綾部せんしん

23年勤めた電子部品メーカーを退社し、悔いのない人生へ一歩を踏み出した41歳。小学2年と年長、もうすぐ2歳になる三人のパパ。心のひだに引っ掛かった事を綴っていきます。(1000文字を心掛けて)

綾部せんしん

23年勤めた電子部品メーカーを退社し、悔いのない人生へ一歩を踏み出した41歳。小学2年と年長、もうすぐ2歳になる三人のパパ。心のひだに引っ掛かった事を綴っていきます。(1000文字を心掛けて)

最近の記事

美味しい生ビールのヒミツ

生ビールのヒミツを知ってしまった。 キンキンに冷えたあのジョッキに注がれたビールとなめらかでクリーミーな泡。 どれが抜けても生ビールの味が半減しそうだが、唯一これが抜けるとかなり打撃をくらう。それが何なのかを? 僕は知ってしまった。 それはズバリ『ジョッキ』にあった。 それもガラスのジョッキでなきゃダメなことを。 これは僕がある飲食店で体験した新たな気付きであった。 そのお店は経費削減のためか?若しくは従業員の負担減のためか?プラスチック製のジョッキを使っていたのだ。

    • たった2千円の違いで幸福感に違いが

      某イタリア料理店に行ってきました。 チェーン展開するこのお店は、物価高騰の中でもかなりの安さで食事ができます。 メニュー表は500円以内で食べれるものが殆ど。 とっても魅力的な感じですが、行ってみて「僕はもういかなくていい」と思いました。 実は数週間前、妻がどうしても気になっていると言うことで、はじめて来店したのです。 しかし、お店は超満席。しかも入口は入店待ちで溢れていました。 「これはムリだ」と諦め別のところで食事をとることに。 そして昨夜改めてリベンジをしてきまし

      • 今日も最高の一日!

        「今日も最高の一日やね!」 僕はこの言葉を毎朝口にした。 それも飼っていた金魚に向かって。 毎朝起きてすぐに「今日も最高の一日やね!」と声をかけながら餌やりをするのは僕の日課となっていた。 しかし、その金魚が体調を崩して死んでしまった。 きっかけは去年の夏祭り。 うちの子供達は金魚すくいをしたいと言い出したので、仕方なくさせてみることにした。結果は一匹もすくえなかったが、おまけで2匹貰って帰ることができた。 はじめは子供たちも可愛がっていたのだが、だんだん飽きたのか?僕だ

        • 「2023年」最っ高の1年間に感謝!

          「できなかったことはあるけど、やらなかったことはない」 これはピース綾部が書いた著書の結びの一説だ。 大手電機メーカーで電子部品を製造していた私は、これを読んだとき「このまま会社にいていいのか?もっと別の環境に自分を移し新たな挑戦をすべきではないのか?」 と自問自答した。 そんな私に転機が訪れた。 2023年が明けたばかりのある日、私は仕事でミスをした先輩に憤りその人を諌めた。 これが原因で私はパワハラ問題の槍玉にあげられた。 問題は幾日もくすぶり思わぬ第三者まで参戦す

          結局、本質は好きか嫌いかの問題なのでは?

          息子が通う幼稚園。体操を根幹とする教育を行っている。その園に近頃、残念なことが起きた。園と保護者との間で教育方針に相違が生じ、懇談会が設けられたのだ。 聞けば、今年の春から理事長および園長の交代があり、それによる教育方針の転換が図られた様子。だけど、それを保護者が知る由もなかったが、系列園が一同に会して行われた競技大会で、その結果が如実に現れた。体操の教育に重きをおいているだけあって、各園の実力は高かった。だけど、それに比べ、我が園だけは圧倒的に実力不足。完全にアウェー感を感

          結局、本質は好きか嫌いかの問題なのでは?

          子供の念願が叶った日 それは親の念願が叶った日でもあった

          子供の『コワイって思う気持ち』を克服させるのは至難の業だ。 お菓子で釣ろうが、オモチャで釣ろうが、頑として首を縦に降ることはない。 息子は、大の『耳掃除ぎらい』 少しでも耳を触ろうものなら大暴れして逃げていく。 だけど、お陰で耳の中は耳クソで塞がってしまった。 これで耳の病気にならないかと心配する日々。 息子を上手におだてて、耳に綿棒を入れるまでに成功したことも何度かはあった。 でも肝心なボスキャラ(奥の耳クソ)までは到達すら叶わなかった。 もう少しだけど…。 非常に

          子供の念願が叶った日 それは親の念願が叶った日でもあった

          パット明るくなった転職の道

          今年は最悪な年明けだった。 職場にいたテキトーな仕事をするオジサン。 一回りも年上なのに、「できない、知らない」を繰り返す存在だった。 そんなオジサンが年明け早々、ミスをした。 僕は我慢ならず問いただした。 その表現は少し度を越してしまった___。 パワハラ問題 次の勤務でオジサンは休んだ。 「あいつにパワハラを受けたから辞めたい」と上司に懇願したそうだ。 それから数日休んだオジサン。 だけど、オジサンは何食わぬ顔で再び出社した。 事はそれで収まらず、僕は上司に

          パット明るくなった転職の道

          自分に向けて

          仕事を辞める決意をして3ヶ月。 あと2ヶ月もせぬまま退職日を迎える今、その後の生活を考えると途方もない不安が襲ってくる。 もし、生活費を確保できなくなったらどうなるだろう? 妻や3人の子供たちに満足な暮らしを送らせてあげれなくなるのでは…? そんな不安を考えればただ雪だるま式に不安が大きくなるばかり。 今は、あまり考えても”仕方のないこと“と自分に言い聞かせている。 でも不安は不安。 妻にそんな話しをして安堵したい自分の気持ちがあった。 僕は妻に話をしたが、スマホを見な

          自分に向けて

          退職を決意したからこそ出会えた世界

          昨日は大型二種免許の卒業検定があった。 検定前夜は緊張して眠れず、コンディションは少し残念と言ったところ。 それでも入校依頼、1ヶ月半やってきたことを全部出しきろうと”祈るような想い“で挑んだ。 実を言うと僕は、大型二種免許以外にもフォークリフトや普通二輪にも挑戦した。 フォークリフトに関しては課題を正確にクリアすれば問題はなかったが、普通二輪は悪戦苦闘した。 バイクなんて乗った事がなかった僕は、クラッチを離して発進するだけでも「コワイ×2」とビビッた(笑) 40過

          退職を決意したからこそ出会えた世界

          自分と対話を重ねて『自分の正解』をみつける

          23年間、勤めた会社を退職することにした。 退職日は10月中旬。 「えっ?」って驚かれそうだが、私には90日以上も年休が残っていて、それを全て消化しきってからとした。 時間はたっぷりある。 そこで次の転職先で有利にはたらくようにと、大型二種免許の取得にのりだした。 大型二種免許を持っていれば、バスに乗れるしトラックもいける。更にタクシーなども。 転職の保険にもなるし持ってるに越したことはない。 でも退職金も60歳までお預けで、預金もカツカツで貯えなんてろくに無い。 こん

          自分と対話を重ねて『自分の正解』をみつける

          大型二種免許の取得へ向け挑戦を開始

          仕事を辞める決意を固めたのは先月のこと。 それから1ヶ月あまりが経過した。 当初は「お金が尽きるかも知れない」と、ただただ不安と恐怖でブルブルの毎日を過ごした。 なんせ何の準備もせずに“仕事の糸”がプツンと切れたんで大変である。 頼みの綱である退職金は制度が変わって60歳までは受け取れない。 これでどうやって家族を食べさせろというのか。 しかし、それも私の責任。 私は考えに考え、悩みに悩んだ。 幸い年休が90日以上も残っていたので、5ヶ月間はフリーで時間が使える。

          大型二種免許の取得へ向け挑戦を開始

          父の手紙に添えられた『お金』

          朝起きると妻が「パパ、お父さんから手紙が届いてるよ」と言ってきた。 先日、私は父に激しく憤り、怒気を強めた言葉をブツケたばかり。 そんな父からの手紙である。 事の発端は、20年以上京都で暮していた父が、そろそろ田舎に帰りたいと言ったことがはじまり。 私達家族は父の経営する自営業が自己破産したのを機に、家庭内は崩壊。 長い別居生活をしていたのだ。 そんな父も73歳。 やはり身寄りがそばにいて欲しくなったのだろう。 しかし、タクシー運転手で生計を立てていた父。そんなにお

          父の手紙に添えられた『お金』

          何もかも鵜呑みにせず、反芻することは大事(1000文字)

          昨日、お隣さんからキクラゲを頂いた。 お隣さんはキクラゲの詰め放題をしてきたらしく、ご近所さんにも配っていたようだ。 本当にありがたい! 妻が受け取る際、お隣さんは「お店の方から30分ほど茹でて下さいと言われました〜」と言う。 キクラゲ料理なんてしたことがない私達は、「へぇ〜そうなんだ〜」と、信じてしまった。 しばらく経って別のご近所さんが訪問され、 「私も今(キクラゲ)料理してたんだけど、30分も茹でる必要ってあるのかな〜と調べたら“30秒”でイイみたい」と教えに来て

          何もかも鵜呑みにせず、反芻することは大事(1000文字)

          転職へ向けた第一歩のアクション(1000文字)

          昨日、愛車を売った。 納車まで半年。首を長くしてようやく手に入れた一台であったが、2年3ヶ月と言う短い期間での手放しは、やはり寂しさが隠せなかった。 退職を決意した私にとって、次の仕事に就くためには「大型二種免許の取得」が得策だと考えた。 と同時に車のローンも軽減させる必要があった。 そこで今回のアクションに踏み切り、何とか資金の捻出に試みたと言う訳だ。 せめて退職金だけでも貰えれば良かったが、制度が変わって60歳まで手にすることができない。 こんなクソみたいな制度

          転職へ向けた第一歩のアクション(1000文字)

          儲け話に飛びつく父(1200文字)

          あれだけお茶を濁していた父が「田舎に帰る」と言い出した。 それは昨年の暮れのこと。 今から20年前。 私達家族は父の事業が倒産したのを機に家庭内は崩壊していった。 度重なる父と母の口喧嘩。 そして遂に父の暴力が母に殴打を食らわせ、家庭崩壊にトドメを刺した。 それから母と私たち兄弟は、父と別居生活を送ることになるのである。 “過ぎ去る時間の早さ”は凄まじい。 はや20年を経過した間、父は京都へ赴きタクシー運転手として夜の客を相手にした。 母はその間、父との復縁を願って

          儲け話に飛びつく父(1200文字)

          『西野亮廣&鴨頭嘉人講演会in大分』に行って思ったこと(1000文字)

          6月2日__。 この日は「一粒万倍日」と言うそう。 ひと粒の種が万倍にもなると言う意味から、何かを始めたり挑戦するのに相応しい“縁起が良い日”とされている。 そんな良き日に開催されたのが、 『西野亮廣&鴨頭嘉人講演会in大分』であった。 舞台袖から登場したお二人は、 You TubeやVoicy(ボイシー)で話されてるような、ごく自然な感じのフリートークをされた。 1時間半、流れるように話しは展開し、 時には冗談を、時には学びをとお客さんを惹きつけるお姿は本当に感動的だ

          『西野亮廣&鴨頭嘉人講演会in大分』に行って思ったこと(1000文字)