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nikki
なんか見覚えあるなーと思ったら、くるりのアルバムのタイトルじゃないか。懐かしいな。バカだったバカバカな思い出しかない。やす子(当時の愛車の名前)に荷物をつめこんで笑顔で出ていった娘を玄関で見送った父と母は、どういう気持ちで再び家に迎え入れたのだろう。あの頃は相手が悪いと思っていたけど、今は私が全面的に悪いと思う。
カミュのシーシュポスの神話を何かで知って、興味を持ったので文庫本を買ったけど、全然、全然、全然、読めない。わからんちん。哲学とは。て、つ、が、く、と、は、、、それでもまあバカなりに格闘していると時々首を絞められるような文章があったりして面白い。前後の高尚な知識が全く無くて、どっかのオッサンがエッセイ書いてるわくらいで読んでるからそう思えるのかも。『自殺は「生きるに値しない」のではなく「苦労するに値しない」と人生を判断するからだ』確かに。弱い人ではなく強い人から死んでいくのかもしれない。この世に服従しないという強さ。
これから秋まではシーシュポスしかり、大岩を山頂にあげては転がり落ちていく様を繰り返す日々になるのだろうだけど、時折感じる何とも筋道の通らない、そして意味のないこの不条理さこそが自分の幸せなのだろうなあと思う。思いたい。
ギリシャ神話って全然興味なかったけど、救いもえげつも無くて読んでてラクだなーと感じた。読まないけど。
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