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寝る・食う・動く 子どもの養生習慣60

『寝る・食う・動く 子どもの養生習慣60』

若林理砂 (著)
発行:大和書房

子どもと暮らしていると、突然の熱や病気やそれ以外でもびっくりするようなことが突然おこったり、なんでかわからないことや相談するほどでもないけれど、これどうなのかな~という“おなやみ”がいつだって出てきます。
その子の本来持ってる性格や気質もあるから、兄弟でも全然違うし。
そんなところに・・・この本。
すごく良い。
東洋医学の考えや自然療法の考え方が好きな方にばっちりだと思います。
もちろん薬も飲むけれど、そこまでじゃないことだったり、もうちょっと暮らしに基づいたおなやみも多いから。
のぼせる・熱がこもる、疲れやすい、乗り物酔いしやすいみたいなことへの対処の仕方や
身体が固い、運動が苦手、気力がわいてこない、初めての場所に不安がある、癇癪をおこす、寝つきがわるい、朝起きれないなどに対する養生のこと。
「かぜ」としてあらわれる不調に効く10の養生も載っています。
いざ何かが起こった時にも助かるし、表立ってはいなくともちらっと“その気があるなぁ”って気に掛けるきっかけになったり、大切な時期の土台の土を一緒に耕すヒントが詰まってます。
季節や天候による影響のことなどもわかりやすくて、子どもだけじゃなくて大人にもいいことがいっぱい。
便利にわかりやすくて、「養生」はじめにもちょうどいい本です。
健やかに朗らかに、にはちょっとしたコツがある。
つまりコツをつかめば誰でもいつでもそう在れる。
きっとそういうことなんだと思います。
この夏もきっと異常な暑さになったり一筋縄ではいかなそう。
健やかに暮らすお守りがわりに、おすすめです。

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