「太陽とVXの合」ホロスコープを読む時は、木を見て森を見ずになりやすいから気を付けよう。
こんにちは~。
ご質問を戴いたので、それにお答えしようと思います。
「太陽とVX(バーテックス)が重なっている場合はどう読むのか?」
バーテックスは、ドラゴンヘッドやリリスと同じように、天体ではなく数字上で出された「ホロスコープ上の地点」です。なので、ソレ単体で何かが起きるわけではありません。
バーテックスは簡単に言うと
「周囲があなたに期待していること」
「他者に押し付けられるあなたのイメージ」という感じ。
太陽=自分
周囲=他者
たぶん質問者さんは「バーテックスに相応しい私じゃないと私は自分らしさを活かせないの?」つまり「周囲に求められる演じた自分でなければ、太陽を輝かせられないの?私は私らしく生きたら人生開けないの?」「みんなが求める自分を頑張るってこと!?そんな太陽悲しすぎる」という意味で質問されたのかなと思います。
回答
まずホロスコープ大原則として、「地点」より「天体」の方が強いです。なのでバーテックスで太陽の生き方が侵食されるという事はありません。
他者があなたにどういうアダ名をつけようと、あなたの本名は変わりませんよね。アダ名がついたからと言って、それを本名にする人もいませんね。
太陽とバーテックスが合という事は、「その人らしいアダ名」がつく、という事です。周囲からみているあなたのイメージとあなたの本質が合っている、ということ。
なので、ご自分の太陽を活かしていくことで、その人は周囲の賛同や理解を得やすいし、そのアダ名で認知が広がりやすいという事になります。
また180度にあるアンチバーテックスは「その求められた役割を演じなければいけない自分」なので、これもまた「キーーー!」となるかもしれませんが、再びホロスコープの大原則「180は目的が同じ」を思い出して下さい。
星座は常に対の星座を意識しています。それはデトリメントからも解りますね。(例・山羊座のデトリメントは月/蟹座のデトリメントは土星)
デトリメントは「使えない」のではなく「使い方を知らないから強く出てしまう」ということ。つまり、太陽の中にそのアンチバーテックスの素質も十分にあり、すでに馴染んでいるということ。そしてそれでチョッピリ痛い目にも合っているはず(ある程度生きた大人想定)
とまあ、こんな感じの回答になりましたが大丈夫でしょうか。
道端の小石にめっちゃびびって歩けない、という人は居ないですよね。太陽を活かすことが何より大事です。
基本が一番大事。
ホロスコープは「見よう・探そう」と思えば、どこまでも幾らでも点を探せます。アラビックパーツとかね。しかし、それを単体で見てアーダコーダしても全然らちがあかない。
まず見るべきは天体・ハウス・アングル。
基本が一番大事!
それを抑えてからアスペクトを読む。
アスペクトは数字じゃなくてサインの性質から派生している事を念頭においてね。
昔の私がそうだったんだけど、知識だけ増えても肝心の「ホロスコープを統合できない、全然読めない」という事になるから気をつけてね。繰り返すけど「基本が一番大事!」そしてその基本が正確な知識であることも勿論大事。ほんと大事。時は金なり。
ご自分でもホロスコープ鑑定をされている方からの質問だったので、専門用語?が多くなりましたが、ご理解頂けてたら幸いです~。解らなかったらまた質問してね!
そいではまた~。
エリ