「カウンセラー」っていいよね。
初めまして!
つぼです。
noteを書かねば、書かねば…と思って早2か月(怖)
私がカウンセラーとして考えていることを少し書いてみます!
「先生」は自分と別の生き物だと思っていた小学生の頃の私
先生って、いつも正しい判断をするし、
贔屓もしないし、
子どもよりもなんでも知ってて頭が良くて、皆のことを見ているし、
先生って、大人って、偉い人なんだ!
私が及ばない別世界の生き物だ!
が、先生を始めとする大人に対するイメージ。
そんな先生に褒められることこそが小学生の頃の私の一番嬉しいことでした。自分が到底及ばないすごい人に認められる、私すごい!みたいな感じ。
いや、高校生の頃くらいまでそうかも。
"完璧"な先生と対照的に、私はいつも"子ども"。
何をどう頑張ったってうまくいかなかったり、悔しかったり、
間違えたり。
全然うまくいかなくて、そんな姿を私の中で絶対的に"正しい"存在だった先生、という大人に見られることが怖くて、いつも褒められる範囲内にいることに細心の注意を払っていました。
だんだん自分も歳を重ね、一応成人を迎え、法律上は先生と同じ「大人」になってしまいました。
気づいたことは、
先生も大人も絶対に正解を導く人だったわけではなくて、私にはそう見えていた、ということ。感情を持つ、同じ人間でした。
自分のやりたいことを「うまくできないから。褒められないから。怒られるから。」そんな他者評価を恐れてなかなか挑戦しようとしなかったこと。大人から認められることに捉われまくってました。
別に誰から「先生は、大人は、絶対に正しいんだよ!」「うまくできないと怒られるんだよ!」と教えてもらったことはありません。
何を持って"大人"なのか、"正解"なのか。
わからないまま、私の中で「大人絶対説」が根付いていて、それは自分の思い込みだったんだ、と気づけたとき、ちょっと自由になった気がしました。
褒められなくても、私が「嬉しい!」と感じることはいっぱいあったし、誰の評価が基になっていなくても、自分でやりたいことをやっていいんだ!と、最近思えてきています。
Sense of Natureの気に入っているところ!
上記の背景を持っているのが私なんですが、Sense of Natureの好きなところの一つは、私たちスタッフを「カウンセラー」と呼ぶこと。
子どもに何かを教えるわけでも、学校でもないので、絶対に「先生」とは呼びません。
私は結構これに救われています。
私たちは別に子どもを評価しない。
やりたいことを引き出したい。
カウンセラーもみんなと同じで毎日悩んでるし、正解なんてないと分かっていてももがいているし、「ちゃんとしなよ!」と言われるくらいにはテキトーな部分もある。
目の前の自然にワクワクが止まらなくなって駆け出すこともあるし、気づいたらニコニコしてることもある。
カウンセラーを通して、
「こんな大人もいるし、このキャンプでは自分のやりたいことやってみよっか!」
って他者評価を脇に置いて行動できるキャンプでの安心の土台を提供できたら。
「いつも接してる"大人"も、実は自分たちと変わらずに悩んでて、感情を持ってるんだな」
って日常生活の気づきに少しでもなってくれたら。
ほんとにすこーしでいいんだけど、ここに来てくれる子どもの毎日が楽しくなったらいいなーと。
カウンセラーとして思っております。
読んでくれてありがとうございました!
キャンプでお会いできることを楽しみにしています!