渋谷ギャル店員ひとりではじめたアフリカボランティア
『渋谷ギャル店員ひとりではじめたアフリカボランティア』
栗山 さやか(著) 発行:金の星社
この本は渋谷109の元ギャル店員で、
今はアフリカで女性と子どもを支援するNPOをしている
栗山さやかさんの本です。
彼女は親友の死をきっかけに
「人生は何のためにあるのだろうか」
と考えはじめ、
バックパックの旅に出ました。
当初は貧困の子どもを助けたい等の
明確な目的は見つかっておらず、
必要なスキル・能力も
備わってはいませんでした。
けれど日本の生活とはかけ離れた海外の現実
貧困や紛争・HIV等の病気で
日々失われていく生命と向き合うことで、
次第に夢が見えてきます。
「せっかく自分は生きていて、時間もある。」
「自分の人生の残されている時間を、
ほんの少しだけでも、
困っている人たちのために
つかうこともいいんじゃないかな。」
そして
諦めてしまいそうになる気持ちを抑えて
コツコツと努力を積み重ね、
NPO「アシャンテママ」を立ち上げました。
私も逆境の悲劇を知るたびに
「自分にはできることがない」
「知ってしまうと、何もできないのが余計に辛い」
と心を背けたくなることがあります。
けれどさやかさんも
特別な才能を自覚していたわけじゃない。
「やる」と決めたから、できている。
ですから私も、
できることをできる範囲で
しっかりやろうと思っています。
小さなことでも
人生の中のほんの少しでも良い。
「こんなこと、やってもやらなくても
変わらなさなさそう」
なんて卑屈にならない。
この本を読むと
一人ひとりにそれぞれ
できることが必ずあると
教えてくれます。
ちっぽけな自分なんて…って
思っちゃう方に、
是非読んで欲しいな。
(私のお仲間さん♡よろしくお願いします笑)
覚悟が決まればできる!!!
そんな気持ちにさせてくれる
勇気をくれた一冊です。
ありす