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二番底こねぇしMEGA BIG買えねぇし

東証史上最高の下げ幅を記録し、そのあと東証史上最高の上げ幅を記録するという、血管切れて死にそうな動き方をした日経平均くん。
こうなってくると、次に気になるのは二番底の到来だ。
一回大きく下げてから戻ったあと、再度大きな下げがくる(二番目の底がくる)のまあセオリーというか、よくある値の動き方らしいからね。
「らしい」というのは、経済系の記事や株クラ界隈の書き込みなんかでは、大暴落からこっち、二番底に言及しているものをめちゃくちゃみるけど、私自身は二番底を実際に経験したことがないからだ。

コロナの頃に株式投資を始めた私は、経験した大暴落もコロナショックの一度のみ。
そのときも二番底がくるかもしれないという解説記事が雨後の筍のごとくポコポコ生まれ、大量に出現した二番底が来るぞおじさんが「二番底がくるぞ」と言っていた。

未知のウイルスが出現したことで市場は動揺して大きく値下げしたが、本当の地獄のはじまりはこれから。コロナによる実体経済の痛みがこれから株価に反映されていくから、大暴落後の反発のあと、また株価は暴落する。
……というような言説がネットに出回り、私も「そうなのかー」と納得して株の購入を見送ったのだが、そのあと市場がどう動いたのかはご存じのとおり。
歴史的な金融緩和政策が打ち出され、株価は暴落らしい暴落をせずに上がり続けたのだった。

さて、今回はどうなるだろうか。
いまのところ二番底はきていない。
もしかしたら二番底は来ず、このまま平常運転に戻る可能性もある。
そうなると、私としては困る。
なぜなら最初の大暴落で持ってた株の一部を狼狽売りしてしまったから。
この売りの理由の9割は、まごうことなき狼狽で、「えっえっえっ、ヤバ、ヤバ。早く売らんと」と曇りなき純粋な焦りで持ち株を売った。
だが残りの一割くらいは、「株をキャッシュに変えて、底で買うための資金にしよう」という戦略的な考えも、あるにはあったのだ。ほんとだよ。
だがこのまま二番底が来ないとなると、用意したキャッシュも意味がなくなって、狼狽売りして大損ぶっこいただけの、ただのバカになってしまう。
ちなみに売った株はNISA枠で買ったものだったので、売買損のほか、NISA枠も一緒に失ってます。
あれ……?
これってすでにただのバカじゃね?

マジで私は投資の才能がないし、止めたほうがいいんじゃないか。
宝クジでも買っておいたほうがいいんじゃね?
愚者の税金とか言われてる宝クジでも、私が株式投資をして成功する確率より高いんじゃないのか。

おりしもいま、日本は台風10号が縦断してエラいことになっている。
そんでちょっと話題になっているのがサッカーくじのMEGA BIGだ。
なんで台風が来るとMEGA BIGが話題になるのかというと、サッカーの試合が中止になると、その分は的中扱いになるからだ。
台風の影響で中止になる試合の数が増えて、その分当たりやすくなるということらしい。
くじ対象期間の試合のうち、5試合が中止になるとくじそのものが中止になって払い戻しになるそうなのだが、4試合中止までは続行となり、仮に4試合が中止になると4の4乗である256倍くじに当たりやすくなる。

はえー。そんな、風が吹けば桶屋が儲かるみたいなことあるんだな。
台風が来ればMEGA BIGが熱くなる。
しかも今回(1476回)はキャリーオーバーの額がすごいことになっているので、なお熱いらしい。

……などとMEGA BIGの話題を追いかけていると、なんか自分もすごく買いたくなってきたのだが(単純)、もう1476回の販売は終わっていて、結果が今日でるらしい。
行動が遅いよ行動が!
こういうトロくさいところが最高に私という感じだ。
まあ別にいいけどね。
買ってもどうせ当たらないしさー(←精一杯の負け惜しみ)。

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