今に意識を向けて
臨床的絨毛癌2回目の再発ということで
11月半ばからEMACO治療を再開
ICをうけて
HCGの値が感度以下になってから根治療法としてプラス6クールやるという方針
、、、モチベーションが上がらない
HCGの値が感度以下になってから
6クールということは1クール2週間だから
12週+α
最短でも4ヶ月ほどかかるということ
夏に2ヶ月半の治療をしたけれど
その時も治療効果があるように
副作用を極力抑えて心と体のダメージを少なくするために
栄養療法(オーソモレキュラー療法)、漢方、ヨガ、マインドセット、ビオスチーム(温活&菌活) 色々やってきた
夏に再発と言われた時もショックが大きく、さらに強力な抗がん剤治療になることへの恐怖感から生きる気力も失いかけた
そんなことをして体を傷つけたくない
という思いが強かったから
でも親愛なる友達や子どもたちに支えてもらってなんとか
治す治療があることのありがたさを感じ、そしてケアしてくださる先生や看護師さんたち、抗がん剤にも感謝しながら乗り越えてきた
それが再発、そして治療の再開
あの治療が4ヶ月も、、、
やりたくない
正直な気持ち
夏のあの再発を告げられた時の感覚を思い出す
心の整理がつかないまま
不意に思い立ち石垣島へ子ども達を連れて旅に出た
大自然の美しさと温かさに包まれて
そこで気づいたのは
病気があるから死が近いわけではない
健康であってもどんな状況にあっても
人はいつ死ぬかはわからない
ということ
だから今を最幸に生きよう
そう思ったのでした
今は幸せへのプロセスでもあり、幸せな今でもある
そう思うことができて治療を再開する決心がついた
今、治療再開して2ヶ月がたつ
あと3クール 6週間
2021年
年が明けてから 肺にあった赤ちゃん細胞にありがとうと
大切なことをたくさんたくさん気づかせてくれてありがとうと
私はもう大丈夫 だからもういいんだよ
ありがとうと伝えることができた
でもそこから、治療を続けることに嫌気がさし始めた
HCGの数値も感度以下になってるし
自分の中で、もう大丈夫と言えたから
なんの根拠もないのだけど
早く終えたい
焦る気持ち
生き抜いてやりたいことたくさん妄想してワクワクしている自分と
ふと我に帰ると治療している現実とのギャップへの落胆
今ここで治療辞めたらどうなるんだろうか
先を見てしまうと
なんで私だけ
私の何が良くないの
なんて自己嫌悪、自己否定に陥っていて
自分をいじめてる自分に気づく
漢方の先生にふとそんな話をしたら
焦んな って
治す方法があることに感謝してありがたいと思って
一個一個だ
って言ってくださって
夏に感じていた治療に対する溢れる感謝の気持ちを忘れかけていた
でもそんな自分がいてもいいんだ
もう嫌なんだって思う自分も
ありがたいと思っている自分も
焦ってる自分も
みんなみんな抱きしめて
いろんな状況で毎日毎日変化する心と体
変化して揺さぶられてゆらいでいい
揺らぎの中で生きている
ただただ今の時代を生きているだけ
自分の中の常識を手放してもっと軽やかに自由に生きよう
朝起きて久しぶりにヨガと瞑想していたらとっても気持ちが良かった
ヨガは自分に還る場所
私にとって人生を変えてくれたヨガは私の心と体の拠り所、生き方なんだ
そんなことを感じた今朝
瞑想していたら
最近自分を見つめることを避けていたことにも気づく
今ある現実を見て見ぬふりをしようとしていたのかも
そんな今朝たまたま、専門医の先生が病室を訪ねてくださった
あと少しとは思いながら気持ちがついていかない
もう終わりにしたいと泣き言(本音)を伝えると
僕ももうやめてあげたい
プラノバール(HCGの揺らぎを抑えるために飲んでいたホルモン剤)をやめても数値がピクリとも動かないからそれが前回と違うところ
ここでやめたら前のことがあるしやめどころが難しいのがこの治療の難しいところ
だから最初に患者さんとどこまでやるかしっかり話し合うんだよね
心を鬼にして見守ってるよ
と話をしてくださいました
こんな経験できることもあと3回と思ってやろう
そう思い直しました
今に意識を向けよう
ゆっくり呼吸して瞑想して自分をととのえたら
そんな朝からゆるゆるとちょっと違う流れ
状況を変えていくのは自分次第だなあ
朝起きて
今日という日を迎えられたことにありがとう
眠るときにも今日という素晴らしい一日をありがとう
そんな風に過ごしていけることにもありがとう
今日も皆さんにとって最幸でありますように