EMACO終了
9月22日秋分。
最後の抗がん剤投与の日。
ここまで二ヶ月半、突っぱしってきたEMACO。
本当は、21日に投与のはずだったけど、いろんな諸事情で22日に。
一年の半分。節目に終了なんて。
なんてありがたいこと。
お彼岸の中日。おはぎ付きの病院食まで頂いて。
なかなか経験できないこと経験させていただきました。
あー 終わった。
終わったらあっけない。
毎週毎週怒涛のようなスケジュールで先生たちとともに突っ走ってきたから、なんだか拍子抜け感。
いつもはEMAを投与した後に吐き気やだるさが辛くて、
COの後はなんともなくサクッと退院して、家でも元気に過ごしていたのですが。
今回は、CO投与直後から吐き気と倦怠感。
4クール目を終えた後からの指先の痺れが出てきて、良くなったり悪くなったり。
最後の5クール目にして、さらにいろいろ出てきました。
先日の先生との面談で、
治療の効果も高いけど、抗がん剤のリスクも怖いのがEMACOなんだと。
主要な抗がん剤5剤を併用で、しかも休薬期間なく毎週投与するスケジュールで行うものだから。
今は骨髄抑制が見た目は軽度かもしれないけれど、もしかしたら、限界を超えてしまっているかもしれない。その可能性があるのがEMACOなんだと。
その恐ろしさを、重々に分かってみえる先生のもとで治療ができること。
心から感謝するとともに、治療を終えて
とんでもない事をやり遂げたんだと。
改めて思います。
今思うと、よく、やったな、自分。
よく抗がん剤治療やると決めて、毎週毎週やり続けたなと。
抗がん剤に対する偏見や恐怖はもうないけれど、
改めてすごい治療をしたんだなと思います。
自分一人では絶対できていない事で、
いろんなかたがサポートしてくださったから今の私がいるなあと思います。
本当に感謝しかありません。
5クール終えて、指先の痺れや骨髄抑制が今までより強く出てる。
今までなかった症状が出てきた。
体が限界だったという事でしょうか。
先生のご判断は正しかった。(と、言い切るにはまだ早いですが)
体へのリスクを考慮して、治療効果を見て終了の合図を出してくださった事。
感謝しています。
昨日、たまたま腫瘍専門の先生の外来を受けることができて、そこでもEMACOは、通常の抗がん剤治療とは体へのダメージやリスクが全然違うんだという事を、話してくださいました。
そして、治療のスケジュール的に体も心も依存的になりやすいのもEMACOなんだと。私もそれを感じていた(知らない間に心身とも医療依存になるのが怖くもあった。)のですが先生は経験上そのことも分かってみえて、共感できたのがうれしかった。
先生の真剣な表情から、そこで初めて、そんなに体へのダメージのある治療だったんだとわかりました。
それまで、正直あんまり分かってなかったんだな、私。
治療してきて、こんなにブログを綴ってきておいて。ですが。
今になってわかる。
というか、今になって分かったからよかったというか。
やる前からそんなリスクのあるものと分かってたら、とてもできてなかったかもしれないから、こういう私のある意味、直感的で楽観的なところ、自分で好きですね。
実際に今、治療を終えても、骨髄抑制で貧血がひどく、
常に頭の中がフラフラしていて、頭痛もしてる。
なーんにも考えられなくてぼーっとしてます。
まあ、考えるなということなのかな。
ただ、からだを休めろと。
考えすぎてしまう頭だから、頭も休めろと。
体力回復のため運動したくても、貧血があるから、家事をするのがやっとで。
子どもたちと散歩に行きたくても、本当にゆっくりと、少しの距離だけ。
無理しないと決めたので。
ぼちぼちと、日常生活を取り戻していこうとしているところです。
指先の痺れは、消えるかわからない。
リハビリとかできることありますかと聞いてみた。
脳梗塞とかで麻痺が残った場合と同じで、
使わないよりは使った方がいいと。
よかった。
私もなんとなくそれを感じていたので、ウクレレでも弾いてリハビリしようかな。
歌ってひく元気がまだないけれど、指を動かして、この痺れが当たり前であるように、というか、痺れを補うように使ってない体の細胞が目覚めて力を発揮してくれないかなーと期待しつつ、ウクレレリハビリしよう〜
リハビリというよりは、何よりの楽しみに☆
少しずつよくなるよ。
先生の言葉があったかくて嬉しかった〜。
まだこの先厳重フォローはしばらく必要なのですが。
ひとまず、治療は終了です!
温かく見守ってくださった皆様のお陰さまです。
心から感謝しています。
ありがとうございました!
引き続き、ブログはぼちぼちと続けますので
気長にお付き合い、よろしくお願いします。
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