1月3日やぎ座新月
日本海側で雪に埋もれている皆さま同様に、私ももはや息絶えそうです。それでは1月3日やぎ座新月を読んでいきたいと思います。
今回の新月図では、北東半球に個人天体である月から土星までが集まっており、他人や環境の判断を仰ぐというよりも自発的に考えて選択していく力が強い時と言えそうです。
冷静な見極めと情報収集を心がけよう。
地と風のサインに天体が集中していますので共通項目である
・水星(集めた知識を取捨選択していく)
・土星(必要なルールを作っていく)
を意識して動いていくことで全体のバランスがとれるでしょう。
また水星はMcという社会的立場を表す地点と、未来に向かっていく課題を表すドラゴンヘッドの支配天体にもなっています。「周囲の経験談や実践論を意識して集める」ことを大事にしてみて下さい。役に立つはずです。
新月は山羊座2ハウスで起こっています。
この新月に対して、牡牛座天王星6ハウスが120度。
じっさいの収益や現場でのタスク処理など、仕事面において今までのやり方から方向転換しようとする意欲が湧いてきそうです。またこの関係はMCの社会的立場に向かいますので、この方向転換を自分の目玉として対外的に打ち出していこうという心構えもありそうです。
この天王星に対して、水瓶座土星が90度。
自分の頭で考えている事と、現場での動きが違うというフラストレーションが生じやすいのですが、それを原材料にして、やり方の見直しなど状況改善を前向きに図っていけるでしょう。
焦りから急ぐ必要は無い。
また、MCに対しては射手座の火星が90度。
この火星の熱源は牡羊座のキロンも絡んでいます。
人前に新しいものを提示するという事に対して「早く表に出さないと負けてしまう」という焦りが出やすい時です。
MC乙女座の「しっかりリサーチして充分に考慮してから表に出したい」という気持ちと、火星射手座の「早く、早く、大体でいいから出した方がいいって!負けちゃうよ!(←誰に?)」という気持ちのせめぎ合いになりそうです。
この牡羊座キロンは新月にも影響しており、ただでさえ熱い山羊座新月を刺激しています。
相手はあなたと同じ人間。
新月は2-8ハウスという他者とのエネルギー交換(現実的資産含む)という場所で起こるのですが、相手の心に触れて心で動かしておきながら、大事にしたいのは相手の人的資産という、利益重視になりがちな配置とも読めます。相手に対しても早急な答えと決断を求めやすく、その結果人が離れていくという事にもなりかねません。
「これくらい大丈夫だろう」と思っているのは貴方だけかもしれません。くれぐれも自分のための見切り発車はなさいませんよう。
徹底した改善を施してダメなら次に行く。
そもそも何で「変えたい」と思うのか?という所も見ていきましょう。
これには山羊座金星が深く関わっています。
先月、何かセンセーショナルな出来事があったかもしれません。あなたはそのことにおいて徹底的に打ちのめされ、追い詰められたかもしれません。それがひと段落した今だから気づけることが有るはずです。
「自分の居心地の良さ」は新しく作っていくことではなく、元々ある場所や、あなたの手持ちの関係の中に既にあるようです。今の持ち駒の中には、まだ可能性が眠っているはす。
面倒ごとから手を離すことは簡単です。しかし今一度熟考してみる余地はありそうです。
新月と共にお正月三が日も終わりですね。ちょっぴり寂しい。私は雪かきとポテチに明け暮れている日々です。今も反省している。
それでは良い小正月を!
つちのと