プチDAYS 「REMEMBER HOMEROOM!」
N Y日曜の朝だ。
いつもと同じ、4時頃起きてぴのおしっこうんこをさせて、その後二人とも2度寝をして、光がブラインドに差し込む7時過ぎ、目を覚ます。
「パパ、そろそろだね」
「そうだよ」
かちゃかちゃ食器の音を立てると既に足元で濡れた鼻をふくらはぎにツンツンするぴがいる。
「さあ、どうぞ」
とご飯をあげる。
全部の窓のブラインドを開け朝の光を部屋に入れコーヒーのお湯を沸かす。
チャーチに行く装いのアフリカ系のおばちゃんたちがピンクや紫のローブを着て窓の外を行く。ピアノの練習中の音楽室から見えてた街路樹の葉っぱはほぼ全て落ちて、風に飛ばされ枝に引っ掛かったゴミ袋だけが揺れている。
「今週は雪が降るよ」
そんな会話をあちこちで聞くとドキドキする。
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