胞状奇胎ってなに?

私の治療してる病がどんなものなのか?

少子化の時代、あまり聞きなれないものなので、ご紹介します。

まず、最初の診断名でいうと、胞状奇胎(ほうじょうきたい)。異常妊娠のひとつです。

昔は『ぶどう子』ともよばれ、妊娠した子宮内にぶどうの房のような外観の“つぶつぶ”が多数存在する病気です。 今の日本では、約500妊娠に1回、300分娩に1回の割合で発生するといわれています。本来赤ちゃんや胎盤になるはずの細胞がうまく育たずにブドウの粒のように増えるのです。いくつかパターンがあるけど、私の場合は、何らかの要因で卵子の核がなく、そこに精子が受精して発生。核がないから異常な細胞ですね。
特に40歳を越えるとリスクがあがるらしい、でも20代でなるかたもいるとか。

まあ、この状態なら、妊娠数週から早くに妊婦健診を受けて

早期に発見されたら子宮内容除去してもらえばほぼ完治します。

私の場合は、少し育ててしまったんですねえ。

自覚症状と言われてるのが、

○つわりが重い

○性器出血

○むくみ

○高血圧 など。

感じてたのはつわりくらい。

妊娠したときと同じだから気づかなかった!

確かにつわり重かったけど、、、こんな動くのしんどかったっけ?20代のときとは違うから年のせい?とか思ってた。

そして、一年前のある晩。

気づくとシーツがびしょぬれ。

?????

トイレにいくと、バーっと出血。

。。。。。

事態をのみ込めない。

赤ちゃんは!!!!!!?!?

迷うひまはなく、田舎の峠道を町まで救急車で運んでもらいました。

陣痛らしきものが来てるけど?!なにが起きてるんだ?!

わけがわからないままでしたが、からだが、なにかを出したがっていることだけはわかりました。

医学的な話は難しいので、順を追って詳しく書いていきますね。

ひとまず今日は、このへんで。

胞状奇胎とは、人類のいのちの営みが生まれたときから誰にでも起こりうる妊娠にともなっておこるもの。

いのちの不思議。

この世に生まれでるって奇跡ですね。

言葉にするとうすっぺらいけれど、でも本当に

今あるいのちはすべてが、ただ、そこにあることが、奇跡だと感じています。

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