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7/1,000冊目 熟読したのがツラかった!→『Steve Jobs: The Exclusive Biography 』 Walter Isaacson(著)

読んだ1,000冊

読んだ1,000冊の本を紹介していきます。



『Steve Jobs: The Exclusive Biography 』 Walter Isaacson(著)

日本語版の装丁が嫌いだったから、そして上下巻に分かれているのは面倒だったから、という理由で英語版を読んだんですが、しっかり読んだので大変でした。「不機嫌」という様々な英単語を覚える結果にもなりました。

多くの方が尊敬し、参考にし、追従したいと願うカリスマですが、「よく許可したなぁ」と思うくらい赤裸々で、スティーブ・ジョブズという方のどうしようもない性格の悪さが克明に描かれていました。ジョブスを題材にした映画のなかでウォズニアックが、「人間はバイナリじゃないぞ。才能と良識は同居可能なんだぞ」とスティーブ・ジョブズに言うシーンがあった気がします。

彼の死後、ジョブスの長女が、出版した本のなかでジョブスを批判していますが、さもありなんです。

カリスマでも何でも良いですが、明暗の両方を見たほうが良いなぁと実感したバイオグラフィーでした。

しかしジョブスの娘のリサ氏は、この自伝の著者Isaacsonを信用していないと言っている

NYタイムズのインタビューでスティーブジョブスの娘、リサ氏は、この自伝の著者、ウォルター氏を信用していないし、この著書も読んでいないと述べていました。



この本から得たもの

  1. 分厚い英語の本を読み終えた達成感

  2. 才能と気質は別者

  3. 逆に言えば、ベネフィットを提供していれば、人間として大いに問題があっても受け入れられ得る

  4. 「不機嫌」という英語のボキャブラリー(だいぶ忘れた気もする)


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