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『心の弱い人が占いを利用する』とは限らない!

今回は、『心の弱い人が占いを利用するとは限らない』という内容につきまして、占い師の観点から思うところをお話させて頂きます。

上記のYouTube動画でもお話させて頂きましたので、よろしければそちらもご覧頂けますと大変有難いです。

なぜこのお話をしたかったと言うと、世の中には「占いは心の弱い人が利用するものだ」という大きな誤解をしている人たちが多いように見受けられるからです。

特に「努力をすれば人生何とでもなる!」という努力信者の人たちほど、このように占いを強く否定し、「占いは心の弱い人たちが利用するものだ」と決め付けたような発言をしているように見受けられますが、政治家や経営者、医師や資産家など、一般的に成功者と言われる人たちが占いを利用している事は良くある話ですし、世界各国でもかつて王家や貴族の人たちが占いを利用していた歴史もしっかりと残されているのです。

確かにここ最近は、占いもカウンセリング的な要素を含むようになってきましたので、「相談者の方の心に寄り添う」という一面も、占い師に求められる能力の一つだ考えられます。

しかし、そもそも占いがカウンセリング的な要素を含むようになってきたのはここ最近の傾向であり、元々は「良い時期に良い場所へ移動する」「自分の能力を活かせる職業や環境を選ぶ」「自分に合った人と結婚する」「生まれてくる子供に良い名前を付ける」といったように、自身や家族が人生の様々な局面を迎える上で、事前に凶を避けて吉を呼ぶための対策を知るために占いを利用する人が多かったのではないでしょうか。

特に占いが盛んな国である台湾のお金持ちの人たちは、実際に凶を避けて吉を呼ぶために占いを利用しているケースが多いという話もよく聞きます。

昔から『運も実力のうち』という諺(ことわざ)がある通り、やはり吉運を呼び込む事も成功するための一つの秘訣だと思いますので、努力だけで何もかも解決できる訳ではないと思います。

ですので、決して「心の弱い人たちが占いを利用するとは限らない」という事を、まずは占い師としてお伝えしておきたいと思います。

ただ、実際に心の弱っている人が占いに依存しているケースがあるのも事実で、それはそれで占い業界全体の問題として考えなければいけない事だと思っております。

しかしこれは占いに限らず、心が弱っている人というのは、何かに依存しやすい傾向があるため、そこは注意しなければいけない点だと言えるでしょう。

以前の記事でもお伝えしましたが、占いは依存するものではなくて活用するものです!

もし心の弱っている人が占いを利用される場合、あくまで一時的な心の拠り所として、「自分の気持ちを整理し、自分自身としっかり向き合った上で、新たな一歩を踏み出すきっかけ」として活用して頂きたいと思っております。

それによって、占いに依存する可能性はかなり低くなると言えるでしょう。

その上で、もし占いを気に入って頂けたのであれば、今度は凶を避けて吉を呼ぶという本来の占いの目的として、人生の転機の際や、定期的に運気の流れを知る際などに、再び占いを利用して頂くのがよろしいかと思います。

最後までお読み頂きまして、どうもありがとうございました!

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