毒物劇物取扱者試験合格体験記
こんにちはー、とんびの嗅覚です🦅
今回は去年の12月に受けた毒物劇物取扱者試験に合格したので合格体験記を書いてみます。
1.はじめに
2024年12月に受けた、毒物劇物取扱者試験に2週間弱で合格したので、合格体験記を書いてみました。
※私の仕事はSEですので毒物劇物は全く触れることはありません💀
2.受験の動機
危険物取扱者の丙種と乙種全類を取った後、フルビットを目指して甲種を受けようと思っていたのですが、もじもじして動けないままになってました🗿
そうこうしているうちに1年以上が経過し、昨年の秋の情報処理技術者試験が終わった時、たまたま毒物劇物取扱者試験の申し込みが始まっていることを確認。
それまで知らなかったのが、年に一度しか受けるチャンスがないということ。(他府県に遠征すればいいのですが)
…これは、受けなあかん。(なんでそうなる⁉️)
と、安直に思って申し込みました。
(しかし、毒物劇物取扱者の前にはなんとしても合格したい工事担任者試験が入っていたので、あまり勉強時間が取れない状態に・・・)
3.試験概要
3.1 毒物劇物取扱者とは
毒物劇物取扱者とは・・・
毒物及び劇物取締法(昭和25年法律第303号)の定めに基づき、毒物や劇物の輸入、製造・販売などを行う企業内でそれらによる保健衛生上の危害の防止に当たる責任者です。
塗料、染料、農薬などの製造業者や、輸入・販売業者、薬局、メッキ工場、ホームセンターでの業務などが活かせる業種です。
私は対象外ですが、薬剤師さんや厚生労働省令で定める学校で、応用化学に関する学科を修了した方については毒物劇物取扱責任者の資格があるそうです。(試験を受けなくてOK)
3.2 合格基準
合格基準は下記のとおりです。
総出題数に対する正答率が60%以上、かつ、試験科目ごとの正答率がおのおの30%以上の正答率のときに合格とする。※関西広域連合の場合
【試験科目】
①毒物及び劇物に関する法規
②基礎化学
③毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法・実地試験
4.試験対策
4.1 概要
まずは、例の如く試験の研究。
非常に大事なのは、この試験、受ける地域で傾向が違うということ。
科目ごとの足切りの有無など、割と違います。受ける地域の傾向を押さえたうえで過去問対策するのが重要そうでした。
上記のことから、私は自分が受けた関西広域連合の対策を書いていきます。
4.2 戦術
全体をつかむため、まずは1年分過去問を解いてみました。
もちろんぼろぼろなのですが、①の法規はきっと過去問の使い回しが多そう、②の基礎化学は高校の化学が理解できていれば大丈夫そう、③はいろんな人がブログでも指摘されているように結構ハードな暗記が求められる、と感じました。
そこで、試験までの日数も限られていることから、下記のように戦術をたてました。
①毒物及び劇物に関する法規
過去問を繰り返し、よく聞かれるポイントを押さえ、75%以上を狙う。
(過去問を解いていくとある程度見えてきます)
②基礎化学
高校化学がメイン(当時は得意科目)だったのでできる限り取りこぼさない。
③毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法・実地試験
重要な論点を押さえて、過去問と同じような問題が出た時には間違えないようにする。そんな覚えられない(放棄)
4.3 勉強法
技術評論社のテキストと、公論出版の過去問題集で対応しました。
過去問を5年分解きました。公論出版の過去問は3年分しかないので、4年前・5年前分自分で解いた後、不明なところを技術評論社のテキストで振り返りました。問題量が足りない気がしたので、設問の間違いの選択肢についても調べるようにしました。どういう引掛けを作問者が考えているのか思いを巡らすのも一つ勉強になります。
あと、通勤電車の中ではムクトさんのYouTubeの動画を見てました。
スキマ時間に有効です。
5.結果
思ったより「毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法・実地試験」が覚えられず、不安を抱えつつテストに臨みましたが、なんとか合格できました。
各科目の点数は下記の通り
①毒物及び劇物に関する法規
13/20 65% あれれぇ…おかしいぞ🕵️
②基礎化学
13/15 87% 狙い通り🎯
③毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法・実地試験
7/15 47% もう少し…いけたでしょ😭
計 33/50 66% 割とギリ・・・
6.おわりに
聞いたことのない物質が多く、危険物取扱者よりは明らかに難しかったです。ただ、今回は法規と基礎化学で貯金を生み出す作戦でなんとかなりました。正面突破してたら間違いなく落ちていたでしょう…
合格証は追って届くようです。
カード型だったら嬉しいのですが
紙、らしいですね。残念 ❗️❗️❗️❗️