占いのこれから。
おはようございます。
今日も月は牡羊座。
「今日の占い」とは何か。
「今日の占い」ってのは、移動する速度が速い「月」を基準に読みます。しかしその月でさえ二日半ほど同じ星座に滞在するので、文章を作る占い師側は、同じ状況の中で手をかえ品をかえ伝える訳です。
他の天体、、、水星・金星の場合、水星はいつも太陽の周りをクルクルしていて、太陽と水星は同じ星座にいる事が多いです。金星も離れても45度。セクスタイルにすらならない近さです。また火星木星土星は、動く速度が遅いので、星座を移動したり強いアスペクト(天体同士の連携)が出来た時にしか書けない。
このように「まいにちのほしうらない」は、意外と材料が少ないのです。
そんな中で石井ゆかりさんは私が記憶する限りもう20年近く日報・週報・月報・年報を毎日伝え続けておられ、しかもそれが何故か心の琴線に触れることが多い、、、本当に凄いです。占い師としても神ですが、言葉を紡ぐ神とも言えるのでは。ビバ石井ゆかり神!私とそんな年齢変わらないと知って驚きました。どんな子供時代を過ごされてきたのか気になります。自伝も出版してほしい。
「星占いの変化」
最近はホロスコープの知識を持って「星占い」を読む方も多いので、伝える側にも「正しい知識」が求められている時だと思います。そして水瓶座が強くなるこれからは「情報の出所が確かなもの」「その事象を分解しても一つ一つの意味が成り立つもの」など、伝える側の「正確さ」が求められます。
水瓶座は新しいこと大好きのように思われていますが、土星という支配天体がありますので「これまで積み重ねられてきた不変の事実」をとても大事にしますし、それを変えない為の新しい仕組みやルールを、現実に則して作っていこうとします。
現在「ホラリー占星術」が流行してきているのも、不変の事実である古典という歴史に回帰している流れが生まれているからではないかと私は思っています。
この古典西洋占術は「〇〇先生が言った」とか「〇〇流派では~」というようなものではなく、西洋占星術がカルディア人によって作られてきた事実と歴史のもとに「現在も在るもの」です。ここを否定しては西洋占星術は成り立ちません。
「おひつじ座は〇〇!」
「だから〇〇座は~しがち!」
「冥王星は〇〇!」
などなど、イメージだけの言葉メガ煽り運転でやってこられた占星術師さん達が、ここ数年で軒並み淘汰されていますが、それも自然な流れかと思います。山羊座の「儲かればそれが正解になるんじゃ!」の時代はもう終わりです。
「好きなことを仕事に」「自由な暮らし」は風の時代のキャッチフレーズのようですが、これはモロ山羊座の性質です。このフレーズの後に続く言葉は「その為に稼ぐ」ですから。
自由にも夢にも知識が必要な時代。逆に言えば、知識がなければ夢も自由も生み出せないものです。
そしてその知識は個人で包むものではなく、全体と共有してこそ発達していくものです。自分たちがより良い時代を未来のために残していく、という気持ちを求められている時だと思います。
それでは、また~。
エリ