線路と街gallery #002 - hr - haruka iwasaki
下北沢は、いろんな顔を持っている。みんなが思う、下北沢ってこれだよね!も、実際は結構バラバラなんじゃないかって思う。
誰かの目を通して、下北沢の街を見ることができたら、また新しい、この街の魅力を知ることができるかも。
ということで、イラストレーター/クリエイターのみなさんに下北沢を描いていただくこの連載。
連載第2回目は、イラストレーターの hr さんによる作品です。
hr さんに聞きました
Q1. 「下北沢を描いて」と言われた時に最初に思い浮かんだ下北沢のイメージはどんなものでしたか?
ー 特定のカルチャーに興味を持つ人が集まる場所。
古着屋、ライブハウス、劇場などが並ぶ街なだけあって、
クリエイティブなことや、自己表現が好きな人々が自然と集まっているようなイメージを持っています。
Q2.今回描いていただいたイラストについて教えてください。
ー 夕暮れ時の、劇場「ザ・スズナリ」を描きました。
下北沢は、日本のレトロな情緒のある建物が多く残っている印象で、
そういったレトロさにすごく惹かれる部分があって。スズナリは自分が持つそんな下北沢へのイメージを象徴した建物でした。
そこに来る人たちもまた、そんな雰囲気が心から好きで集まっているんだろうなあと、、
みんなが好きな場所、好きな格好で、好きな時間をゆっくり過ごしている。そんなイメージを持って描きました。
Q3. hr さんの最近のお仕事、告知などがあれば教えてください。
ー ファッション、音楽など自分の好きなものや、人の何気ないシーンを切り取って、自分なりのカラーフィルターに通して、イラストにしています。
グッズの製作や展示など、今後もっと活動の幅を広げられるよう検討中です!
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hr(ハル)
1997年生まれ、大阪在住のイラストレーター。独特のタッチとカラーリングで、人、音、食、服など、自身の興味分野を中心に、生活の中の何気ないシーンを登場人物の息遣いごと切り取る。https://www.instagram.com/harukaiwsk/
編集/散歩社