
正しさを問い正しさに従う。センス・マネジメントの池上惇也にインタビュー!
こんにちは! センス・トラスト株式会社です。
私たちは「想像を超える、未来の創造」を理念に掲げ、京阪神・首都圏エリアを中心に不動産の買取再生、不動産開発、ディベロップメント、売買仲介等の事業を展開しています。
そんな私たちの会社の魅力をお伝えする『SENSE TRUST Inside』。今回は、4月15日付でセンス・マネジメントに入社した池上惇也にインタビュー!これまでの経歴やセンス・マネジメント入社の経緯、センス・トラスト代表取締役社長 今中に対する想いなどをざっくばらんに語ってもらいました。
センス・マネジメントが実現する、物件のさらなるバリューアップ
──まずは、センス・トラスト株式会社のグループ会社であるセンス・マネジメント株式会社について教えてください。
センス・マネジメントは、リフォームやリノベーションを主軸に事業展開している会社です。センス・トラストのメイン事業は不動産の買取再販ですが、「物件の購入→バリューアップ→再販」という一連の流れでは特に、物件の付加価値を向上させるリノベーションが欠かせません。そのバリューアップをさらに洗練させ、質を高めるのがセンス・マネジメントの役割です。リノベーションの工事も、これまでは外部の工務店に依頼をしてきましたが、現在は職人さんと直接契約して内製化を図っています。
── なるほど。池上さんは今年4月にセンス・マネジメントに入社されました。この池上さんの起用は会社としてどのような意図があるのでしょうか。
ひと言でいえば、バリューアップの強化ですね。センス・トラストではこれまで、営業担当がリノベーションのプランを考えていました。しかし、長く住宅業界にいた私が入ることで、その経験を活かしてより付加価値を高めて、よりお客様に喜んでいただけるような提案が可能になりました。
各案件の進行管理も今は私のほうで担っているので、営業担当者は営業の仕事だけに集中してもらえるようになったと思います。また、センス・トラストの案件だけではなく、リノベーション、メンテナンスなど個人のお客様の案件を担当することもあります。いずれの場合も大切にしているのは、「圧倒的なリノベーション」。細かな点にも妥協せず、どうしたらより良いものができるのか、実際に現場に出て打ち合わせをします。それは、営業活動をしながらではなかなかできないことなので、私が専任の窓口として入ることが理想的ではないでしょうか。
──メンテナンスにも対応されているんですね。
そうですね。どれだけ見た目が良くても、防水などハード面に問題があれば長くお住まいいただく上で必ず問題が生じてしまいます。あくまでも「人が永く快適に暮らせること」が大切ですので、デザインなどの見た目の部分だけを追い求めるのではなく、性能や機能の部分もしっかり目を配ることが大切です。もちろん、センス・トラストの物件でもメンテナンスを行っています。
お客様と二人三脚で家づくりする仕事に魅力を感じ、大手ハウスメーカーへ新卒で入社
── 池上さんのこれまでのご経歴を、もう少し詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。
大学卒業後、新卒で大手ハウスメーカーに入社しました。もともと、衣食住など生活の基盤となるものの中でも、1日を終えてみんなの心が安らぐ場所である「家」に携わる仕事がしたいと漠然と考えていたんです。
家に関わる仕事にもいろいろありますが、私はお客様と一緒に一から家をつくることに魅力を感じていたので、就職活動ではハウスメーカーを中心にエントリーしました。
── 大手ハウスメーカーに入社しようと思った決め手は何だったのでしょうか。
決め手は業界最大手のひとつであったことと、住宅だけでなく店舗系や商業施設、海外に向けた事業など多角化していること、社内で連携が取れているイメージがあったのが大きかったです。そしてなによりも、その会社が手がけている住宅の性能が平均してバランスがよかったことも決め手でした。より多くのお客様のニーズに応えられると感じたんです。
── 実際に住宅業界に飛び込んでみていかがでしたか。何か印象に残っているお客様とのお取引などはありますか。
当時の住宅業界にはまだまだ昔ながらの風潮が色濃く残っていたので、仕事に厳しい一面もありました。しかし、実際にお客様と直接コミュニケーションをとって、一緒に悩みながら家づくりをして、完成したら一緒に喜んでという瞬間は大きなやりがいを感じましたね。
お客様にとっては一生に一度の買い物ですが、いろいろなお客様との家づくりを通して経験を蓄積することができ、その結果提案力も身につけることができたと思います。
その中でも印象に残っている仕事は、センス・トラストの今中社長の家を建てたことですね。もちろんどのお客様であっても、常に緊張感を持って一生懸命関わらせていただくのですが、今中社長は昔からの知り合いだったということもあって、住宅営業人生の中で、一番思い出深い仕事です。
── その後、グループ会社のリフォーム会社に転籍されたと聞きました。その理由をお聞きしてもよろしいでしょうか。また、実際に働いてみていかがでしたか。
入社して9年半、住宅営業の仕事にはやりがいを感じていたのですが、新築戸建ての先行きを考えた時に、このままでは成長がないと思ったんです。業界的にも少子高齢化などの影響で、新築戸建市場は将来的にも横ばいか落ち込んでいくと言われていました。
その中でより長くお客様に喜んでいただけて、なおかつ自分が今までやってきたことを活かせるのは何かと考えた結果、リフォームという答えに行き着いたのです。全国的にも空き家が問題になっていますし、そうした社会課題に対しても解決の一助となれて、お客様にも喜んでいただける機会が多いのではないかと思いました。
ところが、実際にリフォーム会社に転籍してみると、家の防水や外壁塗装、屋根の葺替えなどのメンテナンスがメインで、私がやりたかったリフォームはそれほど多くなかったんです。もっと自分がやりたいことに注力できる環境があるのではないかと考えるようになりました。
より自分を高められる環境を求め、ファンでもあったセンス・トラストへの転職を決意
── そこからどのような経緯でセンス・マネジメントへ入社することになったのでしょうか。
前述のような流れがあって、もっとリフォームやリノベーションに注力して働ける環境を求めて、独立も視野に入れて考えるようになっていました。ちょうど退職するタイミングで、今中社長と連絡を取って、リフォームで独立することを伝えたところ、「よかったら一緒に仕事をしないか」と声をかけてくれたんです。
もともと不動産と住宅で異なる業界だったので、一緒に働くことはまったく考えてはいなかったのですが、後日改めてお会いし、今中社長から声をかけていただいた瞬間に即決できました。一緒に仕事をしたいと思える人に声をかけていただいたことが素直に嬉しかったですし、センス・トラストのことはnoteの記事やインタビューなども全部チェックするぐらいファンだったんです。とても素敵な会社だなと思っていましたし、同世代が一生懸命頑張って、活躍している姿にどこかで憧れもあったんだと思います。そこに自分が活躍できる場所があるということが、素直に嬉しかったですね。
── 実際にセンス・マネジメントへ入社していかがでしたか。前職との違いや驚いたことなどありましたか。
入社して最初に驚いたのは、社員全員が同じベクトルで仕事をしているということ。組織が大きくなると、いろいろな熱量があって目指す方向もさまざまになりがちです。わずか5人のチームですら同じ方向を向くことは決して簡単なことではありません。私自身はこれまでどちらかというとそのような環境で働いてきたので、センス・トラストに入社後、「こんなにも組織が一致団結できるのか」と心から驚きました。
同じ方向を向いているけれど個性もしっかりあって、一人ひとりがとても楽しそうに働いているんですよね。不動産営業といってもいろいろな分野がありますが、みんなが各々に得意分野を持っていてお互いに補い合っているのも強みだと思います。客観的に見ても、良い会社だなと感じました。
── センス・マネジメント入社にあたって、池上さんに与えられているミッションなどありますか。
今中社長からは、ある程度任せていただいていますが、一点だけ「圧倒的な付加価値をつけるリノベーションをしてほしい」ということは言われています。競合が多数ある中で、「センス・トラストの物件だから、良い。センス・トラストの物件は、特別。」と思っていただけるような、他とは違う「唯一無二」のデザインやリノベーションをしていくことが目標です。
センス・トラストは不動産売買の会社ですが、私はずっといわゆる請負で経験を積んできました。不動産売買がすでに存在するものを取引する業務であるのに対し、請負業務はまだ存在しないものを形にして作り上げていきます。形が無い状態でも選んでいただくためには、真心をもってお客様と向き合い、営業マンとしてはもちろん、人として認めていただくことが大切だと思います。
パナソニック株式会社の創業者である松下幸之助さんの言葉に「正しさを問い正しさに従う」というものがありますが、これは私自身が座右の銘として大切にしている言葉で、「何が正しいのかを常に問い続けて、それに従い、行動する」という姿勢を心がけたいと思います。
自分にしかできない事がきっとある。お客様の期待を超えていきたい。

──色々な「仕事観」を語ってもらいましたが、池上さんのこれまでの社会人生活の中で、人生に大きな影響を与えるような出会いはありましたか。
「この人以外いない!」という人が二人います。
一人は、前職の上司です。私よりもひと回りぐらい年齢が上なんですが、営業のスキルやマインドだけでなく、一人の人間としてのあり方を教えていただきました。新卒で入社したばかりの自分は、正直なところ人に誇れるような人間性ではありませんでした。当時はその方と3日に1回ぐらいは喧嘩していたと思います。しかし、いつでも私の話を聞いてくれるし、何かあった時には一緒に走ってくれるような方でした。「真心を持って周りの人と接する」ということを心がけるようになったのも、その上司の影響です。真心をもってお客様と向き合っていると、お客様の気持ちやお客様の言葉の裏にある想い、質問の意図やなぜその質問をこのタイミングでするのかなど、そのような部分まで想像できるようになりますね。「1出たら10考える」を意識して、お客様が喜んでいただけることを先回りして考えることを、その方から教えてもらいました。営業としての私の人生には欠かせない方です。
そしてもう一人は、今中社長ですね。私たちは同じ歳なので同じタイミングで社会人になっていますが、「同じ歳でここまでできるのか」とちょっとした劣等感を抱いていた時期もあります。もちろん、人一倍周りに見せない努力もしているでしょうし、苦労もあったと思いますが、同じ歳の男として「こうも違うものか」と感じていました。
ある時、私が今中社長に「なんでそんなにできるのか」と質問をしたことがあったんですが、そのとき今中社長は「気持ちだけ」と答えたんです。その言葉にハッとさせられましたね。私は学生時代にスポーツで何かを成し遂げたこともないですし、まったくすごい人間ではありません。でも、今中社長のような人であっても大切なのは「気持ち」なんだなと。それなら自分にもできるのではと、「気持ちだけ」というたった5文字で心が晴れたのを覚えています。今は劣等感というよりも、期待に応えていきたいという気持ちが強いですね。
── 最後に、センス・マネジメントでの今後の目標やチャレンジしてみたいことなどをお聞きしたいです。
センス・トラストが大きく成長していく中で、センス・マネジメントもグループ企業として同じ熱量で、未来に向かって共に挑戦し続けていきたいと思います。住宅業界で経験を積んできた私にしかできないこともあると思っていますし、会社としてもそこに期待をしてくれているので、まずはセンス・トラストの私に対する期待を超えていきたいですね。それが結果的にお客様や世の中の期待を超えることにもつながっていくのではないでしょうか。
また、センス・マネジメントとしては、今はリノベーションをメインにしていますが、センス・トラストのマンションを建ててブランド化する等、センス・トラストと一緒にやっていくことを目下の計画として実現します。
センス・トラストについてもっと知りたい方は、ぜひ公式YouTubeチャンネルもご覧ください!
センス・トラストでは、一緒に夢を追いかけるメンバーを随時募集しています。
新卒・中途問わず、ご興味ある方は以下よりご応募ください。
Instagramも運営中!
ぜひフォローをお願いします!