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転職へ向けた第一歩のアクション(1000文字)
昨日、愛車を売った。
納車まで半年。首を長くしてようやく手に入れた一台であったが、2年3ヶ月と言う短い期間での手放しは、やはり寂しさが隠せなかった。
退職を決意した私にとって、次の仕事に就くためには「大型二種免許の取得」が得策だと考えた。
と同時に車のローンも軽減させる必要があった。
そこで今回のアクションに踏み切り、何とか資金の捻出に試みたと言う訳だ。
せめて退職金だけでも貰えれば良かったが、制度が変わって60歳まで手にすることができない。
こんなクソみたいな制度のお陰で早期退職を躊躇している人もいるかも知れない。
しかし、私はそれを振り切った。
振り切って自由を手に入れた。
だが、同時に自分の腹を切る必要に迫られた。
私は十分承知していたが、「もしかしたら…」との思いで資産を預けている銀行や会社へ問い合わせをしてみた。
押したり引いたり。そんなことをしてる内に“何かの可能性”が開いて、特例で退社金を貰えるかも知れない…。
そんな期待は泡と消え、現実は冷たい風が吹いた。
結局、背に腹は代えられぬと覚悟を決め、車を売ることにした。
だが、手放す瞬間心は傷んだ。
本当に悲しくて泣きそうだった。
でも、この愛車のお陰で『未来への切符』を手に入れることができた。
大型二種免許に関わる費用も捻出できるようになり、更にローンもペイできる。
喜んでいいのか?悲しんでいいのか?
本当に両方の気持が交差する。
しかし肝心な足がなくなり、その対策をどうするか問題にも頭を悩ます。
取り敢えず持っているロードバイクを整備し直して乗るようにした。
あとは50ccのスクーターかな?
と言うことでバイク屋にも初めて行ってみた。
店員さん曰く。
「50ccでも乗れなくはないが、速度制限や二段階右折が必要で、日常使いではストレスが多く、できれば125ccをオススメする」とのこと。
そんな話を聞いたあと、125ccのバイクを見ると、カッコいいバイクがあるではないか!
こんなので“風を切ったら”きっと楽しいだろうなぁ〜。
図らずもまた新たな趣味が増えそうな予感がして、グッとこらえた。
どうせ大型二種をとるなら一緒に中型二輪を取るのも悪くはない。そんな考えがムクムクと湧いてきた。
さぁ、どうなるのか…。
いよいよ分からなくなってきた感もあるが、退社を決意する前とは比べ物にならない不安もある一方、楽しみのような挑戦できるワクワク感も芽生えている。
兎にも角にも前を向いて歩んでいきたい!