に目を向けるべきだ、皆が助け合って乗り越えていった方が良い方向に繋がるのではないか?という気持ちになりやすいでしょう。

また誰かが怒りの声を上げた時に賛同が大きくなりやすい時です。良い意味でも悪い意味でも「誰かの声」に左右され易い時と言えます。

海王星は時にあなたに気づかせる入り口としてフェイクを見せるかもしれません。その「誰か」は本物なのか?更に奥にあるものを、しっかり自分の目で確かめる事が大事です。

現在(5/22)から逆行開始(6/21)までは「ひと時の休息期間」と言えます。

ずっとずっと気が張ってお疲れ様な人が沢山いらっしゃると思います。この期間だけは「楽しいことを楽しみ」「喜びと笑い合う」時にしましょう

仕事や事業に関しては、あまり大きく広げない方が良い時です。
個人の範囲で単純に楽しむ、単純に動く、ということに重点を置いて下さい。
木星は良いことも悪いことも拡大してしまいます。
この時期に起こすトラブルは年内いっぱい続いてしまうの可能性が有るので注意したいところ。

特に「言わなくても判るだろう」はトラブルを起こしやすい時です。
親しき仲であっても、連絡すべき事はしっかりと。
回りくどい言葉ではなくストレートに伝えた方が良いでしょう。

6月21日逆行開始。木星がみずがめ座に戻った後のお話をしましょう。

ちょうど太陽がかに座に移行するタイミングなので、今まで外側に対して向けられていたエネルギーが、内側に向けられていきます。

また逆行自体が「自らを振り返る」「過去の問題点を探る」という意味を持つので、より内部に照明を当てる時になりそうです。

ここで思い出して欲しいのが、今年の2月半ば、そして3月後半の出来事。

今回の木星逆行は、その頃に起こったことを深く深くみつめていこうとしています。

10月の木星は約一カ月ものあいだ、みずがめ座22度から動きません。(正確には11月7日まで)

そして、この22度は、みずがめ座の真骨頂。
最もみずがめ座らしさが現れる度数です。

サビアンシンボルは「座って全ての手足をふっている大きな熊」

★自分の理性を駆使して、臨機応変に能力を発揮しようとする
★感情や熱意をゴールとせず、自分の体験を冷静に見つめなおして人に伝導していく
★理性と本能のバランスをしっかりと保つ

これらの事を、一か月かけてじっくりと取り組んでいかなければなりません。

木星に先立ち、5/23から土星も逆行に転じます。

土星は「木星が希望を持って広げたものを、改めて現実サイズに落としこんでいく」という指示を与えるための伴走者。

いつもとっ散らかっている木星に過ごしやすいようにルールを決めてくれるのです。

木星がみずがめ座を出るのは2021年12月30日。

ここからグッとスピードを上げて、来年の2022年5月11日にはうお座を出て、おひつじ座に移ります。

通常なら7~8日間かけて1つのサインをゆっくり1年かけて動いていくのですが、この時は4~5日という駆け足移動。

うお座に滞在するのは、たった半年。約6カ月です。

水の星座(かに・さそり・うお)の皆さん、あなたに恩恵をもたらす木星は、あっという間に通り過ぎてしまうんですよ。。。かなしみ。

というのは冗談で。

惑星には各々の回転周期があり、それが通常より早い時は「吉」とされます。よって、年末から5月までの期間は物事が思っている以上にスピーディに進みやすく、また前向きなゴールを目指せるので動いていても「きっと大丈夫!」という安心感が強くなります。

なので、水の星座(かに・さそり・うお)の方達にとっては、いつもそこかしら抱えていた不安を脱ぎ捨てて、身軽に動けるチャンスです。

また水星座ではない方達も、自分のうお座がホロスコープでどこにあるのか確認してみると良いでしょう。そのうお座が担当しているハウスに関することがスピーディーに進むことになります。

木星は2022年10月29日に、おひつじ座に進んだ木星は、もう一度うお座入りします。約一か月の滞在ですが、星座をまたいでの移動が頻繁にあるということは強い力が動くということでもあります。しかし今回の記事では1年半以上先のことなので、割愛させて頂きます。

うお座木星入りを読んでみて思ったのは、これは2023年3月の冥王星みずがめ座入りへの序章なのでは?ということ。

木星は社会天体と云われ、この世界全体の大きな幸せを豊かな気持ちで包み込んでいこうとする天体です。「きっと良くなる!」という希望を胸に、前を向き続けていかせようと働き続けています。

皆でそうなっていくためには、自分で自分の心を律することがとても大事です。一時の感情の上がり下がりで物事を決めることなく、常に遠い視線から自分を見つめるということ。

自分が経験してきたことの中から「伝えなくてもよい悪しき習慣」を捨て去る勇気を持つということ。

まさに一か月動かない「みずがめ座22度・座って全ての手足をふっている大きな熊」を、とことん叩き込まれるという感じです。

今回の木星うお座期間、そしてみずがめ座戻り期間。かなりしっかり読んでみましたが、こんなに大きなテーマがあったとは~という感じです。私も甘く見ていました。読んで良かった!

2021年
6月21日 逆行開始 
6月29日 みずがめ座に戻る
10月18日 逆行終了
11月7日 みずがめ座23度に移行
12月30日 再びうお座入り
2022年
5月12日 おひつじ座入り

とはいえ、木星を問題と捉えてしまうと、そこへの意識が大きくなってしまいがちです。良きことへの前触れ、と楽観的な視点を忘れずに!


こういう感じで。

ではでは。


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