終わりと始まり。
私が鑑定を始めたのは2017年の3月でして、当初から鑑定代金はtovoに寄付させて頂こうと思い、そのようにしてきました。しかし戴いたお金を私が振り込むというのは何だか違うような気がしてきて、終わりごろはお客様の方から直接tovoに振込みして頂くようにしていました。
それに対して、お客様からこういう活動があるんですね、という言葉を鑑定時に頂いたり、グッズを購入して頂けたり。お金が鑑定代金で終わるのではなく、人と人が交差して生まれるものがあるという感覚が楽しく、また嬉しくもありました。
tovoは東日本大震災で親を失った子供たちを青森から見守り援助する活動をされていました。過去形なのは、先月6/30を以て全ての活動を終了されたからです。
小山田和尚さんという方が本職のかたわら自分のデザインで様々な活動を行っていました。最終的には10年間で1千万円の寄付計上となっったそうです。
金額もさることながら、10年という長きに渡り活動を持続されてきたということに圧倒されます。小山田さん、関わってこられたボランティアの皆様、本当にお疲れ様でした。
そのtovoの動画コンテンツ「ちんとぼ」も、活動終了に伴い7月中旬で全て削除されるそうです。その中に我が家の畑を撮影してもらったものも有ります。
「ちんとぼ」は全11回で、どれも素晴らしいのですが、私が特に心に残っているのは第7回目の山田町のラーメン屋「竹松や」さんです。我が家のは見なくてもいいので、ぜひこの回は観て欲しいです。
ちんとぼ第7回「竹松や」
https://youtu.be/a99OuZMxrBs
ちんとぼ第11回「木村興農社」
https://youtu.be/9-PLvThxk_w
今回の動画で自分の言動を外側から見たのですが、自分の中にまだまだ怒りがあるんだなあ、と。
この栽培を続けてきた中で、様々な人やものごとと出会ってきたのですが「どんなに素晴らしい行いであっても、批判や怒りから生み出されるものは同じものを作ってしまう」ということを知りました。
自分はそうならないと心に誓ったはずなのに、動画を見たら全然、まったく出来ていませんでした。
自分は何に怒っているのだろう?何に対して見返りを求めているのだろう?言葉や文字ではたいそうなことを出していても、本当の中身が全く伴っていないハリボテでした。気づけて良かったです。