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2021年8月 今月のピース本
『いのる』
長倉洋海/著 発行 : アリス社
サイズ : 縦26㎝×幅20㎝×厚さ1㎝
世界を旅して
生と死の多くの場に立ち会ってきた
写真家の長倉洋海さんが
世界中で出会った「いのり」
―人は何のためにいのるのだろう
今日も世界各地で、いのりは続いている
人が生きているかぎり
希望を捨てないかぎり
人が人と生きていくかぎり-
これほんと
写真集としてだけでも
すごく良い作品で。
世界各地で
人々がさまざまな形で祈る姿は
そのどれもが
静かで圧倒されるほどに美しい。
そこに重なる深遠なる問いかけの言葉たち。
これは
地球と、そこに生きる人たちをそのまんまに写す
隠れた名作だと思ってる。
きっとそれはこの方が
生きる姿の「奥」にあるものを
いつも感じようと
探しているから。
作品にその気配が乗るんだと思う。
きっと
静かに
奥底で震えるものがあると思います。
2年生のおねぇも好きな本。
頭で理解しようとするより
ただみて感じるだけでいいね。