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樟蔭センセーセッション【教育実習生の市村さん】

情報科にも教育実習生が来ました。
これはとても良いこと、嬉しいことです。
本日は「情報デザイン」の授業をしていただきましたが、初授業の感想は?

「緊張」ですね。生徒がこちらを見ていないとは言えども、落ち着いた雰囲気の中で授業を行うことは非常に緊張しました。情報デザインでは生徒の生活においても馴染みある内容が多いと思います。今回の授業で、以前よりも知識が深まっていたら良いなと思います!

今回、私の授業を4回見ていただいてのモノマネでもやってみよう。ということで授業していただきましたが、やりにくかったのではないですか?

初めての授業に向けてたくさん研究させていただいたおかげで、授業の流れを把握できました。ただ、授業作りの際にも川浪先生の流れをイメージして進めていたので、「自己流にできたか」と言われると難しい部分がありますね。

特に、人のスライドを使うのは難しいでしょう?

はい。正直、授業範囲が同じであれば、どのスライドを使用しても自分色に染まった授業ができると考えていたのですが、授業の流れをスライド基準で考えることが難しかったです。

授業は学んで欲しいことに、プラスして、なぜ学んで欲しいかの思いを乗せることができたら、メッセージとなって届くのかな~とこの年になって気づいてきました。今回、伝えにくかった用語など思い当たりますか?

そうですね。興味ある無しに関係なく、意図が伝われば生徒のやる気を引き出せるのかなと思ったりもします。
UGCやインフォグラフィックスのような、普段の生活で聞き慣れない言葉は伝えにくいと感じます。難しい文章にならないようにいかにシンプルに伝えられるのかが重要であるなと思っています。

先生という仕事は、半分くらい演者としての資質も必要だと思います。
時には大きな声を出したり、コソコソ話してみたり、生徒の単調な作業に波を与えることは必要なんだと思います。
私は、自分が立ったり座ったり、画面を切り替えたり、教科書見せたりを切り替えることで緩急をつけようと思っています。

はい。それは川浪先生の授業を見ていてすごく感じます。学年に合わせた演技力や対応力は素晴らしいなと感じております。情報教室で授業を受けると、いかにPCとの睨めっこにならない授業作りができるかというのは重要な課題であると感じています。

市村先生の授業見学ができたおかげで、先生の話を聞きながら、学びのポートフォリオに主体的にメモを取りながらの生徒の活動を、客観的に見ることができました。これ良いと思いませんか?もう少しこうしたらどう?というような学生目線でのアドバイスももらえたら嬉しいです。

実習期間で学びのポートフォリオの存在を知りました。学習の定着や振り返りをポートフォリオに記入し、後から見返すことができることは生徒たちにとって効果的であると思います。自主的にポートフォリオに取り組む生徒もいますが、そうでない生徒もいました。ただ、この取り組みを継続していくことで、生徒自身もポートフォリオの重要性に気づくことができると思います!

おおっと、この調子では最後までいかないかもな~とラスト焦りましたね。
ワークシートの穴埋めは教科書で大半はイケてそうでしたが、いくつか空いたままのものを先生からの説明を聞いてから埋める感じでした。だから、もっとテンポを挙げて穴埋めを進めてもよいかもしれません。

授業のラスト5分~10分くらいの〆って難しいですよね。今日も残った時間の使い方を少し戸惑った風に見えました。私の場合は「さあ、ふり返りしましょう。」で学びのポートフォリオで主体的に学びをまとめることを心がけていますが、なかなかその時間を取れずにギリギリまで授業をしてしまう

来週は「デジタルとアナログ」「進法変換」の授業ですね。
自分が楽しめる授業を心がければ、生徒は楽しくなると思います。
準備が大変ですが、がんばってください。


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