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嫉妬するより嫉妬される人になれ

「出る杭は打たれる」

世の中には、優れている人を一方的に嫉妬して排除しようとする醜い人がいる。

私は中学時代、女友達に嫉妬されて何度もいじめられた。

なぜ、優れているのは良いことなのに不利益を被らなければならないのか。
嫉妬される人は優れているのだから、むしろ誇ってほしい。

嫉妬するより嫉妬される人になれ。

人生は、嫉妬される人が主役だから。

■嫉妬されいじめられた中学時代

私は中学時代、2度いじめを経験した。
どちらも嫉妬によるいじめだと本人から聞いた。

①中学1年生

中学に入学したばかりの時、最初に仲良くしたグループでハブられるようになり、最終的にクラスメートにも無視されるようになった。

その頃の私は

・彼氏がいるがモテていた
・体育祭のリレーの選手に選ばれる
・体育祭の応援団員になる
・最初の定期テストで学年一位をとる

などなど、いろいろ目立っていた。

たしかに、その頃の私は全てが上手くいっていたから調子に乗っていたのかもしれない。

「あいつ調子に乗ってるよね」

仲良くしていたグループのリーダー格の子がそう言ったらしい。
ある日から、挨拶しても無視されるようになった。

そのグループはクラスの中心的存在だったから、その雰囲気はクラス中に伝わって、みんな私を無視するようになった。

昼休みは教室で1人残り、暗い顔で本を読んだ。

廊下から聞こえる笑い声が、孤独な私を笑っているように感じた。たぶん被害妄想なのだけど。

明るく社交的だった私だったが、そのいじめをきっかけに、人間不信になり、暗い人間に変わっていった。

環境でいくらでも人間の性格は変わる。良い方向にも、悪い方向にも。

私は一時、不登校になり、最終的に転校した。

②中学2年生

仲良くしていた友達から突然無視されるようになった。

どうしてか、と本人に聞いたところ、

・友達は落選したが、私は生徒会役員に選ばれたのが悔しかった
・一緒にいると比べて劣等感を感じるから

と言われた。

また嫉妬で排除された。

■学校は狭い世界だ

嫉妬でいじめられた頃の私は、学校が全てだったから、本当に傷つき、広い視野を持てなかった。

だから、「嫉妬する」より「嫉妬される」ことの素晴らしさに気づいていなかった。

嫉妬するより嫉妬されるほうが何倍もいいに決まっている。例えそれでいじめられても。

私は中学1年生でのいじめには耐えきれず、転校という選択肢をとったが、今考えてみると、弱かったな、と思う。

私は何も悪くなかった。ただ嫉妬されただけだった。私の方がずっとずっと「主役」だった。

だから、嫉妬されていじめられたり排除されている人がいたら、伝えたい。

あなたが逃げる必要はない。
むしろ嫉妬されることを誇ってほしい。

他人と比較して勝手に劣等感を感じて、嫉妬して、その苛立ちを解消するために、相手を貶めるなんてことをしている人の方が負けだ。

嫉妬するより嫉妬される人であってほしい。

嫉妬されるあなたはずっとずっと主役です。

#いじめ #嫉妬 #劣等感

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